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マダニの危険性は?噛まれた時の症状は?SFTSとは?対策は?

投稿日:2017年10月15日 更新日:

マダニに噛まれて命に関わる重大な状況になったという事故が報道されましたが、どのような状況であるのかイメージできるでしょうか?そもそもマダニの大きさ・形・色でさえすぐにイメージできる方も少ないでしょう。

しかし、噛まれたら重大な状況になる可能性があるのであれば、ある程度の知識を持っておくべきでしょう。以下にマダニについて紹介します。

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マダニの危険性は?噛まれた時の症状は?SFTSとは?

マダニは上の写真のような形をした数ミリ程度の大きさの節足動物です。難しい生物としての分類は置いておきますが、日本では47種のマダニが生息していることが分かっています。そのため、上の写真とは色がかなり異なるものいることは知っておいた方が良いでしょう。

マダニは人間や動物の血液を吸います。その方法は蚊が人間の血液を吸う方法と異なっています。蚊は血を吸うために針状の器官を刺しますが、マダニは鋏のような口で噛みつき、さらにギザギザの歯を刺し入れて血を吸います。

このように書くと、「マダニに噛まれると痛そう」と思うかもしれませんが、非常に小さいため、噛み付かれても痛くも痒くもありません。そのため噛まれているのに気がつかないことが多いようです。また噛み付いた後にセメントのような物質を出して強固に固着しますので、長時間血を吸い続けます。10日間以上も血を吸い続けた事例も報告されています。

恐ろしいのはマダニが媒介する感染症です。それらは、日本紅斑熱、Q熱、ライム病、回帰熱、ダニ媒介性脳炎、重症熱性血小板減少症候群(通称:SFTS)などが知られています。

その中でも重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、2013年以降に日本で感染の報告が相次いでおり、全国では23府県で299例(うち60例で死亡)の症例が確認されています(平成29年8月30日現在)。感染は西日本に多いことも特徴です。

マダニに噛まれて重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染すると、潜伏期間6日-14日を経て、38度以上の発熱や消化器系への症状が発生します。重篤化すると死亡する場合があり、致死率は10-30%であると考えられています。非常に恐ろしい感染症です。

マダニの生息地は?噛まれたらどうする?

マダニは、鹿や猪、ウサギなどの野生動物が出没する環境に多く生息しています。また民家の近くの山林、畑、あぜ道などにも生息しています。このような場所に行った時は、帰宅時に上着や作業着にマダニが付着していないか注意し、家の中にマダニを入れないようにしましょう。万が一マダニが衣服についていたら、ガムテープで貼り付けて取り除くと効果的です。直接素手で触らないようにしましょう。

さらにシャワーや入浴時にマダニが身体に噛み付いていないかチェックしましょう。マダニが噛み付いているのが見つかった場合は、無理に取り除こうとせずに、皮膚科等の医療機関で適切な処置を受けるようにしましょう。無理に取り除こうとすると、マダニの消化管内容の逆流により感染リスクが高まったり、体内にマダニの頭部が残って化膿することがあり、危険です。

マダニに噛まれたら2週間程度の期間は体調の変化に気をつける必要があります。発熱等の症状が見られたら医療機関で診察を受けましょう。


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マダニの対策 服装

マダニの生息する草木の多い場所に行く時には、肌を露出させないように長袖・長ズボン、手袋を着用しましょう。ズボンの裾は靴下の中に入れるか、長靴の中に裾を入れるなどして、マダニが侵入しにくくなるようにガードしましょう。袖についても手袋の中に入れることが大切です。首にはタオルを巻くかハイネックのシャツを着用しましょう。

また最近はマダニに効果がある虫除けスプレーが市販されていますので、これらを利用しましょう。しかし、虫除けスプレーを使えば100%の確率でマダニを避けられるというものではありませんので、上記の服装による防御などと併用しましょう。

草むらに腰掛けたり、脱いだ衣類をそのまま草むらに置いたりすることも危険です。衣類を置いた場合は、衣類にマダニが付着していないかよく確認しましょう。

まとめ

ここで紹介したマダニは、家庭内にいるダニとは種類が異なります。マダニが媒介する感染症は恐ろしいので、野生動物のいる山林などに行く時は十分に注意しましょう。

危険な生物についてはこちらの記事「危険な生物のことが分かるまとめ」をご覧ください。

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