ネクタイの色・柄の意味と選び方！デザインの種類は？安く買うには？

男性で社会人になると仕事の時にスーツを着る人が多いです。そんな時にどんなネクタイを選んで使っていますか？

他の人の着けているネクタイを見て「良いなあ！」と思ったり、「何でそんな変なネクタイを選ぶんだ？」と思ったりしたことはないでしょうか？

そのためにも、いくつかのネクタイを用意しておいて、状況によって使い分けたいですね。安く買うにはやはりインターネットを活用したいです！

失敗しないネクタイの選び方について紹介します。

ネクタイのデザインの意味と選び方

仕事でネクタイを着用する時は、単純に自分の好みということだけでなく、他人から見られているということを考えなければなりません。講演やプレゼンテーションの時だけでなく、相手がいる場合は常にファッションは何らかのメッセージを相手に伝えるツールになります。

日本人の場合、スーツの色は濃紺、グレー、黒などの暗めの色を選ぶことが多く、ワイシャツも白が多いので、ネクタイで差別化することがほとんどです。つまり、それだけネクタイの役割が重要になります。

どんなデザインのネクタイを選ぶのが正解かということは、自分がどんなメッセージを相手に伝えたいかということによります。これが基本的な考え方です。

ネクタイのデザインと言っても、通常はネクタイに文字が書かれているわけではありませんので、色・柄を見た時に多くの人がどのように感じるかということがポイントです。

それでは具体的に見てみましょう。

ネクタイの色の意味

色に関しては、あまり個人的な特別なイメージではなく、多くの人がその色を見てどのように感じるかということが大切なことから、一般的な色のイメージを理解しましょう。

一般的には色とイメージは以下のようになるでしょう。

青：　誠実、信頼
赤：　情熱、決意
緑：　癒し、自然
黄：　元気、幸福
銀：　上品、高級
金：　豪華、成功

この色のイメージは、国や文化によって異なる場合があることには注意を要します。しかし、日本と米国などではかなり共通しているようです。

一番分かりやすいのは、米国の大統領のネクタイです。ほとんどの場合、青か赤です。「誠実・信頼」を伝えたい時には青を、「情熱・決意」を伝えたい時は赤を選ぶことが多いです。

ネクタイの柄の意味

次に柄ですが、自社のロゴなどをネクタイのデザインに使う場合は別として、通常の場合は色のメッセージがしっかり伝わるように、無地のソリッドタイとレジメンタル（ストライプ）タイ、ドット柄タイがおすすめです。

無地（ソリッドタイ）

無地のソリッドタイといっても、織り柄は入っていることがほとんどです。前述の米国大統領が着用しているのもほとんどが青か赤の織り柄のソリッドタイです。

レジメンタル（ストライプ）

レジメンタル（ストライプ）タイは、日本では人気があり、多くの人が選んでいます。この場合もどのような色のストライプを選ぶかでメッセージを込めることができるでしょう。

しかし、一つだけ注意すべき点があります。それは欧米ではレジメンタル（ストライプ）タイは、ある団体等に所属していることを意味する場合があるということです。

例えば、米国のアイビーリーグではそれぞれの大学ごとにレジメンタルタイのデザインが決まっています。ある大学のレジメンタルタイを知らないで着用していると、その大学の卒業生と勘違いされます。またその大学の卒業生であることをアピールしていると受け止められるでしょう。

日本でも早稲田・慶応はそれぞれのレジメンタルタイがありますので、さすがにそれと同じデザインのものを着用すると同じようなメッセージを伝えることになってしまいます。

したがって、欧米では特定の団体を象徴するレジメンタルタイをするのは避けた方が無難でしょう。日本で欧米人とやりとりする時も同様です。

ドット（水玉）

ドット柄タイは、大きなドットから小さなドットまで、パターンの大きさはバリエーションがあります。細かなドットパターンで密なものは、一見織り柄のソリッドタイのようにも見えてビジネスシーンにはよく似合います。もっとパターンの密度が低いもので小さめのドットパターンのものも多くの人に好まれます。

大きなドットパターンのものは注意した方が良いのは、あまり軽い印象にならないようにすることです。もちろん職種にもよりますので、あえて軽いポップな印象を与えたい時はその限りではありません。

またドットのパターンそのものがある絵柄になっている時は、何の絵柄で、その絵柄で何を伝えたいのかをよく考える必要があります。通常のビジネスシーンでは、絵柄のパターンは避けた方が無難です。

ネクタイのデザインが意味不明？

上で述べてきましたように、ネクタイの色と柄には自分のメッセージを込めるのが良いでしょう。そのことを考えれば、避けたいネクタイのデザインは、「意味不明」なものです。

自分とあまり関係のないマークなどがプリントされているネクタイ

自社のロゴマークなどが入っているネクタイは除いて、何だかよくわからないマークなどがプリントされているネクタイを使用している人を案外見かけます。どのようなメッセージを相手に伝えたいのか理解できないことが多いですね。

複雑な模様が描かれているネクタイ

ペイズリーなどの複雑な模様が描かれているネクタイを着用している人も少なくないです。デザインがうるさすぎると美しく見えませんし、そもそも色使いが美しくないと不気味です。一目見て何の模様かわからないようなデザインは避けた方が良いでしょう。

着用するネクタイの他に、ワイシャツの下に何を着るのかも考えておきたいポイントです。こちらの記事をご覧ください。

ネクタイを安く買う方法

近所に紳士服量販店などがある場合は、比較的安いネクタイを買うことができます。しかし、近所にそのようなお店が無ければ、インターネットショップの利用が便利です！

ネクタイを消耗品と考えれば、ある程度安いものを数本揃えておくと良いでしょう。

仕事やパーティなどで、ある程度ドレスアップするような状況では、ブランド物のネクタイを使いたくなることもあります。

ブランドのお店が近所に無い場合も少なくはないですね。特にブランド物のネクタイを安く買えるチャンスも少ないですね。

まとめ

ネクタイはビジネスマンにとっては重要なアイテムです。自分のイメージを相手に上手く伝えられるように選びましょう。