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車のドライブレコーダーの選び方 画質・画角 LED信号対応

投稿日:2017年10月29日 更新日:

交通事故による痛ましい被害がテレビなどで報道される度に、被害の深刻さに比べて加害者への処罰が軽すぎるような印象を受けるのはおそらく私だけではないでしょう。事故の事情聴取などでは、多くの人間が自分に有利になるように証言します。事故は一瞬の出来事でもありますので、意図的に自分に有利になるように証言することもあれば、そのように思い込んでしまって証言することもあるでしょう。

交通事故の衝撃は凄まじく、脳震盪を起こしたり、記憶が飛んでしまうこともあり得ます。最も悲惨な事例は被害者が命を失ってしまうこと。「死人に口なし」の言葉通り、加害者がどのような主張をしようと被害者は何も言い返すことができません。

そんな時でもドライブレコーダーの記録があれば、自分の身の潔白を証明してくれることがあります。先日の東名高速の悲惨な事故でも、その時間帯に現場を通った他の車のドライブレーコーダーまで調べられて、事故・事件の真相解明に大きく貢献しました。

多くの車がドライブレコーダーを搭載するようになれば、自分自身の事故だけでなく、他の車の事故まで記録する可能性が高くなります。1人でも多くの人がドライブレコーダーを搭載し、事故の真相解明ができればと願います。

そんなドライブレコーダーの選び方を紹介します。

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ドライブレコーダーの選び方:高画質&HDR

ドライブレコーダーは基本的には画像を記録するものですので、画質が命です。画質を決める要素はいくつかありますが、第一に重要なのが解像度(精細度)です。最近はフルハイビジョン(FULL HD)がスタンダードになったようです。数年前の製品では、もっと解像度が低いものもあるようですが、少なくともフルハイビジョン、可能であればそれ以上の解像度のものを選びましょう。

事故の相手や信号の画像を記録できたとしても、相手の車のナンバーや信号の色などが識別できなければ、証拠画像としての価値が低くなってしまいます。解像度が低くなるとこのようなリスクが大きくなるので、こう解像度のものを選ぶ価値は十分にあります。

また逆光であったり、トンネルの出入口付近では画像内のコントラストが大きく、明るいところが白く飛んだり、黒いところが潰れてしまったりすることがあります。このような場合も、画像に写っていても判別できないということなります。それを防ぐのがHDR(ハイダイナミックレンジ)という機能で、明暗を綺麗に表示する範囲が広くなる優れた機能です。これも是非欲しい機能です。

ドライブレコーダーの選び方:水平方向の画角が広い&前方と後方

ドライブレコーダーで画像を記録した時に、重要なのが写る範囲です。通常、上下方向はそれほど問題ないのですが、水平方向は100度ぐらいから145度以上のものもあり、製品によってかなり差があるようです。角度の数値を聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、実際にドライブレコーダーで撮影した画像を見るとかなり写る範囲に差があることが実感できます。是非、ドライブレコーダーを買う時に自分の目で見て確認しましょう。

一部の製品で水平方向360度撮影できるものがありますが、通常は100-145度程度です。あまりに広い範囲のものはレンズの関係で画像が歪んでしまったり、車のナンバーなどを見る場合にその部分に割り当てられる画素数が少なくなり、識別したいものが十分に識別できない可能性があります。

現状では前方と後方にそれぞれ1台ずつのドライブレコーダーを搭載するのがベストでしょう。145度のものを選ぶと、水平方向35度(左右に2分割すると17.5度)の角度は映りませんが、さすがに左右方向にそれぞれ追加すると合計4台になってしまうので、さすがに予算的に厳しいので現実的には前後の2台でしょう。

具体的な事例としては、玉突き衝突で間に入ってしまったケースで役立つと考えられます。間に入った車は前後から衝撃を受けて、ダメージが大きくなり、場合によっては命を落とすこともあるでしょう。

追突されたから前方の車に追突したのか、それとも前の車に追突して急停車したから後ろの車が避けきれずに追突してしまったのかで、過失割合がかなり異なります。そんな時にドライブレコーダーがあれば証拠画像を記録できるでしょう。


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ドライブレコーダーの選び方:音声&駐車中も記録

通常のドライブレコーダーは音声も記録できます。しかし、運転中の会話や自分の独り言が記録されてしまうのが嫌で、音声の録音機能をOFFにしてしまう人がいるようです。

画像さえ記録されていれば大丈夫でしょうか?

先日の東名の事故のように、進路妨害されて停車させられ、犯人が降りてきて胸ぐら掴まれて引きずり出されるというような事態も起こり得ます。恐喝されて、因縁つけられることもあり得ます。そんな時に音声が録音されていれば証拠になります。画像だけしか記録していないと、証拠を示せなくなりますので、しっかり録音しましょう。

また最近は駐車中の画像を記録できる機種が登場しています。車上荒しや、車を傷つけられたりするような犯罪の被害に遭った際の証拠になるでしょう。しかし、車内を徹底的に荒らされた場合は、ドライブレコーダーそのものが持ち去られる可能性はありますが・・・。

ドライブレコーダーの選び方:GPS&加速度センサー搭載

GPSが搭載されていれば、事故が起こった場所を記録できます。場所を特定しやすいようなものが多数写り込む市街地であればそれほど重要ではないかもしれませんが、市街地以外で風景からどこであるかを確認しにくい場所などでは効果を発揮するでしょう。

加速度センサーは通常は搭載されているようです。車に衝撃が加えられると加速度センサーで検知して、その少し前から後までの画像を失われないように保存する機能などが付いている機種が多いようです。

ドライブレコーダーの選び方:地デジノイズ対策&LED信号対応

少し前のドライブレコーダーは、取り付けると地デジの画像にノイズが入ってしまうことがありました。実際、私もそうでした。数回、配線の位置を変えるなどしてなんとか調整しました。最近では地デジのノイズ対策がなされているドライブレコーダーがありますので、それを選ぶとトラブルを避けられるでしょう。

ドライブレコーダーは動画を記録しますが、テレビなどと同じで毎秒30フレームなどというようにある決まったコマ数で記録しています。実は信号機も、交流の周波数で点滅しています。周期は東日本と西日本で異なっています。LED信号の点滅の周期とドライブレコーダーのコマを撮影するタイミングが上手く合わないと、LED信号機が点灯していることが画像からよく分からない場合あります。最近はこの点を考慮し、しっかりLED信号機を撮影できる製品がありますので、それを選ぶと良いでしょう。

車の安全装備の必要性などについては、こちらの記事「車の安全装備の必要性は?事故防止システムは役立つ?買い替えは?」をご覧ください。

まとめ

ドライブレコーダーを買う時にチェックしたいポイントを紹介しました。できるだけこれらの点で優れているものを選びましょう。録画時間は取り付けるメモリで変わることがほとんどですので、余裕を持って大きめのメモリにしておけば安心です。

世界中で活発な研究開発が進められている車の安全装置や交通事故防止についてのまとめ記事「車の安全装置・交通事故対策のまとめ」もご覧ください。

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