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マイコプラズマ肺炎の症状・治療・予防は?流行はいつ?

投稿日:2017年11月4日 更新日:

マイコプラズマとは細菌の一種で、マイコプラズマ肺炎とはマイコプラズマが主たる原因となって引き起こされる肺炎のことです。かつては夏季オリンピックが行われる年に流行する傾向があったことから「オリンピック熱」とも呼ばれましたが、最近はそのような傾向が薄れてきています。つまり、夏季オリンピックが開催されない年も流行することがあるということで、油断禁物です。

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マイコプラズマ肺炎の症状は?子供に多い?

マイコプラズマ肺炎は大人もなることがありますが、5歳から35歳の年齢に多く、7~8歳にピークがあります。子供の感染には特に注意した方が良いでしょう。

マイコプラズマに感染すると、2~3週間の潜伏期間を経て発症します。初期には発熱、倦怠感、頭痛などが見られ、初期症状が発症後3~5日目から咳が始まることが多いようです。咳は、初期は乾いた咳で徐々に強くなります。熱が下がっても、3~4週間も咳が続き、後期には湿った咳になってきます。

このように長い間咳が続くことが特徴で、それにより体力を消耗することも多いようです。

マイコプラズマ肺炎の治療は?

マイコプラズマ肺炎になって医療機関で診察を受けると、胸部レントゲンを撮ることで肺炎であることはすぐに分かります。しかし、マイコプラズマ肺炎であるかどうかは、検査を行わないと確認できません。

検査方法は、主にLAMP法という遺伝子検査による方法とプライムチェック(迅速検査)による方法があります。LAMP法は検査の精度が高いのですが2-3日程度時間がかかります。プライムチェックは精度がLAMP法よりも劣りますが、10分程度で結果が分かります。

それぞれ長所短所がありますが、今後しばらくはこれらの方法が主要なマイコプラズマ肺炎の検査方法になります。

マイコプラズマ肺炎の治療には抗生物質を使用します。ペニシリン系やセフェム系の抗生物質は効果がないため、マクロライド系やテトラサイクリン系、ニューキノロン系の抗生物質を使用します。

しかし、最近はマクロライド系の抗生物質の効果が見られないマイコプラズマ肺炎が増えてきています。いわゆる薬剤耐性を持ったマイコプラズマが増えているようです。幸いなことにマクロライド系の抗生物質が効かない場合でも、まだ効き目のある抗生物質がいくつかありますので、これらを使うことで治療できます。

注意しないといけないのは、抗生物質による治療を始めたら、マイコプラズマがいなくなるまでしっかり抗生物質を飲み続けることです。途中で止めてしまうことで、薬剤耐性を獲得してしまう可能性があるからです。


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マイコプラズマ肺炎の予防は?

マイコプラズマ肺炎は、年間を通じて発症た報告されていますが、冬場の12月~1月ごろがピークです。感染の形式は飛沫感染で、咳やくしゃみ、つばなどを介して広がって行きます。

そのため予防法としては、飛沫感染で広がる他の病気と同じで、流行時期にはできるだけ人混みを避ける、うがい・手洗いを励行する、マスクをするなどです。

子供がマイコプラズマ肺炎になった場合には、他の家族に感染しないように注意しましょう。また一度マイコプラズマ肺炎になっても、一生免疫を獲得できるわけではなく、繰り返し発病することがあることも知っておいた方が良いでしょう。

まとめ

マイコプラズマ肺炎は、一般に比較的他の肺炎に比べて症状が軽く、通院での治療が可能です。咳が長期に続くことと、この比較的軽いという特徴から、他人に感染させてしまうこともあります。マスクなどを着用し、他人にうつさないように注意しつつ、しっかり自宅で治療しましょう。

感染症についてはこちらの記事「感染症のことが分かるまとめ」をご覧ください。

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