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お酒の酔いの覚まし方 酔う仕組みは?食事と飲み物は?

投稿日:2017年11月26日 更新日:

忘年会、打ち上げ、新年会、披露宴、送別会など、お酒を飲む機会はいろいろとあります。お酒に強い人も、それほどではない人も、つい飲み過ぎたりしてしまうこともあるでしょう。お酒の酔いを覚ます方法について紹介します。

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お酒の酔いの仕組み

お酒にはエチルアルコールが含まれていて、これが「酔い」を起こす原因となる物質です。実は一般的なお酒による「酔い」には二種類あります。

一つ目は、エチルアルコールそのものによる作用です。摂取したエチルアルコールの量により脳に麻痺が起こり、判断力、集中力、抑止力が低下します。さらに軽い興奮状態となって、気分が良くなる、気が大きくなるなどの状態になります。

二つ目は、アセトアルデヒドによる作用です。お酒を飲むことによって体内に入ったエチルアルコールは、胃や小腸から吸収され肝臓内でアセトアルデヒドへと分解されます。アセトアルデヒドは毒性が強く、血中に蓄積されると心拍数の増加、嘔吐、皮膚の紅潮などが引き起こされ、さらには二日酔いの原因となります。これは明らかにエチルアルコールによる「酔い」とは異なります。

アセトアルデヒドは、体内でアセトアルデヒド脱水素酵素により酢酸に分解され、さらに酢酸は二酸化炭素と水に分解されます。アセトアルデヒド脱水酵素には3つの遺伝子型があることが知られています。それらの型によって、「アセトアルデヒドを分解する能力に優れている人」「アセトアルデヒドの分解能力が優れている人の1/16程度の人」「アセトアルデヒドの分解能力が無い人」に分類されます。分解能力に優れている人が「お酒に強い人」、分解能力が優れている人の1/16程度の人が「お酒に弱い人」、分解能力の無い人がお酒が飲めない人と言うことになります。

日本人は、欧米人比べ、お酒に弱い人および飲めない人の割合が高いことが明らかになっています。お酒が飲めない人は、飲む訓練をしても飲めるようにはなりませんので、基本的にはお酒を飲まないようにしましょう。

以上の酔いの仕組みを理解した上で、酔いの覚まし方についてご覧ください。

お酒の酔いの覚まし方:それ以上お酒を飲むのを止める

お酒を飲んで酔いがまわってきて、「酔いを覚ましたい」と思ったら、まず第一にするべきことはそれ以上お酒を飲むのを止めることです。酔いの原因が、お酒に含まれるエチルアルコールが体内に入ることにありますので、エチルアルコールを摂取し続ける限りは酔いが覚めません。

酔いの程度は、アルコール(エタノール)の血中濃度で決まります。前述のようにエタノールは分解されてアセドアルデヒドになりますので、一旦、エタノール濃度が上昇しても、それ以上エタノールが摂取されなければ徐々に濃度が下がります。このことからもお酒を飲むペースも酔いに深く関係していることがわかります。

お酒を飲むペースをできるだけゆっくりにすれば、血液中のアルコール濃度のピークも低くなり、酔いの程度もそれほど深刻にならないで済むようになります。またピークが低いほど、お酒を飲むのを止めた後に覚める(アルコールが抜ける)までに要する時間も短くなります。


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お酒の酔いの覚まし方:食事と飲み物

アルコール(エタノール)を摂取すると肝臓で分解が始まります。血液中のアルコールを分解して濃度が下がるまで、肝臓はその作業にかかりっきりになり、糖分の貯蔵を行うことができなくなります。その結果、飲酒後に低血糖に陥ってしまうことがあります。よくお酒を飲んだ後にラーメンが食べたくなることがありますが、これは身体が炭水化物・糖分を求めていることの表れです。

特に最近流行りの糖質制限をしながらお酒を飲んだ時は最悪で、日頃の糖質制限のお陰で低血糖になりやすい上に、お酒による作用も加わってしまいます。飲酒して、そのまま炭水化物・糖分を補給せずに寝てしまうと、翌日に二日酔いで辛い思いをする可能性が高くなります。

糖分としては、ご飯などの通常の炭水化物も良いですし、オレンジジュースのように糖分を摂取しやすいものを飲酒しながら摂取するのもおすすめです。

アルコールは利尿作用があるため、飲酒によって脱水症状を起こしやすくなります。脱水症状は二日酔いを悪化させます。飲酒後には十分に水分を摂取するようにしましょう。

まとめ

酔いの仕組みを理解し、効果的な対策を実践すれば、酔いを早く覚ませるようになるでしょう。また苦しい二日酔いも、症状を軽くすることができるようになります。

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