成人式、結婚式など、色々な場面で着物(振袖)を着る機会があります。舞妓さんなどの一部の方々を除けば、ほとんどの若い女性は普段は着物を着ないので、実際に着物を着る時になったらいくつかの準備ができていなくて慌ててしまうこともあるでしょう。そんなありがちなことの一つが「うなじの処理」です。以下にその方法について紹介します。
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着物でうなじの毛を処理すると美しい!
髪を整え、着物を着た時の姿は美しいですね。着物を着た時の髪型にも色々ありますが、通常は美しく豪華な着物に負けないように、綺麗にセットアップし、簪(かんざし)・髪飾りなどで飾るでしょう。
多くの場合は、うなじが見えるようにします。それは着物とは、着た時にうなじから背中の部分が美しく見えるからです。多くの男性も、美しいうなじに視線が行ってしまいますし、見惚れてしまいます。
それだけにうなじの毛がきちんと処理されていなかったり、肌が荒れていると残念な印象になってしまいます・・・。
着物でうなじの処理は?
うなじ部分は自分ではよく見えませんので、自分で処理することは考えない方がよいでしょう。また家族や知り合いなどの素人(うなじ処理のプロではない人)にやってもらうことも、うなじを傷つけるリスクがありますので、おすすめできません。
基本的には以下の2つの方法です。
1.理容室・シェービングサロンで処理してもらう
着物を着る日の直前でも間に合う簡単な方法は、理容室で処理してもらう方法です。処理は、うなじ部分の髪の毛と産毛に分けて考えましょう。うなじ部分の髪の毛の生え方は他人それぞれ。うなじ部分の生え際が綺麗な形になるように、邪魔な場所に生えている髪の毛を処理してもらいましょう。
またうなじ部分の産毛も、理容室であれば理容士の資格を持っている人がいますので、丁寧に剃ってもらえます。うなじだけでなく顔剃りもやってもらうとよいでしょう。最近は、女性専用のシェービングサロンもあります。女性のうなじの処理に熟練していますので、近くにあればベストな選択でしょう。
2.脱毛サロンで処理してもらう
うなじの産毛は、脱毛サロンで脱毛処理してもらえます。着物を着る機会が多い人は、うなじの産毛を脱毛してもらうと非常に助かるでしょう。注意しないといけないのは、脱毛サロンでは髪の毛の脱毛処理はできないことです。髪の毛は産毛よりも太いので、レーザー脱毛などでは火傷するリスクがあるからです。
ある脱毛サロンのウェブサイトなどを見ると、脱毛に来る前に、脱毛する部分の髪の毛をシェーバーで剃っておくことが書かれています。剃刀ではなく、シェーバーであれば、丁寧にやればリスクは低いですが、やはり自分ではよく見えないので家族・知り合いなどにやってもらう方がよいでしょう。
着物でうなじのお手入れは?
うなじを美しくするためには、生際と産毛の処理が必要ですが、肌のお手入れをしてトラブルを防ぐことをも大切です。
まず前述しましたように、自分あるいは素人に剃刀でうなじの髪の毛・産毛を剃ってもらうと肌を傷つけるリスクが高いので、極力避けた方がよいでしょう。除毛クリームなどをつけた場合も肌荒れを起こしやすくなります。どうしても剃る場合は、産毛用のシェーバーなどがよいでしょう。
うなじが乾燥肌になっていたり、ニキビができたりしていないでしょうか?
後頭部・生際・うなじは、シャンプー・トリートメントなどの洗い残しがあることがあります。特に自分で自宅で髪を染めている人の場合、染料が流しきれずに残っていることがあります。現在、乾燥して痒かったり、ニキビなどのトラブルがある人は、洗い残しが原因となっていないか調べてみましょう。トラブルがいつ起こるのか、いつもよりも念入りにすすぎ洗いをするとトラブルが減るかどうかなどから分かります。
髪の毛を染めている場合は、髪の毛がうなじに接触したり、痒くて無意識に髪の毛の上から掻いたりすることで、うなじにトラブルが出ることもあります。染めた毛先が頰・あごなどに接触しやすい髪型の場合、それらの場所に吹き出物ができている人もよく見かけます。その場合は、トラブルのある場所にできるだけ髪の毛が接しないような髪型に変更するなどすることで確認できるでしょう。
ここで述べたようなトラブルが無いようにな場合も、うなじの肌の調子をチェックして、乾燥しているようであれば保湿するなどのお手入れをするとよいでしょう。顔などの肌も、洗顔すれば通常は何らかのお手入れをするでしょう。また空気の乾燥する季節になると肌が乾燥するなど、季節によって調子が変わることもあります。
肌が突っ張ったりしていないか、調子を見ながら適切なお手入れをしましょう。
まとめ
着物を着る時は、成人式・卒業式・結婚式など、人生の中でも晴れやかな場面である場合が多いでしょう。そんな時に美しい姿を見せられるように、準備しておきましょう。
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