ブロードバンド網が普及し、もはや生活必需品と言っても良いような状況になりつつあります。家庭内に光ファイバー回線を引き込み、さらに家族で複数台のスマホを利用している家庭も多いでしょう。
最近は中学生はスマホを持っている人が多く、さらに上の年齢になると普及率が上がります。夫婦+中学生以上の子供2人の家庭ならば、スマホ4台という状況も珍しくありません。
そうなると光ファイバー回線とスマホの料金の合計額は、サービス内容にもよりますが、かなりの金額になります。毎月支払うものですので、少しでも安くしたいですね。そこで注目なのが「光コラボ」です。
光コラボで料金が下がる?そもそも光コラボとは?
そもそも光コラボとはなんでしょうか?
従来は光ファイバー回線をNTTが敷設し、NTT東日本およびNTT西日本から「フレッツ光」として、直接加入者(お客様)が利用していました(*auなどのように独自に敷設した光ファイバー回線を持っている事業者もあります)。ところが、この光ファイバー回線を、ソフトバンクなどの事業者に卸売りをして、それらの事業者が独自にお客様にサービスを提供できるようになりました。
これが「光コラボレーション(=光コラボ)」です。したがって、光ファイバー回線はフレッツ光の時と同じものです。
各事業者ごとの光コラボは、「ドコモ光」「SoftBank光」のように特定のサービス内容を意味するサービス(商品)名として提供されています。したがって、同じ「光コラボ」でも事業者ごとに内容が異なります。
またインターネットのプロバイダー提供する「光コラボ」もあり、それぞれ独自なサービスのため話が複雑になりますので、ここでは「ドコモ光」「SoftBank光」についてのみ述べると、これらを利用することでスマホの料金が割引になります。光ファイバー回線だけの基本料金では、状況によってはフレッツ光の方が安くなることもありますが、スマホの料金とトータルで比較した場合は、通常は料金が安くなります。
また請求が複数の事業者からきていたのが一つの事業者にまとまると、明細を確認したりする時に案外楽になるものです。
光コラボ フレッツ光からソフトバンク光に乗り換えた!
我が家では夫婦+子供2人で、4台のソフトバンクのスマホを利用しているので、ソフトバンク光(公式ホームページでは「SoftBank光」ですが、ここでは「ソフトバンク光」と表記します)に乗り換えました。

スマホの機種変更のためにソフトバンクショップに行った時に、一緒に光コラボの手続きをしたのですが、すでにフレッツ光のために光ファイバー回線を引き込んでありましたので、特に追加工事も必要なく、簡単に乗り換えることができました。
自宅内ではWiFiルーターを使って、スマホやタブレット、パソコンが接続できます。家族全員がそれぞれの端末にで接続して動画を見ても、余裕で視聴できるスピードが楽しめます。
「光コラボ」は、NTTがほぼ独占していた光ファイバー回線を他の事業者に卸売りして、競争と低価格化を促すものです。つまりは利用者の通信にかかる費用を下げるための政策ですので、これを利用しないのはもったいないでしょう。
光コラボ ドコモ光にするならば?
我が家では家族全員がソフトバンクのスマホユーザーでしたので、迷わずソフトバンク光を選びました。しかし、NTTドコモのスマホのユーザーならば、「ドコモ光」を選ぶという選択もありでしょう。
ソフトバンク光と大きく異なるのは、家族全員のスマホの利用料金が単純に割引になるのではなく、「シェアパック」という定額で利用できるパケットのデータ量を、家族で共有でき、その利用料が割引になるという制度です。
家族全員でどれぐらいのパケットを毎月利用するかにもよりますが、前述の我が家のように家族4人でスマホを使ってソフトバンク光にした場合に比べると、ほとんどの場合は割引金額が少なそうです。
ドコモショップでもソフトバンクショップでも、スマホの料金体系の説明を聞いても、簡単には理解できないほど複雑で、さらに頻繁に変更されます。そこに光ファイバー回線の件もセットになるとさらに複雑です。
幸い「ドコモ光」の場合は、「GMOとくとくBB」などですぐに割引額を計算できるサイトがありますので、悩むよりはそのサイトで計算してしまった方が良いでしょう。以下のバナーから料金の計算ができるサイトに行けます。

まとめ
光ファイバー回線とスマホを利用するならば、「光コラボ」を利用して料金を下げましょう。毎月の支払いなので、手続きさえすれば確実に節約できます。
引っ越しをする時にインターネット回線を解約すべきか、それとも継続すべきかについては、こちらの記事をご覧ください。
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