紫外線・日焼け

日焼け止めのSPFとPAの意味と敏感肌の人のための選び方

投稿日:2017年4月3日 更新日:

日差しが強くなってくると大切なのが紫外線対策です。ある程度屋外で活動しなければならない場合に必須の紫外線対策が日焼け止め。日焼け止めにはSPFとPAの数値が記載されています。日焼け止めを上手に選ぶためにSPFとPAの意味を理解しておきましょう。

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日焼け止めのSPFとPAの意味は?

紫外線は可視光線よりも波長が短い光で目に見えません。虹を見ると赤橙黄緑青藍紫の順番に並んでいます。これは波長の長い方から短い方へ並んでいて、もっとも波長の短い紫の可視光線よりもさらに短波長側に紫外線が存在し、非常に高いエネルギーを持っています。「紫外線」という漢字の表す通りの意味ですね。ちなみにもっとも波長の長い赤の可視光線よりも長波長側に存在するのが赤外線です。

紫外線はさらに波長帯ごとに紫外線A(UVA)、紫外線B(UVB)、紫外線C(UVC)に分類されます。UVAはシワやたるみの原因となります。UVBは肌の表面が赤くなる炎症を引き起こし、日焼け・シミ・ソバカスの原因となります。UVCはオゾン層により吸収され、地上には届かないとされています。最近はオゾン層の破壊が進み、このUVCを遮断する効果が弱まるのではないかと懸念されています。

日焼け止めのSPFとは、サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略で、UVBを防ぐ効果を表します。その意味は少々分かりにくいのですが、以下のようになります。

普通の人が照射すると赤くなる最小の紫外線量に対し、日焼け止めを塗ると同じように赤くなるまで何倍の紫外線量となるかを表しています。SPF10であれば、塗らなかった場合に比べて10倍の紫外線量を照射されて同じような日焼けの赤さになります。

紫外線量というのは[紫外線の強さ]×[時間]です。例えば真夏の炎天下のビーチの紫外線の強さと、真冬の晴れの日の庭での紫外線の強さはかなり異なります。それぞれの条件下で、何も日焼け止めを塗らずに30分日焼けをした時の日焼けの程度はかなりの差があります。SPF10を塗れば、それぞれの条件下で300分日焼けをしても、計算上は何も塗らないで30分日焼けした場合と同じになるということです。あるいはSPF10を塗って30分日焼けすると、何も塗らないで3分日焼けした場合と同じ程度の日焼けになるとも言えます。

しかし、これはあくまでも商品の試験時の話であって、実際に使用する場合は、肌に塗った日焼け止めのムラ、厚さなどにも依りますし、塗った後も汗などによって流れますので、効果はもっと弱くなると考えた方が良いでしょう。

日焼け止めのPAとは、プロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)の略で、UVAを防ぐ効果を表します。詳細はややこしいので割愛しますが、PA+、PA++、PA+++、PA++++の4段階に分類され、+の数が多いほどUVAを防ぐ効果が高くなります。

日焼け止めのSPFが高いほど肌に悪い?

日焼け止めには紫外線B(UVB)を防ぐための成分が含まれており、それらは大きく分けるとUVBを散乱させて防ぐ成分とUVBを吸収して防ぐ成分の2種類になります。

UVBを散乱させる成分は、白っぽく見え、肌を乾燥させる作用があるとされています。UVBを吸収する成分は、UVBを吸収しながら壊れるような化学物質で、肌荒れの原因となるものがあるとされています。SPFの数値が大きいほど、これらの成分が高濃度に含まれているので、肌への負担が大きくなります。


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敏感肌の人のための日焼け止めの選び方

上で述べましたように、日焼け止めに含まれている成分が肌に負担をかけ、人によっては肌のトラブルになります。そんな敏感肌の人はどのように日焼け止めを選べば良いのでしょうか?

まずSPFのあまり高くないものを選ぶ方が良いでしょう。SPFが高いものを塗っても、汗で流れてしまったり、時間とともにUVBを吸収する成分が分解して無くなっていくので、効果が落ちてきます。SPFの数値が大きいものを塗って、長時間そのままにしておくよりも、数値が小さめのものを何度も塗り直す方が日焼け防止にも効果があり、肌への負担が少なくなるでしょう。

また最近は敏感肌の人のための日焼け止めも開発され、販売されています。例えば肌荒れの原因となる紫外線吸収剤を使用していないもの、紫外線吸収剤をミクロなカプセルにして肌への影響を防いだものなどがあります。また保湿成分を配合して、肌の乾燥を防いでいるものもあります。自分の肌にあったものを探して使用しましょう。

まとめ

1.SPFが大きいほど日焼け止め効果が大きいが、完全に日焼けを防止できるわけではない。肌に届く紫外線量を減らす効果がある。

2.SPFが大きいほど、一般に肌に負担がかかる。

3.最近は敏感肌の人向けの肌に優しい日焼け止めが販売されています。

日焼け・紫外線対策について詳しく知りたい方は、こちらの記事「紫外線・日焼け対策のことが分かるまとめ」をご覧ください。

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