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首都圏で雪 その影響は?電車・高速道路は?対策を!

投稿日:2018年1月24日 更新日:

2018年1月22日に、東京23区では2014年2月以来の大雪警報が発令され、午前中から雪が降り始め、昼過ぎには積もり始めました。さらに夕方から雪が激しく降り、翌日の23日未明まで降り続きました。各地の積雪は最大で、東京23センチ、横浜18センチ、前橋29センチ、宇都宮27センチ、熊谷19センチ、千葉10センチ、水戸19センチとなりました。

この大雪により首都圏は大混乱でした。実際にどのようなことが起こったのかを知っておけば、次に首都圏で大雪が降った時に役立つはずです。以下にまとめます。

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首都圏で雪 その影響は?

首都圏は、豪雪地帯のように普段は雪がたくさん降ることはあまりないので、雪への備えが十分ではありません。そのため鉄道も道路も設備的に雪に弱く、また首都圏に住む人々の降雪時の対応についての経験が乏しいため、大混乱に陥ります。

技術的には雪国にあるような道路等の融雪システムを首都圏に設置すれば、もっと影響を緩和できますが、あまりに使用頻度が低いため費用対効果の点で現実的ではありません。大雪が降った時の経験を活かして対応することになります。

2018年1月22日〜23日の大雪では以下のようなことが起こりました。

1.鉄道(電車)の混乱
2.高速道路・一般道の混乱
3.飛行機の混乱
4.多数の怪我人の発生
5.停電
6.電力の需給が逼迫
7.水道の凍結
8.エアコンのトラブル

以下にそれぞれ詳しく紹介します。

首都圏に雪 電車はどうなる?

天気予報で午後に雪が強く降ること、積雪量が大きくなることが伝えられており、実際にそのようになりましたので、多くの会社・学校などで早めに帰宅するという対応が取られました。

鉄道会社は、積雪のため間引き運転により運行本数を減らしました。その結果、夕方から都心の駅は多数の人で一杯になり、入場規制が行われた駅もあります。駅によっては、駅に入るために雪のふる外で並んで待つ人も居たようです。

電車も大変な混雑で、停車駅での乗り降りにも時間がかかり、ダイヤは大混乱となりました。そのためホームの電車の出発予定の表示板からは時刻部分が消された状態になりました。

この状況がテレビやインターネットで伝えられましたので、むしろ少し遅めに帰宅する方法も考えられますが、雪がますます強く降る状況下では、電車が動かなくなってしまうことを恐れて、あまり遅くまで外出先に留まろうという人は少なかったのではないかと思います。

またゆりかもめは立ち往生しました。

このように首都圏で大雪が降ると、鉄道網は大混乱になるのは必至です。できるだけ早く帰宅するのが最善でしょう。


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首都圏に雪 首都高・一般道路はどうなる?

かなり悲惨な状況となったのが首都高などの高速道路です。雪が降ると分かっているので、スタッドレスやチェーンなどの対策をしている車は多いのですが、雪道に慣れていないとトラブルを起こす可能性はかなり高いです。

首都高などの高速道路では、場所によっては道幅が狭く、たった1台の車が動けなくなって道路を塞いでしまうと、その路線の車が全て身動き取れなくなる場合があります。普段ならばなんともない緩やかな上り坂を、スリップするために登れなくなっている車があり、多くの車が立ち往生しました。

例えば、首都高速道路の山手トンネルでは、22日夜から10時間以上にわたり、車が立ち往生しました。雪のためにトンネル内で10時間も立ち往生なんて悲惨すぎます。

同様にベイブリッジでも通行止めになり、5時間通過に時間がかかったとの書き込みがありました。スリップして坂を登れない車がいたようです。

このように高速道路は、スタックし車がいると迂回することができないため、大変な状況になることがあります。

一般道路でも、雪により、チェーンを装着してもスリップしてしまうことがあり、思いがけないところでスタックしたり、事故になることがあります。それはバスやタクシーなどのプロの運転手でも起こり得ることです。

大雪の時は、車を運転しない方が無難です。

首都圏に雪 飛行機はどうなる?

大雪のため空の便も大混乱でした。成田空港と羽田空港でも、空の便の欠航が相次ぎ、出発ロビーは人で溢れかえりました。合計約1万人が空港で一夜を過ごしました。

便によっては、飛行機に乗った状態で4〜5時間も缶詰にされた人もいるようです。

鉄道や車が大混乱するぐらいですから、飛行機はさらに弱いですね。飛行機の場合、かなり前から予約を入れているのでどうにもならない可能性もありますが、できれば大雪の時は避けたいものです。

首都圏に雪 多数の怪我人の発生

車はスタッドレスやチェーンを装着しても、制動距離は通常よりも長くなりますので、事故を起こす確率が高くなります。実際、雪が原因とみられる事故が発生し、死者・負傷者が出ています。

また歩行時にも足元が滑りやすいため、けが人が多数発生しています。

毎日新聞のまとめでは、22~23日のけが人は、東京都229人▽埼玉県159人▽神奈川県132人▽千葉県72人▽茨城県67人▽群馬県31人▽栃木県28人でした。

滑りにくい靴を履いて、慎重に歩くことが求められます。また多くの人が自宅の前などを雪かきするようにすれば、滑って転倒し、怪我をする人が減らせますので、できる限り協力しましょう。

首都圏に雪 停電

積雪の影響で停電も発生しました。横須賀市や三浦市、葉山町で最大計約6万戸、茂原市などで約4万6100戸が停電しました。

雪で停電するということを思いつく人は少ないのではないかと思いますが、実際に雪の重みで架線が切れるなどのことが起こり得ますので、万が一停電しても大丈夫なように備えておきましょう。

電力の需給が逼迫

1年の中で最も電力消費量が多くなるのは冬です。暖房に要する電力はそれほど大きなものです。

しかし、ピーク電力が大きくなるのは夏の一番暑い時期の最高気温を記録する頃で、冷房に使われる電力が最大になるためです。つまり、暖房による消費電力量は大きいのですが、ピーク電力としてはあまり注目されることは首都圏ではあまりありません。

ところが雪が降って、気温が大きく下がると状況は変わってきます。特に明け方から多くの人が暖房器具の電源を入れ始めるので、この時間帯の電力需給の逼迫が懸念され、東京電力からその旨のアナウンスがありました。

服装による防寒対策に努力する、ピーク電力を平準化するためにコンスタントに部屋を暖めておくなどの対策が有効でしょう。

水道の凍結

首都圏では雪がたくさん降った日以降も、最低気温が氷点下4度程度にまで下がる日が続きました。寒い日が数日間続くと、地表面の熱もどんどん奪われていくので、水道も冷やされ、場所によっては凍結するところが出てきます。

雪が降った日だけでなく、その後数日間、水道局の方に「水が出ない」との問い合わせが多くなり、水道局では対応に追われていました。

最低気温が氷点下になっても、水道管の地中に埋まっているは部分は氷点下になっていないことが多く、凍結しにくいのですが、地上に露出している部分は外気温に近くなりますので凍結しやすくなります。何らかの断熱性のあるもので覆って、さらに少量の水を流し続けると凍結しにくくなります。

エアコンのトラブル

積雪によってエアコンの室外機の空気の出入り口が塞がれてしまうと、エアコンの効きが悪くなり、さらにほとんど室外機が機能しないほど塞がれると停止します。

積雪の多い地域ではこのような事態を考慮して、エアコンの室外機をある程度高いところに取り付けることが多いようです。あまり積雪のない地域では地上に室外機を設置していることが多いでしょう。

夏場にエアコンの効きを良くするために、室外機に屋根付きの覆いを取り付ける方法がありますが、覆いの形状によっては積雪時も有効かもしれません。

また排水ホース中の水が凍結してエアコンが止まる可能性もあります。対策はそれぞれのエアコンメーカーにお問い合わせ下さい。

ちなみに我が家では、エアコンはほとんど暖房に使用してなく、基本的にオイルヒーターを使用しているので、エアコンの室外機によるトラブルは関係ありませんでした。

まとめ

首都圏で大雪が降った時に実際に起こったことをいくつかピックアップしてみました。どんなことが起こる可能性があるかを把握して、大雪に備えましょう。

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