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プリウスの運転席と後部座席の乗り心地は?運転しやすい?

車関連

2015年12月に日本で発売開始された現行の新型プリウスは、4代目のプリウスで、非常に完成度の高いハイブリッドカーです。トヨタを代表する看板車種で、最先端の安全装備も満載です。

新型プリウスの運転席・後部座席の乗り心地、運転のし易さはどうなのでしょうか?

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プリウスの運転席の乗り心地は?

車に乗ると走行中はシートに座ることになりますので、当然のことながらシートの品質が乗り心地に大きく影響します。購入したのはプリウスAでシート表面は上級ファブリックです。

素材は、上級ファブリックの他には本革、合成皮革、ファブリックがあります。素材によって手触りなどは異なりますが、シートそのものの座り心地に大きな違いはないでしょう。

シートの座り心地を確かめるには2時間程度のドライブをしてみるのが良いでしょう。実際に自分で運転してみると、非常に座り心地が良いです。

座り心地が良いのは、一つにはシートの形状がよく、身体をしっかりホールドしてくれるからです。そういう意味でも、正しい位置に座ることが大切です。

もう一つはシートの硬さです。硬すぎるとダメですし、だからと言って柔らかければ良いというものでもなく、身体を支える圧力が適度に分散して、姿勢を保ちやすい適度な硬さが理想的です。プリウスの運転席のシートはそのような観点で開発された優秀なシートです。

シートそのものの設計・デザインが優れていても、人それぞれ身体の大きさが異なるので、自分の身体に合わせて調整できることも重要です。

プリウスは、シートの前後の位置とシートの背もたれの角度を、他の車と同様に調整できます。さらにシートの上下の位置(高さ)とハンドルの位置も調整できるので、身長(座高)に合わせて視界が良く、運転しやすいシートのベストポジションに調整できます。

またハンドルの握りの部分が太くて柔らかいので、長時間握っていても疲れにくく、運転しやすいです。

プリウスのサスペンションなどによる乗り心地の良さは、別の記事で紹介しましたが、シートの優秀さも乗り心地の向上に大きく貢献しています。

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プリウスは運転しにくい?

プリウスは運転しにくいでしょうか?私は、実際に自分で運転し、他の車種と乗り比べて見た上で「運転しやすい」と考えています。

それは前述のようにシートの高さを調節して、目の位置を比較的高い位置に設定することができることも関係しています。

燃費が良くなるように空力なども考えたデザインになっていますが、それでもセダンの中では比較的シート位置が高い車です。それにより視線が高くなり遠くや周囲も見やすいですし、乗り降りも楽です。

またインテリジェントクリアランスソナー、バックガイドモニター、ブラインドスポットモニター、インテリジェントパーキングアシスト、オートマチックハイビーム、プリクラッシュセーフティシステムなど、最先端の運転支援システムによって衝突事故の確率を減らすことができます。これらの安全装備だけでも十分に購入する価値がある車です。

しかし、「プリウスは運転しにくい」という意見を聞くこともあるのも事実です。その中でよく聞く意見で、私自身もある程度理解できるのは、「車の四隅(コーナー部分)や前後が見切れない」というものです。

最近の車は空力やデザインの観点から、フロント部分が曲線的に下がっており、運転席から車の前方の部分がどの位置にあるのか、目視で確認することができなくなっていることが多いです。後方の位置も物理的に直視することは困難です。

プリウスもそのようなデザインになっていて、車の車両感覚が掴みにくく、死角が多いということを指摘する意見があります。

これは前述のように最近の車の多くがこのような形状になっているため、プリウスだけに限ったことではありません。私は初代プリウスにも乗っていました。5ナンバーで現行プリウスよりもずっとコンパクトな1997年に発売された初代プリウスでも、曲線的にフロント部分が下がるデザインでしたので、フロントの位置が見切れませんでした。その後に運転したことがあるエスティマハイブリッド、アクアでも同様です。

それらを運転して分かったのは、最近の車は30年ぐらい前の車よりもずっと運転席の前の部分が短く、取り回しも楽で、目視で前方の間合いが掴みやすいということです。何回か練習してみれば直接視認できなくても間合いを掴めるでしょう。さらにインテリジェントクリアランスソナーがあれば、接近すれば音で知らせてくれるので、安心です。

特に後ろ側に関しては、昔も今も死角が多いのですが、バックガイドモニターとインテリジェントクリアランスソナーのおかげで格段に運転しやすいです。

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プリウスの後部座席の乗り心地は?

まず一目でわかることですが、運転席よりも後部座席の方がほとんどの車でより簡素なシートでできていますので、その点は割り引いて考える必要があります(*アルファードやVIPを後部座席に乗せる高級車は除きます)。

ほとんどの5人乗りのセダンでは、後部座席は3人乗りで、中央は緊急用の席であまり座り心地は良くありません。快適に乗るには、やはり後方は2名乗車とした方が良いでしょう。

後方2名乗車の場合、身長176cmの私が座っても頭は天井に着きませんが、わずか髪の毛は天井に触れる高さです。座高にもよるのですが、175cm以上の身長の場合は、腰がシートの背もたれにつくようにきちんと座ると、頭上が狭く感じると思います。

これが空力をある程度優先したデザインの結果ということになるのでしょう。もう少し天井を高くした方が良かったと思います。それでも足元は比較的余裕があるので、少し腰を前に出して座れば我慢できないほどではないです。シートそのものは身体にフィットするような形になっていて、座り心地は良いです。

後部座席の中央にあるアームレストを倒すと、2人分のカップホルダーがあるので飲み物を置けて便利です。ちなみにドア部分にもペットボトルなどを置けるホルダーがあります。

私程度の身長の方までなら合格レベルの後部座席でしょう。

まとめ

新型プリウスの運転席と後部座席の座り心地、さらに運転のしやすさについて紹介しました。総合的にみて優れた車といえるでしょう。

車のエアコンは外気と内気のどちらで使うべきかについてこちらの記事で紹介しています。

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