出張で東海道新幹線に乗ると、他にも同じように出張中と思われる方々が多数乗車しています。「東海道新幹線は本当に日本を支える大動脈だなあ」などと感じてしまいます。そんなお仕事に励んでいる方々は、新幹線に乗車中もメールを送受信したり、プレゼン資料のチェックをしたりしているようです。
新幹線に乗っている時間は貴重で、インターネットに接続してやるべきことをやってしまいたいですね。東海道新幹線の中の通信環境どうなっているのでしょうか?
注目!!
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東海道新幹線でWiFiにつながらない?

モバイルルーターなどでパソコンを接続できるサービス提供エリアは、それぞれの事業者で異なります。最近はかなりサービス提供エリアが広がってきましたが、比較的利用するところで案外接続し難いのがJR東海の東海道新幹線です。
@nifty WiMAXのモバイルルーターでは、小田原ー三島間はトンネル内ではほぼつながりません。トンネルの外に出ても、山間部ではやはり電波が入り難く、つながり難いです。静岡ー浜松間、岐阜羽島ー米原間も同様です。つまり、東海道新幹線に乗車している時間のかなりの割合がモバイルルーターがつながり難いので、何回か乗車すると確実に繋がりそうな区間がわかってきて、その時だけモバイルルーターの電源を入れるようにしています。
ちなみにソフトバンクのスマホの4Gは比較的よく電波が入ります。トンネル内でもほとんどつながりますし、かなり厳しい状況でも3Gに落としてつながっています。したがって、東京ー新大阪間ならば、スマホでインターネットに接続することはほぼ問題ありません。
東海道新幹線のWiFiへのソフトバンクのつなぎ方

東海道新幹線に乗ると、公衆無線LANサービスが利用できることがアナウンスされていますが、実際に使おうと思っても使い方がよく分からず、利用できていないケースがあるようです。
利用するためには以下の公衆無線LAN事業者と契約する必要があります。
・NTTドコモ
・ソフトバンクテレコム
・UQコミュニケーションズ
・NTT東日本
・NTT西日本
乗車中にこのことを確認し、実際に接続しようとすると、スマホなどでJR東海のサイト、さらにリンクから上記事業者のサイトなどに行かなければなりません。これが最初のハードルです。自分がすぐに使えるのか、面倒な手続きをしないといけないのかがすぐにわかりませんし、有料なのか、ESSIDはどれなのかも調べるのに案外手間がかかります。
ソフトバンクのiPhoneを接続するだけならば比較的簡単です。ソフトバンクのサイト内のページ「東海道新幹線N700車内Wi-Fi利用方法」の指示に従って、「東海道新幹線N700車内Wi-Fi接続用設定ファイルのインストール」を行い、設定すれば利用できます。
しかし、気になるのが通信速度です。JR東海によれば以下のように説明されています。
※理論値で、実際のデータ通信速度は異なります。
メールや一般的なWeb表示等には対応できる通信速度となっています。」
前述のようにソフトバンクのスマホの4Gの電波はほとんど受信でき、利用できますので、あえて面倒なことをしてソフトバンクのスマホを東海道新幹線の公衆無線LANサービスに接続しようという気にあまりならないです。
東海道新幹線のWiFiへのniftyのつなぎ方
スマホは4Gで使うとしても、ノートパソコンはWiFiに接続しないとメールやインターネットを利用できません(テザリングなどの別の手段は除く)。
@niftyの会員は、ソフトバンク提供のBBモバイルポイントが利用できます。ESSIDの「mobilepoint1」を選び、Webブラウザーを起動するとBBモバイルポイントのログインページが表示されます。そこから以下のように入力します。
ユーザーIDのところに@niftyID+@nifty.comを入力
(例えば@niftyIDが「abc12345」の場合「abc12345@nifty.com」)
パスワードに@niftyIDのログインパスワードを入力
正しく認証されるとBBモバイルポイントのホームページが表示されます。
注意すべきなのが料金が従量制であることです。これは@niftyにどのようなコースで申し込んでいるかに関わりなく接続した時間に応じて以下のとおりご利用料金がかかります。
BBモバイルポイントご利用料金 8円/分(税抜)
少々怖いのが、正しくログアウト画面からクリックしてログアウトしなかった場合です。電波状況が悪くて、途中で接続が切れてしまったり、ブラウザーを閉じてしまったり、ログアウトを忘れてパソコンを終了してしまった場合でも、自動的にタイムアウトする20分間は課金されます。
また前述の通り、接続しても通信速度が速くないこともあり、私はあまり利用していません。モバイルルーターがあるならば、前述のトンネルなどによって接続し難いエリアを我慢し、駅や接続できるエリアになってから自分のモバイルルーターで接続した方が速くて課金されずに安心だからです。
どうしても急いでトンネルが続くエリアでメールなどを送受信しなければいけない時のみ利用しています。
まとめ
東海道新幹線で公衆無線LANサービスが始まりましたが、まだまだスピードが遅く、利便性は低いようです。どうしても使いたい人のみおすすめです。
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