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熱中症の症状と重症度・知っておきたい対処方法と予防方法 

投稿日:2017年5月9日 更新日:

日本の夏は年々暑くなり、熱中症で搬送される人・死亡する人は増加傾向にあります。熱中症は命に関わる重大な病気で、その発生を予防するとともに、熱中症になってしまった際は適切な治療が必要です。小さな子供や高齢者は、自分が熱中症になってしまったことを周囲の人に伝えることさえ難しい場合があります。知っておいた方が良い熱中症の症状・予防法などについて紹介します。

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熱中症の症状と重症度

熱中症は、暑い場所にいて身体適応の障害によって起こる状態の総称です。脱水による体温上昇、体温上昇による臓器血流低下と多臓器不全が起こり、症状としてはめまい、頭痛、吐き気などが起こります。

熱中症の重症度と症状は以下のようになります。

I度:めまい、立ちくらみ、大量の汗、筋肉がつる・痙攣する

II度:頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、集中力や判断力の低下

III度:40℃以上の体温上昇、発汗停止、意識障害など、

これらの重症度と症状はあくまでも目安です。必ずしも症状がピッタリと分類通りになるとは限りませんので、早めの対処が望まれます。II度になったら病院に行って治療を受けるべきで、III度では一刻を争う状況ですので救急車を呼ぶべきでしょう。そこまで重症化する前のI度になるか、その兆候が現れた時に対処し、重症化を防げれば回復も早くなります。

熱中症の症状が見られた時の対処方法

めまい、立ちくらみ、筋肉がつるなどのI度のところに書きました症状が見られたら、できるだけ早く熱中症の重症化を防ぎましょう。特に小さな子供や高齢者は、自分の症状をうまく伝えられないことがありますので、暑い所へ行ったら様子を観察していた方が良いでしょう。

対処法としては、何よりもまず涼しい所で休ませて、身体を冷やしましょう。屋内に避難できるのであれば、冷房の効いた部屋に入って身体を冷やしたいです。屋内に入れないのであれば、木陰などの少しでも涼しい所を探して避難しましょう。

タオルを濡らして顔や手足に当てたり、うちわや扇風機で風を当てましょう。首や腋の下、足の付け根には大きな動脈があり、これらの場所を冷やすと効果的です。保冷剤などが使えればより良いでしょう。

ベルトなどの身体を締め付けているものは緩めましょう。ネクタイは外した方が良いでしょう。その他、身体を締め付けているような服は緩めましょう。また大量の汗をかいて脱水状態にある可能性が高いので、水分・塩分を補給することが重要です。市販のスポーツドリンクが便利でしょう。

これらの処置をして、しばらく様子を見て、症状が良くならないようであれば病院に行って診察を受けた方が良いでしょう。


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熱中症を予防する方法

年々日本の夏が暑くなってきていることは、おそらく熱中症の発生件数を増加させる要因となっていると考えられますが、熱中症で搬送される人が増えるのは必ずしも1年でもっとも最高気温が高い時だけではありません。ゴールデンウィーク頃から熱中症で搬送される人が出始めます。これは高い気温にまだ身体が慣れてなく、特に前日に比べ最高気温が大きく上昇した時などに熱中症になりやすくなります。

同じような理由で梅雨明けは急激に最高気温が上昇することが多く、熱中症の搬送数も激増し、そのまま8月のピークに向けて増えていきます。このような特徴を理解し、ゴールデンウィーク頃から最高気温の変化に注意し、熱中症の予防に努力した方が良いでしょう。

小さな子供や高齢者は、暑さへの適応力も劣りますので、熱中症になりやすく、また身体の調子が悪くなっても周囲の人に伝えられないことも多いので、可能であれば周囲の人が気をつけてあげたいものです。

熱中症予防のポイントを以下に記します。

1.ゴールデンウィーク頃から、気温の上昇に合わせて、涼しい服装にしましょう。

2.気温が25℃以上になると熱中症になる危険があります。日当たりの良い室内、車の中などはさらに温度が上がる可能性がありますので要注意です。適宜、冷房を利用し、部屋の温度を調節しましょう。

3.28℃を超えると、激しい運動は休憩を取りながら行わないと危険です。31℃を超えたら、体力ない人・暑さに慣れていない人は運動を中止すべきです。35℃以上では、特別の場合を除いて運動は中止すべきです。

4.水分・塩分を積極的に摂り、脱水状態にならないようにしましょう。

5.しっかり栄養と休養をとり、体調を整えましょう。

まとめ

1.熱中症は重症になると命に関わります。病院に行きましょう。

2.熱中症になったらすぐに適切な処置を行い、重症化しないようにしましょう。

3.ゴールデンシーク頃から熱中症で搬送される人が発生します。熱中症の特徴を理解して予防しましょう。

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