MacBook ProのThunderbolt 3 USB-Cとは?おすすめのハブは?

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Appleのノートパソコンの最高峰であるMacBook Proは、Thunderbolt 3のポートとヘッドホンジャックのみがインターフェイスとして用意されています。前者はAppleのホームページで「Thunderbolt 3(USB-C)ポート」と表記されていますが、MacBookの「USB-Cポート」とは何が違うのでしょうか?以下に紹介します。

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MacBook ProのThunderbolt 3 USB-Cとは?

まずUSB-Cとは何でしょうか?長年、パソコンを種々の周辺機器と接続するために、USB(ユニバーサル・シリアル・バスUniversal Serial Bus)というシリアルバスの規格が用いられてきました。それは登場以来バージョンアップを重ね、現在身の回りにある機器では、ほとんどUSB 2.0あるいはUSB 3.0の規格のものが使用されています。「USB-C」とはこのUSB用のケーブル・ポートのコネクターの規格(タイプ)の一つで、最新の小型のものです。USB-C以前に広く普及しているものは
USB-Aで、Apple以外のほとんどのパソコンにポートがあります。

MacBook Proの「Thunderbolt 3(USB-C)ポート」とは、まずUSB-Cのコネクターに対応したポートであり、USB 3.1 Gen 2の規格に準拠していることを意味しています。その上でさらに「Thunderbolt 3」の規格に対応したポートであるわけです。それではThunderbolt 3について次項で説明します。

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MacBook ProのThunderbolt 3とは?

ThunderboltはIntelとAppleが共同開発したものでシリアルバス規格の1つです。2011年に発売されたMacBook Proに初めて搭載された後にバージョンアップを重ね、2015年発売のMacBook ProからThunderbolt 3が搭載されています。これにUSB-Cのコネクターが採用され、前述のようにUSBポートとしても使用できることから混乱しやすいが、両者のプロトコルは別のもので互換性はありません。

Thunderbolt 3の特徴は、なんと言っても最大転送速度が高いことです。USB 3.1 Gen 2が10Gbpsであるのに対し、Thunderbolt 3は40Gbpsです。これによりThunderbolt 3では5Kのディプレイ1台、あるいは4Kのディスプレイ2台に映像信号を出力できます(*60Hzの場合)。ただし、この性能を発揮するには、接続するケーブルおよび相手側の機器等も対応している必要があります。

またMacBook Proの充電ケーブルも兼ねています。13インチで20V・61W、15インチで20V、87Wの充電に使用しています。初めてMacBook Proを購入した時に、電源ケーブルがThunderbolt 3のポートに接続するようになっていることにものすごく驚きました。データ伝送だけでなく、給電にも使える点はUSBと同様の特徴です。それだけに大きな電力が流れますので、取扱には注意しましょう。

普段はThunderbolt 3とUSB-Cの違いを意識する必要はほとんどないと思います。しかし、ケーブルや次項で紹介する変換アダプター・ハブなどを選ぶ時に対応等を確認できるようにしておいた方が良いでしょう。


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MacBook ProのThunderbolt 3 USB-C用の変換アダプター・ハブは?

将来はUSB-Cに対応する機器が増えていくと予想されますが、現時点ではMacBook Proといろいろな機器を接続するためにほとんどの場合は変換アダプターを使用する必要があります。もちろんAppleも数種類のアダプターを用意していますので、必要に応じてそれらのアダプターを使用すると良いでしょう。

便利なのは、複数の種類の機器に同時に接続することができるマルチハブです。接続する相手に対してそれぞれ変換アダプターを用意すると、必要なアダプターの数が増えてしまい、持ち運びに不便ですので、マルチハブがあれば必要なアダプターを減らせます。

実際に私が購入して使用しているものが、以下のバナーのマルチハブです。ケーブルレスで直接MacBook Pro本体に接続できますので、パソコン周りもスッキリします。もちろんThunderbolt 3対応で、40Gbpsのデータ転送、4K〜5Kのディスプレイへの高画質での出力ができます。USB 3.0(Type A)はもちろん、HDMI、SDカードにも対応していますので、これだけあれば通常は対応できてしまうでしょう。

 

ケーブルが付いていなくて、直接MacBook Proに接続するタイプという点も、アダプターをカバンに入れて持ち運ぶ際に案外メリットです。ケーブルは絡み合ったり、劣化して、破損したりしやすので。

まとめ

MacBook ProのThunderbolt 3(USB-C)ポートについて紹介しました。最新のテクノロジーを積極的に投入して行くAppleの姿勢には魅力を感じますね。

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