海外でパスポートを紛失したら?再発行できる?渡航書とは?

パスポート

毎年多くの人が海外旅行へ出かけます。日本とは異なる外国の文化に触れ、いつも違う風景を見るのは楽しいですね。そんな楽しい海外旅行の最中に、パスポートを紛失あるいは盗難されることがあります。パスポートが無いと、原則として出入国できませんので大変です。海外でパスポートを無くしてしまった場合の対処方法について紹介します。

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海外でパスポートを紛失したら?再発行できる?

海外でパスポートを紛失あるいは盗難されてしまった場合は、現地の在外公館でパスポートを新規発行することができます。しかし、パスポートを申請してから受け取るまでに1周間程度、IC旅券作成機が配備されていない在外公館では10日から最大3週間程度かかります。留学・海外勤務などの長期滞在ではない一般的な海外旅行では、パスポートの新規発行に要する日数を待っていられないと思いますので、通常はパスポートの新規発行ではなく、「帰国のための渡航書」と呼ばれる書類を申請すると良いでしょう。

「帰国のための渡航書」とは、日本国籍を有する者が海外でパスポートを紛失あるいは盗難された場合などに、在外公館で交付される片道有効の渡航文書のことです。これで他の国を周遊することはできず、日本に帰国する時にのみ有効です。申請後、即日あるいは翌日に受け取ることができますので、旅行者などには便利です。

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海外でパスポートを紛失したら渡航書を発行してもらう

一般的な海外旅行中にパスポートを紛失あるいは盗難された場合は、前述のように「帰国のための渡航書」を在外公館で発行してもらうことになります。そのためには以下のような手続きが必要です。

1.所轄の警察に、紛失・盗難届けを提出する。警察で届け出をしたことを立証する書類を受け取る。

2.在外公館で「帰国のための渡航書」を申請する。

申請にはパスポート申請用の証明写真(縦45ミリメートル×横35ミリメートル(ふちなし)、無背景)1枚、戸籍謄本又は抄本(原本を必要とします) 1通 または日本国籍があることを確認できる書類を用意する必要があります。

「日本国籍があることを確認できる書類」としては、運転免許証で大丈夫なことが多いようです。また証明写真は、外務省のホームページでは「1枚」と書かれているのですが、国・地域によっては2枚必要なこともあるらしいです。

「その他日程等が確認できる書類」として、搭乗する飛行機の便名などが記載された旅程表と搭乗券なども必要です。


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海外でパスポートを紛失した時のための準備

私は、幸いなことにこれまでにパスポートを海外旅行中に紛失したことはありませんが、前述の手続きと必要書類を考えると、何も準備していないと結構大変であることが分かります。万が一を想定して事前に準備をしておけば、かなり助かるはずです。

まずパスポートのコピーをパスポートと別にして持って行くとかなり助かります。実は出入国以外は、ほとんどコピーでも大丈夫で、パスポートはセーフティボックスに入れ、コピーを持ち歩く人もいるようです。

また現地でも証明写真は撮れますが、かさばるものではないので、証明写真を携帯していくと万が一の時は手間が省けます。

戸籍謄本(または抄本)を持っていけば完璧ですが、運転免許証でもほとんど場合は大丈夫なので、身分を証明できる書類を持って行きましょう。

緊急時にはとにかくお金が無いと大変です。クレジットカードはほとんどの人が持っていると思いますが、クレジットカードのキャッシングや、日本から送金してもらうなどの方法も想定しておいた方が良いでしょう。

まとめ

海外でパスポートを紛失あるいは盗難された場合の対処方法について紹介しました。冷静に対処しましょう。

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