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テニススクールの中級にも効果がある見て上達する方法

テニス

週に1回テニススクールに通ってテニスを楽しんでいる方も多いと思います。プロを目指したり、部活やサークルなどで本格的に練習をした経験の無い方が、ある程度の年齢になってからテニススクールに通い始めてテニスをする場合、プロや大会等に出場する選手に比べて圧倒的に練習時間が少なく、上達が難しいとされています。しかし、同じスクール生でも上達の速い方もいるので、せっかくならば効率の良い上達方法を習得したいものです。ここでは特に「見て上達する」という観点で紹介します。

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テニススクールで上達する方法!まとめ!上手くなりたい人必見

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テニススクールの中級にも効果がある見て上達する方法

テニススクールの中級レベルであれば、誰でも練習量を増やせば上達します。しかし、個人としてテニススクールに通っているだけでは、テニススクール以外の場所・時間に練習をしようとしても、コートや練習相手を確保することが難しく、限界があります。また仕事・費用等の関係で、テニススクールに通う回数を増やすのも簡単ではないでしょう。そこで週に1回テニススクールに通うだけで、効率良く上達できる方法を考えたいです。

テニススクールに通っている以外の時間帯に、素振りをする、フットワークの練習をする、基礎体力を向上させるなどの努力も必ず効果があります。それらについては別の記事で紹介したいと思います。ここでは「見て上達する」がテーマです。

まずおすすめしたいのは自分がテニスをしているところを見ることです。誰でも素振りをしているところを鏡に映して見たことがあるでしょう。これもスイングのチェック・矯正に役立ちます。さらに可能であれば、自分がテニスをしているところをビデオで撮影してもらい、後でそれを見ることです。客観的に自分を見ることで、自分ではできているつもりで実はできていなかった点に気が付きやすくなります。

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テニススクールの中級でもプロの試合を観て上達できる?

最近は錦織選手の活躍もあり、プロのテニスの試合をテレビで観戦できる機会が増えました。またYouTubeなどでも多くのプロのテニス動画を見ることができます。

「テニススクールの中級レベルで、トッププロの試合を見ても参考にならないのでは?」という意見を聞くことがあります。トッププロのスーパーショットばかりが印象に残り、自分がテニスをする時にもハードショットばかりするようになってしまったという話もよく聞きます。確かにトッププロの試合のどこを見るかによって、得られることも違うでしょう。しかし、心配は要りません。テニスに興味を持って、テニスを見る時間が増えるだけでも必ずプラスに働きます。

もう少し具体的に見てみましょう。テニススクールの中級レベルならば、以下のような点は参考になるはずです。

1.トッププロの試合中のフットワーク

週に1回テニススクールに行っている他にあまり運動をしていない人は、筋力・持久力・スピードが不十分なことがほとんどです。トッププロをコートの厳しい所に正確にボールを狙って打ちます。そんな厳しいプレースメントでも、何度もボールに追いつき、打ち返すシーンを何度も見られるでしょう。白熱した試合で、コート中を走り回ってボールを打つということがどのようなことなのか、しっかり頭にインプットできれば、テニススクールでのレッスン中の自分の動きもワンランクアップできるものです。

2.トッププロの試合中のテンポ

試合で自分がボールを打ってから、次に相手がボールを打つまでどれ位の時間があるのか、トッププロの試合をみれば分かります。興味があればストップウォッチで計測しても良いでしょう。テニススクールの中級レベルならばトッププロよりはボールのスピードが遅いはずですので、トッププロのケースよりはもう少しテンポが遅いでしょう。おおよそ1秒前後とイメージして於けば良いでしょう。つまり、自分がボールを打ってからポジションを移動し、スプリットステップをするまでの時間がその程度であるということです。これを頭にインプットできれば、これまでよりもラリーを続けられるようになるでしょう。

3.トッププロのプレースメントと予測

前述しましたようにトッププロは厳しいところへボールをコントロールして打ちます。一打目だけでなく、その次、さらにその次まで考えて組み立てを考えています。テニスの試合は、接戦となると長時間となり、お互いに相手の攻撃パターンも読めてきます。それだけに相手の予測の裏をかいてコース・プレースメントを決めるなどの駆け引きが繰り広げられます。ボールのスピードから考えても、相手のコースを予測しないと打ち返せないことは明らかだからです。テニススクールの中級レベルならば、トッププロほどのボールのスピードがありませんが、フットワークもトッププロに及びません。コース・プレースメントを狙ってボールを打つことの大切さ、相手の動きをよく観察して次のボールのコースを予測する必要性が実感できるでしょう。そんな意識を持って練習するだけでも上達できます。

4.トッププロの勝利への執念とメンタルタフネス

自分の応援する選手の試合ならば、ピンチになった時に緊張してプレッシャーを感じるでしょう。もちろん、コートで実際にプレイしている選手には比べ物にならないほどの大きなプレッシャーがかかっています。「テニスはメンタルの戦い」とも言われます。勝利への執念と卓越したメンタルタフネスを持っているトッププロは、「ここでそんなスーパーショットが打てるのか!」と驚くような活躍を見せてくれます。そのような感動的な試合を見ることで、試合で「勝ちたい」という気持ちも強くなりますし、これまで返球できなかったボールが打ち返せるようになるものです。

トッププロの試合を見ながら、しっかり自分のテニスの上達にも役立ててしまいましょう。


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テニススクールの中級でも上級・初級を見て上達できる?

通常のテニススクールは、初心、初級、中級、上級とレベル分けされています。レベル分けする際に、技術的なチェックポイントがあり、例えばスピンとスライスが打ち分けられる、ある程度ラリーが続けられるなどです。その結果、ほぼ間違いなく、初心よりも初級、初級よりも中級、中級よりも上級のスクール生の方がテニスのレベルが高いです。これは当たり前のことなのですが、それではそのテニススクールのコーチになったつもりで、初級の人のレッスンを見て、「中級に上がるためには〇〇を修正し、▲△な打ち方にした方が良い」と分かるでしょうか?(*実際にその人に指摘するというわけではありません。自分の頭の中だけの話です)

実際にやってみると、初級は自分が通ってきた道なので、すぐに分かります。「打った後、次のボールに対する準備が遅すぎて打ち遅れている」などと、他人のやっていることは案外冷静に観察して指摘できるものです。同じことを一緒にレッスンしている中級の人々に対してもやってみましょう。得意なショット・苦手なショットなどをすぐに見抜けるようになります。

そして自分より上のレベルの人がいる上級。ハードヒットしたボールのスピードに目を奪われがちですが、スプリットステップや打点、体幹の安定性など、基本的なポイントがすべて上のレベルなので良いショットが打てます。動きも素早いですし、まだ自分が習得できていないレベルのことを実践していますので、観察しても簡単には分からないことが多いでしょう。それでもテーマを決めて観察するようにすれば、自分との差が理解できるようになります。

例えばコーチとのラリーでも、中級の自分よりも上級の人の方が質の良い球でより長くラリーが続きます。「どうして打ち損じが少ないのか?」という観点で見れば、「打った後にすぐポジションを戻して次のボールに対する準備が早い」、「すべてを全力でハードヒットするのではなく、力み過ぎず、体幹を安定させてボールをコントロールしている」などといったようにいろいろと理解できるでしょう。それを自分の修正に活かせれば、上級へ昇格できる日も近くなります。

ちなみにレッスン中にコーチからの言われるアドバイスはかなり重要です。自分のプレイを見て言ってくれていることであり、コーチが上級に昇格させて良いかを判断するので。

まとめ

テニススクールの中級レベルの人が、「見て上達する」という方法について紹介しました。特に費用もかかりませんので、楽しみながら実践して下さい。

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