まとめ

有機ELのまとめ

投稿日:2018年8月12日 更新日:

有機ELを搭載したiPhoneが発売され、大型テレビも有機ELを搭載したものがプレミアムラインとして各社から販売されています。有機ELは本格的な普及期に入ったようです。有機ELについてまとめてみました。

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有機ELテレビのおすすめは?ソニー、パナソニック、東芝、LGを比較

韓国のLGが製造した有機ELパネルを使用して、ソニー、パナソニック、東芝が有機ELテレビを販売しています。最近の家電量販店では、これらの製品とLGの有機ELテレビが並べられています。同じ有機ELパネルを使用していても、これらの製品に違いがあるのでしょうか?有機ELは各社高価格帯のラインアップとして位置づけていますので、すべて4Kテレビです。日本では地デジの放送を視聴することが多いのですが、それらはハイビジョンの画素数の信号で、4Kテレビに表示数ためにはアップコンバートや色調整などのプロセスが必要です。そのため、各社の絵作りの技術・ノウハウが発揮され、同じ有機ELパネルを使用したとしても違いが出ます。以下の記事で紹介しています。

記事:有機ELテレビのおすすめは?ソニー、パナソニック、東芝、LGを比較

有機ELテレビと液晶テレビの比較 買うならどっちがいい?

ソニー、パナソニックなどの日本メーカーでは、ローエンドからハイエンドまでいくつかのテレビのラインアップがあります。実は、ローエンドもハイエンドも液晶ディスプレイで、最近、ラインアップに加わった有機ELテレビは、液晶テレビとは異なる価値を訴求するものとして、液晶テレビと同じラインアップのヒエラルキーには入れず、別系統のプレミアムラインと位置付けています。消費者としては、選択肢が増えて嬉しいですが、どれを選べば良いのか悩んでしまいそうですね。有機ELテレビと液晶テレビの比較、選び方について、以下の記事で紹介しています。

記事:有機ELテレビと液晶テレビの比較 買うならどっちがいい?


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液晶と有機ELの消費電力を比較!どっちが高い?

液晶は、2枚の偏光板とカラーフィルター、限られた開口率の液晶セルなどを通して光を取り出していますので、LEDから発生られた光の数%しか利用できていません。それに比べて有機ELは、画素が自ら発光する「自発光ディスプレイ」ですので、原理的にはより高効率のディスプレイになると期待されています。それでは現在販売されている液晶テレビと有機ELテレビの消費電力を比べたら、どちらの方が高いのでしょうか?実は有機ELの方が消費電力が高くなっています。どうしてなのでしょうか?今後も有機ELの消費電力は高いままののでしょうか?以下の記事で詳しく紹介しています。

記事:液晶と有機ELの消費電力を比較!どっちが高い?

有機ELと液晶の違いと構造は?有機ELの方が薄い?曲がる?

有機ELと液晶それぞれでテレビやスマホが販売されています。いずれも美しいディスプレイに作り上げられていますが、これらは何が違うのでしょうか?有機ELは自らが発光する「自発光素子」で、液晶は自らは発光しない「非発光素子」です。この異なる特性が、バックライトの有無といった構造上の違いにつながり、ディスプレイそのものの薄さの限界にも影響しています。有機ELはフレキシブルに曲げられるものが開発中で、その特性を活かした所に用途を広げていく可能性があります。これらについて、以下の記事で紹介しています。

記事:有機ELと液晶の違いと構造は?有機ELの方が薄い?曲がる?

有機ELでiPhone Xにサムスン製、テレビにLG製が搭載!違いは?

有機ELは、高画質なディスプレイとしては韓国サムスン電子のGalaxyに搭載されています。スマホ用の小型の有機ELは、圧倒的にサムスン電子が強く、AppleのiPhone Xにも搭載されています。また大型テレビ用には韓国LGの有機ELパネルが圧倒的に強く、ソニー、パナソニック、東芝などの日本メーカーもLGから有機ELパネルを購入しています。サムスン製の有機ELパネルとLG製の有機ELパネルはどこが違うのでしょうか?実はこの2つには大きな違いがあります。サムスン製は赤・緑・青のサブピクセルをそれぞれの色に塗り分けていますが、LG製はカラーフィルターを使用しています。これらについては以下の記事に紹介しています。

記事:有機ELでiPhone Xにサムスン製、テレビにLG製が搭載!違いは?

有機ELで日本企業は敗北なのか?強いのはどのメーカー?

有機ELパネルの事業としては、現時点では圧倒的に韓国勢が強く、スマホ用はサムスン電子、テレビ用はLGが高いシェアを持っています。これらに中国勢が猛烈な勢いで巨額の投資をしてキャッチアップしようとしている状況です。有機ELテレビは、ソニーが世界で初めて製造・販売しましたが、残念ながら有機ELパネル事業からは撤退しています。その他の日本メーカーも同じような状況で、唯一JOLEDが撤退した各社から切り離された有機EL事業を集め、事業を継続しています。日本企業は有機EL分野では完全に敗北してしまったのでしょうか?確かに有機ELパネル事業を見ると厳しいですが、製造装置や材料に関しては強い日本企業がまだまだあります。以下の記事で紹介しています。

記事:有機ELで日本企業は敗北なのか?強いのはどのメーカー?

有機ELにポリイミドフィルムの基板が使われ始めている!

有機ELは液晶ディスプレイとは異なり、自発光式ですのでバックライトが必要ありません。そのため非常に薄いディスプレイを作ることができる可能性があります。さらに従来はガラス基板が用いられていましたが、徐々にポリイミド製の基板が採用され始めています。ポリイミドは高分子の一種で、フィルム状のフレキシブルな基板です。ガラス基板よりも軽くすることが可能で、スマホなどのモバイル機器の計量化に貢献します。さらに曲げられるフレキシブルな有機ELを作ることもできます。これらのポリイミドを供給しているのが日本メーカーです。以下の記事で紹介しています。

記事:有機ELにポリイミドフィルムの基板が使われ始めている!

有機ELの印刷および蒸着方式による製造方法の課題は?

現在販売されている有機ELディスプレイのほとんどすべては蒸着により製造されています。これは高画質の有機ELディスプレイを製造することができる優れた方法なのですが、減圧してほぼ真空にするプロセスが必要であり、高価な発光材料のロスが大きいことが難点です。そのためインクジェットプリンタと同じような印刷方式の研究開発が進められています。この方式であれば、発光材料のロスは少なくできますし、減圧する必要もありません。材料メーカー、製造装置メーカーなど、多くのメーカーが関わっており、本格的に製造ラインで使用されるようになれば、業界の勢力図が大きく変わる可能性があります。以下の記事で紹介しています。

記事:有機ELの印刷および蒸着方式による製造方法の課題は?

マイクロLEDディスプレイと有機ELはここが違う!

ディスプレイの分野では、製品レベルでは有機ELが本格的な普及期を迎え、注目されています。次世代のディスプレイとして、研究開発レベルではマイクロLEDディスプレイが注目を集めています。どちらも電流を流して発光させる自発光素子で、いわゆる発光ダイオード(LED)の構造となっています。マイクロLEDディスプレイは、その名の通り、いわゆるLED素子を非常に小さくしたものを画素とし、並べたものです。有機ELは、有機化合物を発光させている点が「いわゆるLED」とは異なりますが、本質的には似ています。これらの違いについて、以下の記事で紹介しています。

記事:マイクロLEDディスプレイと有機ELはここが違う!

有機EL vs 量子ドット液晶、そしてマイクロLEDディスプレイ

シャープが2001年に液晶テレビアクオスを発売して以降、しばらくは大きなシェアを持っていましたが、その後、韓国のサムスンとLGの猛烈なキャッチアップにより、現在では完全にシェアが逆転しています。そのサムスンとLGでさえ安泰ではなく、さらに研究開発を続け、有機ELや量子ドット液晶ディスプレイを製品化しています。有機ELについては両者とも取り組みましたが、サムスンはスマホ用の小型のみで、大型テレビ用の有機ELパネルはLGが圧倒的に強いです。この状況も安定したものではなく、両者ともさらにその先のディスプレイとして期待されるマイクロLEDディスプレイの研究開発にも取り組み始めています。以下の記事で紹介しています。

記事:有機EL vs 量子ドット液晶、そしてマイクロLEDディスプレイ

有機ELのディスプレイと照明の違い!LED照明との比較

有機ELはディスプレイだけではなく、照明用途としても研究開発が進められています。ディスプレイ用は、画像を表示するために画素を作らなければなりません。それに比べると、照明用では画素を作る必要がなく、均一に発光するようにすればよいので、製造上のハードルは低くなります。しかし、LED照明などの既存の照明と比べて、価格・性能面でメリットをアピールすることが難しく、複数のメーカーで開発・製品化されているにもかかわらず、本格的には普及が始まっていません。有機ELのディスプレイと照明の違いについて、以下の記事で紹介しています。

記事:有機ELのディスプレイと照明の違い!LED照明との比較

有機ELの研究をしている大学の研究室は?山形大学・九州大学

有機ELは、テレビやスマホのディスプレイとして本格的に普及が始まっています。黒がしっかり引き締まった黒として表示され、メリハリのあるコントラストの高い画像表示ができる点が大きな魅力です。また有機ELは照明としても製品化しています。有機ELはまだまだ研究開発が続いており、さらに性能と製造効率が向上していきます。そのため有機ELはメーカーだけではなく、大学でも研究が進められています。日本の大学では、山形大学と九州大学に有機ELの研究に取り組む有名な研究室があります。以下の記事で紹介しています。

記事:有機ELの研究をしている大学の研究室は?山形大学・九州大学

まとめ

有機ELについてまとめてみました。この分野は技術開発競争が熾烈で、進歩も速いので、随時、記事を修正・追加していきます。

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