敬老の日・父の日のプレゼントを施設にいる父へ贈るには何が良い?

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敬老の日・父の日に何を贈りますか?

高齢化が進む日本では、高齢者の父母を持つ方々も多いです。その中には父母の両方あるいは一方が施設に入居している場合もあるでしょう。

私の父は施設に入居しており、何をプレゼントするかいろいろと悩みましたので、以下に紹介します。

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敬老の日・父の日のプレゼントを施設にいる父へ贈るには何が良い?

いわゆる施設というものにはいくつかのタイプがあります。

一般的には特別養護老人ホームをまず思い浮かべる人も多いでしょう。これは介護保険料により運営されており、原則65歳以上、介護度1以上の人が入居できます。

また有料老人ホームというものもあります。これは民間の施設で、施設によって違いが大きいですが、一般に自立している人から要介護の人まで入居できます。入居者が必要経費を全額自己負担して生活する施設です。

私の父は90歳台前半で、要介護のため、特別養護老人ホームに入居しています。以下、特別養護老人ホームを前提に書きますが、有料老人ホームの場合はより規則などによる制約は少ないでしょう。

施設に居る父に贈る敬老の日・父の日のプレゼント選びのポイントは、以下のようになるでしょう。

1.父が喜ぶもの
2.施設のルール上、持ち込むことが認められているもの
3.後日、父および施設の人にご迷惑がかからないようなもの

これらのポイントをすべて満足するプレゼントを選ぶようにしたいです。施設のルールについては、特別養護老人ホームで共通化されているわけでなく、施設によって異なりますので、事前に確認するようにしましょう。

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敬老の日のプレゼントで施設にいる父が喜ぶのは?

施設に入居する前は、父はお酒が好きでしたので、毎年、日本酒や焼酎を贈っていました。施設では、お酒が提供されることはなく、またその施設では飲酒は「他の人に迷惑がかからなければOK」ということでしたので、当初はお酒を贈るか悩みました。

父はお酒を飲みたがっていたので、持っていけば喜ぶことはわかっていましたが、お酒の量や飲むタイミングを父が自分でコントロールできない可能性もありました。

お酒を持って行って、その場で飲んでもらって、残りを持ち帰ってくるということも考えましたが、施設の入浴介護や食事のスケジュールなどを考えると、就寝前でないと難しそうな気がしましたので断念しました。

食べ物は、入居している部屋に冷蔵庫がありませんので、冷蔵・冷凍が必要なものはすぐに食べられる量でなければ無理でした。幸いなことに食事制限は特になかったので、父が好きな和菓子などの甘いものを食べさせることはできたのですが、1回に食べられる量だけを持っていきました。

お花を持ち込むことは認められていましたが、切り花を挿す花瓶はなく、枯れた後に処分することも自分ではできないので、鉢植えにしました。しかし、鉢植えのお花に水をあげて世話をすることはやはり無理だったので、すぐ枯れてしまったので、それ以降は止めました。

それ以外の物も、ガラス製などで床に落とすと割れる危険があるものは基本的には持ち込まないようにしています。

施設内では、基本的には施設で決められた服を着ているので、服を贈ることもあまり意味がありませんでした。本や雑誌も、読むのが疲れるのか、年々読まなくなり、持って行っても読んでないようなので止めました。

また家族や親族の写真を大きく印刷したものを持って行くと、案外喜んでくれたので、今では部屋の壁にいろいろな写真を印刷したものが貼ってあります。

いろいろと状況を考えながら、相手のリアクションを観察し、本当に喜んでもらえそうなものを探しくいくようにすればよいでしょう。


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敬老の日のプレゼントを施設にいる父に贈る時にいちばん大切なことは?

私が施設に居る父を訪問すると、近くに居る他の入所者から、「私のところには誰も来ないよー」と言われることが多いです。

状況にも依りますが、父が入居している施設では、あまり施設のスタッフ以外にはあまり話し相手になる人がいません。施設のスタッフは多忙なので、それほど長話をしてもらえるわけではありません。

そうすると日常的には、ほとんど会話をせずに過ごしている時間が長いようです。そのため、何よりも家族・親族が訪問することが父にとっては嬉しいことのようです。

そのことを考えると、敬老の日に何かプレゼントを宅急便で贈るということは、本人にとっては嬉しいことであっても、本人が訪問してくれることに比べれば残念なことです。敬老の日に合わせなくても良いのですが、やはりプレゼントそのものよりも、訪問してもらえることの方が何倍も嬉しいでしょう。

訪問もできれば1人ではなく、母や(父からみて)子供、孫と一緒に行けばものすごく嬉しいでしょう。特に孫が会う度に成長しているのがわかると嬉しいようです。みんなで訪問し、一緒に記念写真をとって、後日それを印刷してプレゼントできるとさらに良いですね。

まとめ

敬老の日に施設に入居している父に贈るプレゼントについて紹介しました。実際に施設に会いに行くことが一番大事です。

こちらの記事「敬老の日に何する?何もしない?お金がかからないプレゼントは?」もご覧ください。

かにやなどの埼玉の銘菓についてこちらの記事で紹介しています。

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