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台風による被害を過去の事例から学ぶ!被害を防止するために

投稿日:2018年9月8日 更新日:

地球温暖化が進んでいるのでしょうか?日本へ来襲する台風の数が増えるとともに、その勢力も強くなっているようです。台風により大きな被害を受けたことがない方は、天気予報で台風が近づいて来ることを知っても特に準備をしないかもしれません。しかし、これまでに台風によってどのような被害が発生したのかを知れば、考えが変わるでしょう。

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台風による被害を過去の事例から学ぶ

台風は熱帯低気圧ですが、その最大風速が約17m/s以上のものを指します。つまり、台風と呼ばれる以上は最大風速が約17m/s以上であり、勢力が衰えて最大風速が約17m/sを下回ると熱帯低気圧になります。なおここで言う「最大風速」とは、10分間平均のもので、「瞬間最大風速」とは異なります。

気象庁では、台風の強さについては、「強い」「非常に強い」「猛烈な」の3段階に分類しており、それぞれ以下のような最大風速です。

1.強い: 33m/s以上~44m/s未満
2.非常に強い: 44m/s以上~54m/s未満
3.猛烈な: 54m/s以上

台風が近づいてくる時などに、事前に天気予報で台風の強さについて報道され、これらの風が強い台風の場合は「立ってられないほどの風の強さです。不要不急の外出は控えましょう」などと呼びかけられたりします。それでも実際にそのような台風を体験したことがなければ、リアルにイメージすることも難しいかもしれません。

少しでも台風の怖さをイメージできるようになるために、過去の台風被害について知っておくと良いでしょう。次項に最近の最も被害の大きかった台風について紹介します。

台風による被害:2018年台風21号の場合

2018年台風21号は、8月28日午前9時、南鳥島近海で発生しました。その後、日本に来襲し、9月4日正午ごろに「非常に強い」勢力で徳島県に上陸、午後2時頃には兵庫県神戸市に再上陸しました。「非常に強い」勢力で日本に台風が上陸するのは、なんと25年ぶりのことです。

最大瞬間風速は、大阪府の関西国際空港で58.1m/s、大阪市で47.4m/sを記録しています。この暴風により、建物の屋根、建設現場の足場等が飛ばされ、クレーンが折れるなどの被害が出ています。トラックや軽自動車、小型車などが横転する、飛ばされるところを撮影した動画もニュースで何度も流されました。街路樹や電柱も暴風により折れたり、根こそぎ倒れたりしています。またタンカーも風に流されて関西国際空港の橋に衝突し、空港が孤立する事態となりました。このように非常に大きなものが暴風により被害を受けていますので見落とされがちですが、当然のことながらもっと小さなものはたくさん飛ばされているようです。報道によれば、暴風で飛ばされたクーラーボックスが頭部に当たり、命を落とした方がいます。大阪市港区では、マンションの8階に飛来したスレート材が窓ガラスを突き破り、破片などが部屋内にいた70代の女性に当たり、死亡したとのことです。

台風による高潮の被害も甚大です。特に関西国際空港は滑走路や駐機場が浸水し、台風が過ぎ去った後でも使用不能となり、閉鎖されました。海水温が高くなると海水が膨張すること、台風の低い気圧により海面が吸い上げられることなどの影響で記録的な潮位となりました。その結果、関西国際空港の防潮堤を大きく超えて、大量の海水が空港内に流れ込んできてしまいました。前述のタンカーが関西国際空港の橋に衝突したことは、潮位が高くなったことも影響しています。

兵庫県西宮市では、中古車のオークション会場で駐車中の車100台が炎上しました。冠水により車から発火し、それが周囲の車に燃え広がったと見られています。

台風21号により、死者11人、住宅300棟超が損壊や床下浸水の被害に遭いました。関西電力館内では、一時218万件以上が停電しました。369本の電柱が倒れるなどの被害を受け、台風が過ぎ去って1日以上経過しても53万件が停電したままです。


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台風による被害を防止するためにできること

2018年台風21号の場合は、前述のように記録的な暴風と高潮の被害が甚大でした。これらから考えられる台風による被害を防止するために、一般の人々ができることについて以下に記します。

1.家の周囲にあるもので暴風によって飛ばされる可能性のあるものを、室内にしまう、飛ばされないように固定するなどの準備をする。比較的軽いものでも、強風に飛ばされると、窓ガラスを突き破るなどの被害につながる可能性があります。

2.窓にテープを貼るなどの補強をする。万が一窓に何かが当たってガラスが割れた場合を想定し、窓の内側には厚手のカーテンを閉めておく。雨戸がある場合は閉める。

3.停電や断水などに備え、飲料水、食料、懐中電灯、ラジオ、スマホの充電用バッテリーなどを用意しておく。

4.台風が来襲してからは外出しない。風で飛ばされたものに当たる危険があり、また暴風により転倒する可能性もある。海岸・河川・用水路などには近づかない。

5.住んでいる場所に避難勧告が出た場合は、できるだけ早く避難する。

車が横転するほどの強風となったら、頑丈な建物内に避難するしかありません。天気予報でできるだけ早く台風の接近を知り、できる努力をして、被害を防ぎましょう。

まとめ

地球温暖化が進むと、台風などの自然災害が頻発するようになると言われています。ニュースなどでも「数十年に一度」や「観測史上最大」といった言葉をよく聞くようになった気がします。これまでは大丈夫だったものも、想定を超えることがいつ起こるかわかりません。油断せず、被害を防止する努力をしましょう。

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