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株式投資の本でおすすめはこの6冊!読まないと損?

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現在比較的高い給料を稼いでいる人でも、いつまでも高い給料をもらい続けられるか分かりません。多くのお金持ちは、給料などの稼ぎ以外に、資産を運用することによって収入を得ています。最悪の場合、給与収入がゼロになっても運用収入だけで生活できるようになれば、経済的な不安はほとんど無くなるでしょう。またそれほど高い給料を稼げていない場合でも、少しずつ資産を作り、それを運用することで収入を得られれば、給与収入と運用収入の両方の力で早く資産を大きくできる可能性があります。

このように資産運用とは、誰にとっても経済的な支えにできる可能性を持っています。いろいろな資産運用方法の中でも、株式投資は誰にでも挑戦できるチャンスのある方法と言えます。それは、誰にでも簡単に売買でき、少額から始められ、投資対象の情報が公開されているためです。これは不動産投資などと比較してみるとよく分かるでしょう。

しかし、株式投資を始め、それなりに運用収入を得るためには勉強が必要です。株式投資の初心者でも役に立つ本を紹介します。

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株式投資のおすすめの本を読む前に知っておくべきこと

大きな書店の株式投資のコーナーに行くと、どの本を選べば良いのか迷うほど多数の本が並んでいます。これらの本の中から役に立つ本を選ぶ前に知っておかなければならないことがあります。それは株式投資と言っても、いくつかの異なるタイプの投資方法があり、それぞれの方法においてそれが得意な投資家が稼いでいるということです。

例えば、企業業績や財務内容などのファンダメンタルズを分析して投資する方法と、それと対照的に株価の動きだけを見るテクニカル分析をして投資する方法があります。時間軸で言えば、1日の中で何度も売買するようなデイトレードや、数日から数週間程度で売買する方法、数年以上株式を保有し続ける方法などがあります。

また業績面で言えば、好業績で成長していきそうな株を買う方法、業績が悪くなった後のV字回復を狙う方法、業績が悪くなる株を空売りする方法などがあります。株価の上昇によるキャピタルゲインを狙うのではなく、配当収入などのインカムゲインを狙う方法もあります。

重要なことは、自分がどのような投資方法を学び、実践していくのかを意識して、その投資方法における良書を選ぶことです。以下に紹介するおすすめの本は、「優れた企業の株を買い、中長期で保有する投資方法」に関するものです。もし、自分がどのような投資方法を学べばよいのかもよくわからないような状況であれば、これらの本を読むことをおすすめします。それは、この投資方法が「株式投資の王道」と言っても良い方法であるからです。

このことは現在日本を代表する企業に成長した大企業の歴史を振り返れば分かるでしょう。例えばユニクロで有名なファーストリテイリング。1963年に資本金600万円で前身となる小郡商事が設立され、1984年にユニクロ第1号店が広島に出店されました。1994年に広島証券取引所に上場され、1997年に東京証券取引所第二部に上場されました。現在までにファーストリテイリテイリングは店舗を増やし、大きく成長しました。できるだけ早い時期に出資し、株を保有し続ければ大きな富を得られました。例えば1997年10月24日に買い、2017年10月24日までの20年間保有していれば当初の投資額の60倍になりました(*配当は含みません)。企業は成長するために株を売り出し、資金を調達します。その株を買うということは本来は出資するということであり、企業の成長とともに株価は上がり、富を得ます。株式投資の本質はそのようなものであり、その意味で「優れた企業の株を買い、中長期で保有する投資方法」を「王道」と述べたわけです。

それでは以下に具体的な良書を紹介します。

株式投資のおすすめの本「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」

株式投資の世界で、「世界一の投資家」と言えば通常は米国のウォーレン・バフェットの名前が上がります。一時は、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツと世界一の大富豪の座を争っていました。ウォーレン・バフェットは、個人投資家としてスタートし、世界一の投資家まで上り詰めたことから、個人投資家からも人気が高く、その投資方法を参考にしたいという人が多数います。

ウォーレン・バフェットは、投資会社であるバークシャー・ハザウェイの経営者であるため、毎年の株主総会で投資成績や投資に対する考え方を自ら説明していますが、残念ながら本人が執筆した株式投資の本は無いようです。そのため、長年、ウォーレン・バフェットの投資を身近で見てきた、ウォーレン・バフェットの息子の元夫人であるメアリー・バフェットによるこの本「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」が、信頼でき、また分かりやすいのでおすすめです。

ウォーレン・バフェットがどのような企業に投資すべきと考えているのか、まず定性的に言葉と具体例で紹介し、さらに後半では投資についてのケーススタディを簡単な計算を使って定量的に説明しています。これが非常に分かりやすいです。

本書の中でも書かれていますが、ウォーレン・バフェットの投資方法・哲学は比較的単純で理解しやすいのですが、実践するのは簡単ではないようです。それは人間の本能に逆らうものであり、感情に流されず、自分を律することを求められるからです。

詳細をかなり省略して言えば、「競合企業と比べて独占的な強みをもつ企業を選び、市場全体の暴落や一時的な業績低迷などによって株価が大きく下がる機会を辛抱強く待って、その機会を活かして株を買い、長期に渡って保有する」という投資方法です。株価が大きく下げる時は、多くの人がパニックになって株を売り急ぎます。そのような心理状態になりやすい時に、株を買うという行動は人間の本能に反するものであり、それを実践することは非常に困難です。またそのような時に株を買うためには、いつ株価が下げても良いように現金を保有している必要があります。株式投資をやりたい人が、現金を持ったまま株を買わずにいつ訪れるのかがわからないような株価の暴落を待ち続けるということも非常にハードルが高いです。このような意味から、ウォーレン・バフェットの投資方法を理解することは簡単でも、実践することは難しいと言われています。

それだけに投資方法を深く理解し、強い意志で実践することができればウォーレン・バフェットに近づくことができるでしょう。


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株式投資のおすすめの本「マンガーの投資術」

ウォーレン・バフェットの盟友であるチャーリー・マンガーの投資方法を紹介した本です。チャーリー・マンガーは、長年、ウォーレン・バフェットのパートナーとして活躍し、現在もウォーレン・バフェットが経理するバークシャー・ハザウェイのナンバー2を務めています。チャーリー・マンガーはウォーレン・バフェットよりも7歳年上ですが、その性格によるものなのか、ほとんどの場面でウォーレン・バフェットが全面に出て、チャーリー・マンガーはそれを支えているような印象を受けます。

そのため株式投資において驚異的な成功をおさめてきたその方法は、ウォーレン・バフェットによるものとして紹介されていることが多いのですが、実はチャーリー・マンガーの投資方法に強くを影響を受けたものであることがこの本を読むとわかります。前述の「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」に続いて読むと、理解が深まるでしょう。

この本の巻末に経済評論家の山崎元氏による解説があります。これが非常にレベルが高く、かなり詳細なもので、大変参考になります。

株式投資のおすすめの本「ピーター・リンチの株で勝つ新版 アマの知恵でプロを出し抜け」

ピーター・リンチは、米国のマゼラン・ファンドで資産を2000万ドルから140億ドルに増やした伝説のファンドマネージャーです。個人投資家にも理解しやすいような有望株の発掘方法を使い、株価が10倍になる「10倍株(テンバガー)」をいくつも手にしたことから、非常に人気の高い投資家です。

有望株を他の多くの人々よりも早く発掘するということは、証券会社のアナリストのような専門家には個人投資家はかなわないと考えがちです。しかし、ピーター・リンチの教えは、身近に投資のチャンスやヒントはたくさんあり、自分や家族が見聞きしたり、利用したりするサービスを提供する企業が急成長することがあるというものです。例えば近所に新しくできた飲食店が大人気で繁盛しているということに気がついたとします。調べてみると新興市場に上場しているまだ比較的小さな企業で、これから店舗を増やしていこうとしているところということが分かったとします。借金も少なく、財務内容に問題なく、接客もサービスも良い。「まだ全国的な知名度は低いけれど、これから伸びるのではないか?」と考え、多くの人が注目する前に株を買うという方法です(*かなり簡略化しましたので、詳細は本書をご覧ください)。実際、最近の20年間の日本を見ても、これに該当するような企業は複数あるでしょう。

この方法ならば、個人投資家にも有利な点が多く、それが人気の理由の一つとなっています。知っておきたい投資方法ですね。

株式投資のおすすめの本「株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる」

経済評論家の中原圭介氏の著作です。ウォーレン・バフェットは主に米国株に投資しているため、前述の書籍は米国株について内容が中心です。米国株であっても日本株であっても、そのエッセンスは共通しているため、もちろん参考になります。しかし、日本株および日本の株式市場には特有の性質があります。その最も重要な点がこの本を読むと分かります。残念ながら絶版ですので、中古しか手に入りません。もし中古で販売されているのを見つけたら、その機会を逃さずに入手することをおすすめします。

「日本株および日本の株式市場には特有の性質」とは何か?それは「海外投資家の売買動向により株価が動くという性質」です。

株価はなぜ上昇したり、下落したりするのでしょうか?その株を買い上がろうというする人々がいれば株価は上昇し、売り浴びせようとする人々がいれば株価は下がります。人々と言っても人数が重要なのではなく、資金力が重要です。単純に言えば、巨額の資金を使えば、短期的には株価を意図する方向へ動かすことができます。日本の株式市場では、海外投資家の売買シェアが大きく、海外投資家が連続して買い越せば株価は上昇し、連続して売り越せば株価は下落します。そんな日本の株式市場の構造をこの本を読むことで理解できます。

短期的に株価が動く時は、株を買い集めたり、売り浴びせたりする人々が存在するというメカニズムを理解しておくことは、株式市場を理解する上で非常に役立ちます。

株式投資のおすすめの本「昇格期待の優待バリュー株で1億稼ぐ!」

最近の日本の株式投資の世界では、個人投資家の活躍が注目されています。株式投資で1億円以上の資産を築いた「贈り人」が多数生まれています。個人投資家の活躍は、「自分でもできるのではないか?」という勇気を与えてくれます。

しかし、株式投資で何兆円もの資産を築いたスーパースターのウォーレン・バフェットと比べてしまうと、億り人と言えどものすごく小粒ですし、投資方法としての完成度・実績もまだまだ未熟かもしれません。それでも日本株に投資し、一般の個人投資家としても真似できそうな方法という点では参考になるでしょう。

企業業績が順調に伸びている場合でも、ある時期までは注目する投資家が少ないために過小評価されて株価が割安なことはよくあります。何らかのカタリストがあって、急に株価が上昇し始めることがあります。そんなカタリストの一つとして、この本では「東証一部への昇格」に注目しています。東証二部やJASDAQの株が、東証一部に昇格すると、多くの買いが集まり、株価が大きく上昇することがあります。これを意識して狙っていけば、高い確率で大きく稼げるという考え方です。

知っておきたい一つの株式投資方法です。

株式投資のおすすめの本「スタバ株は1月に買え! 10万円で始めるイベント投資入門」

前述したウォーレン・バフェットの投資方法は、単純化すれば「優れた企業の株を買い、中長期で保有する投資方法」と言えます。東証一部への昇格を狙うのも、ある意味企業の成長に投資する方法と言えるでしょう。ここで紹介する「スタバ株は1月に買え! 10万円で始めるイベント投資入門」は、これらとは異なる「イベント投資」について紹介する本です。なぜイベント投資についての本をピックアップするかと言うと、株式投資で勝てる方法は一つではないことを知って欲しいということと、ある程度のデータが蓄積されれば比較的勝てる確率が高い投資方法であるからです。AIやIoTの時代になれば、より多くのデータが蓄積・分析され、ますます進歩する可能性がある投資方法の一つと考えられます。

イベント投資とは、あるイベント(出来事)に関連付けて株価の動向を予測し、投資する方法です。有名なのは人気の株主優待の権利日に基準にした投資です。株主優待の人気が高い銘柄は、権利日に向けて株価が上昇する傾向があります。したがって、それを先回りし、その2ヶ月以上前に株を買い、権利日数日前に売るという方法が広く知られるようになりました。このイベントを基準にした株価動向が繰り返される間は、それを利用して稼げる確率が高くなります。またイベント投資は、比較的株式市場の相場動向に影響を受け難いという特徴もあります。前述の東証一部昇格を利用した投資は、企業の成長に長期で付き合うという面もありますし、昇格を察知してその少し前に買い、昇格後に売り抜ければ、イベント投資にもなります。

イベント投資の弱点は、そのイベントに関する株価動向が広く知られてしまうと、多くの人が追随し、先回りしようとしますので、株価が想定したような動きをしなくなることです。またその企業に関する祥事などがあれば、もちろん株価動向が影響を受けます。そもそもイベントと株価動向の分析が間違っていると(データ不足や過去の株価の動きが単なる偶然であったなど)、予測を外すことになります。

これらの特徴を理解し、活用するための入門書になるでしょう。ちなみにこの本のタイトルになっているスターバックスコーヒージャパンは、この本が発売された頃の2015年3月に上場廃止になりましたので、この本で紹介するようにスターバックス株を売買することはできません。しかし、スターバックス株以外にも問題なく通用する方法ですので、この本の価値が下がるわけではありません。ご心配なく!

まとめ

多くの分野で新たにスタートしようとする人に言えることですが、すべてを我流でやり始めるのは効率が悪く、リスクも高いです。偉大な成果を上げている先人に学び、少しでもその優れた方法を自分のものにすれば、成長も早くなるでしょう。自分の独創性(オリジナリティ)を発揮するのは、その後で大丈夫です。

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