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WiFiルーターの高性能モデルは何が違うの?トライバンドとは?

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自宅で存分にインターネットを楽しむためには、光ファイバーなどのブロードバンド回線を引き込み、WiFiルーターを接続する方法が一般的です。WiFiルーターの性能も、インターネットの使いやすさ・快適さに大きく影響します。WiFiルーターの高性能モデルは、スタンダードモデルと何が違うのでしょうか?

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WiFiルーターの高性能モデルは何が違うの?

WiFiルーターは安いものは3000円程度のものからあり、スタンダードなものは1万円程度のようです。これらと比べてハイエンドの高性能モデルは何が違うのでしょうか?高性能モデルとして人気の機種は、例えば以下のASUS(エイスース) ROG Rapture GT-AC5300があります。

スペックを見ると、以下のような記載があります。
・IEEE802.11a/b/g/n/ac
・転送速度 2167 Mbps(5GHz), 1000 Mbps(2.4GHz)
・アンテナ数 5GHz-1帯:4×4/5GHz-2帯:4×4/2.4GHz帯:4×4(送信4×受信4)
・ストリーム数 4
・MIMO あり

この機種は多機能で、デフォルトの設定で使用しても高い性能を発揮しますが、最大の性能を発揮させるにはある程度の基礎知識が必要なようです。少々性能はこの機種よりは劣りますが、すべてお任せで安定した速さを実現できる機種としては、バッファロー AirStation WTR-M2133HPなどがあります。価格的にもこの機種は前述の機種よりはかなり安いです。

スペックを見ると、以下のような記載があります。
・IEEE802.11a/b/g/n/ac
・転送速度 866 Mbps(5GHz), 400 Mbps(2.4GHz)
・アンテナ数 5GHz(W52/W53)/2.4GHz:2本(内蔵)、5GHz(W56):2本(外付け)
・ストリーム数 2
・MIMO あり

これらのスペックの内、「IEEE802.11a/b/g/n/ac」は通信規格を表すもので、最新の「IEEE802.11ac」に対応することで高速の通信が可能となります(*通信規格の詳細はこちらの「」をご覧ください)。

その他のスペックの表記の意味について以下に説明します。

WiFiルーターのストリームとは?

WiFiルーターのストリームの説明を調べると、[ストリーム数]=[機器のアンテナの本数]との説明をよく見かけます。そのため製品のパッケージに記載されているアンテナの所を見ると、「4×4」などの記載があります。この意味がよく分からないと「4×4=16だから16本?」などと勘違いするかもしれません。

「4×4」の意味は、送信用アンテナが4本、受信用アンテナが4本ということです。「それでは4+4=8本?」と思うかもしれませんが、WiFiルーターはデータを送受信しますので、送信用アンテナと受信用アンテナがセットで必要で、「4×4」で4ストリームという数え方になります。

アンテナ数(ストリーム数)を増やすということは、道路に例えるとデータを送受信するルート(道)を増やすことに相当します。あるルートが渋滞していたら、別のルートも使ってデータを分割して送受信すればより高速な通信が可能となります。したがって、ストリーム数が2よりも4の方がかなり優れていることが分かります。

IEEE802.11acではこのストリームを束ねて使う「MIMO(Multi-Input Multi-Output)」という技術があり、これを活用できる機種は、大量のデータを高速で送受信することができます。


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WiFiルーターのトライバンドとは?

旧式の通信規格のWiFiルーターでは、使用できる周波数帯が2.4GHzあるいは5GHzのいずれか一方のみのシングルバンドでした。IEEE802.11nは2.4GHzあるいは5GHzが利用できる規格となり、WiFiルーターにもこれらが1つずつ、合計2つが利用できるデュアルバンドが登場しました。これは優れているのですが、どちらかの周波数帯に接続する機器が多くなると通信速度が低下するという難点がありました。そこで最近は5GHzを追加し、「5GHz-1帯、5GHz-2帯、2.4GHz帯」といったトライバンドが高性能の機種として登場しています。

先に紹介しましたASUS(エイスース) ROG Rapture GT-AC5300では、自宅内でWiFiに接続する機器を、トライバンドの各周波数帯にマニュアルで割り振ることができます。高画質のゲームや4Kストリーミングのように、大容量データを流すための周波数帯とスマホの通常のウェブブラウジングを行う周波数帯を分けることで、どちらも快適に使うことができます。

バッファロー AirStation WTR-M2133HPでは、各周波数帯の混雑具合を調べながら、自動で各機器を割り振ってくれます。何も考えないで使える点は嬉しいのですが、どの周波数帯に接続しているのかがわからない点が難点です。接続機器数に余裕がある時はそれほど差はありませんが、ギリギリになるとマニュアルで割り振れるASUS(エイスース) ROG Rapture GT-AC5300の性能の方が上回るようです。しかし、バッファロー AirStation WTR-M2133HPがスタンダートなものに比べて高性能であることは間違いありません。価格を考えると妥当な性能でしょう。

まとめ

ハイエンドの高性能WiFiルーターについて紹介しました。スペック表の記載内容が理解できれば、その価値もよく理解できるでしょう。価格相応の優れた性能です。

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