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入間航空祭で電車の混雑を回避するには?

航空祭・基地イベント

埼玉県狭山市と入間市にまたがって位置する航空自衛隊入間基地で、毎年11月3日の文化の日に開催される航空祭は、都心からのアクセスも良いため多くの人が訪れます。人気の高いイベントなのですが、それは入間航空祭にアクセスする電車も非常に混雑することを意味します。電車の混雑を回避する方法について紹介します。

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入間航空祭で電車の混雑を回避するには?

入間航空祭は人気が高く、2017年は21万人の入場者を記録しました。最寄り駅の西武池袋線稲荷山公園駅へ多くの人が降車しますが、西武30000系電車の10両編成で定員1506人(座席546人)ですし、入間航空祭の会場9:00の直前の8時台には通常の休日ダイヤで6本の電車が下りで停車します。開場後の9時台も6本です。入間航空祭の当日には臨時便もありますが、10両編成で定員1506人(座席546人)という輸送能力を考えると、8時台と9時台の12本ですべて均等に満員で1.8万人しか降りられないということです。もちろん、上りに乗ってくる人もいると思いますが、下りに比べると圧倒的に人数が少ないでしょう。

この輸送能力と21万人規模の入場者を考えると、入間航空祭の時に電車および駅の混雑具合がイメージできるのではないでしょうか?あまりにも稲荷山公園駅はホームも狭く、かなりの混雑になります。そのため、西武新宿線狭山市駅からのアクセスも推奨されています。稲荷山公園駅は入間航空祭の入場ゲートのすぐ近くにあるのに比べ、狭山市駅は20分以上入場ゲートまであるかないといけないので不便なのですが、入場者数と電車の輸送能力を考えるとかなり多くの方々が利用しているようです。特に自宅からの最寄り駅の関係で西武新宿線の方がアクセスしやすいのであれば、こちらの方が便利という方々もいらっしゃるでしょう。

ちなみに入間航空祭終了時は、入場者が一斉に帰りますので、稲荷山公園駅の混雑はピークに達します。終了時には狭山市駅に近い入間基地のゲートも開きますので、徒歩15分程度で狭山市駅まで行けることもあり、稲荷山公園で順番に電車を待つよりも狭山市駅に行った方が早く電車に乗れる確率も高いでしょう。この混雑を知っている人は、すべてのプログラムが終了するのを待たず、メインイベントのブルーインパルスのアクロバット飛行が終了した途端、帰り始める人もいます。もちろん混雑覚悟で、最後のプログラムまで楽しむ人の方が多いようです。

以下、入間航空祭の電車でのアクセスで、電車内での混雑を回避する方法について紹介します。

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入間航空祭で電車の混雑を回避するにはレッドアロー

前述のように入間航空祭は人気のイベントなので、基地内での混雑を回避することはできません。そんな混雑した状態で、広大な入間基地内をかなりの距離歩くことになりますので、せめて最寄り駅までの電車内では混雑を回避して体力を温存したいものです。

入間航空祭の最寄り駅である稲荷山公園駅まで電車内の混雑を回避する方法でベストなのが、西武池袋線の池袋駅発の特急レッドアロー号に乗る方法です。通常はレッドアローは、稲荷山公園駅には停車しないのですが、入間航空祭の日の以下の臨時便だけは停車します。

【2019年11月3日(土・祝)】

1.「むさし63号」 池袋発9:00 > 所沢発9:21 > 稲荷山公園着9:30
2.「むさし65号」 池袋発10:00 > 所沢発10:22 > 稲荷山公園着10:34

通常の運賃に加えて特急料金が必要ですが(池袋から稲荷山公園までで500円)、全席指定で必ず座れますし、席も広くて快適です。1ヶ月前から西武線の特急券・指定券発売駅や西武鉄道のサイトにて購入できます。またレッドアロー車内ではFree WiFiが利用できます。

また狭山市駅へアクセスしたい場合は、西武新宿線のレッドアローが利用できます。開場時間近辺では以下のレッドアローがあります。

【2019年11月3日(土・祝)】

1.「小江戸3号」 西武新宿発7:30 > 高田馬場発7:33 > 狭山市着8:08
2.「小江戸61号」 西武新宿発8:00 > 高田馬場発8:03 > 狭山市着8:39
3.「小江戸5号」 西武新宿発9:00 > 高田馬場発9:03 > 狭山市着9:38
4.「小江戸9号」 西武新宿発10:00 > 高田馬場発10:04 > 狭山市着10:38

なお上記については現時点(2018年10月時点)で確認できた情報ですが、何らかの事情で変更になる可能性もありますので、最終的な時刻は西武鉄道のサイト等でご確認ください。


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入間航空祭で電車の混雑を回避するにはS-TRAIN

前述のレッドアローがベストの選択と思いますが、自宅の最寄駅によっては西武鉄道のS-TRAINを利用する方法も選択肢に入るかもしれません。S-TRAINは、土休日に西武池袋線が東京メトロ副都心線から東急東横線、横浜高速みなとみらい線まで乗り入れることにより、誕生した全席座席指定の列車です。特に横浜方面から入間航空祭に参加するならば便利でしょう。車内ではFree WiFiと(すべての席ではないですが)電源コンセントも利用できます。

しかし、難点が2つあります。1つは稲荷山公園駅に停車せずに、一駅先の入間市駅まで行ってしまうこと。もう1つは運行本数が少なく、下りは以下の1つだけであることです。

「S-TRAIN 1号」元町・中華街発7:01 > 横浜発7:09 > 渋谷発7:37 > 入間市着8:29

入間航空祭の日は、駅の混雑状況を見て稲荷山公園駅では臨時の改札口が設けられることがあります。特に開場の少し前の時間帯から混雑はピークに達することが多く、臨時改札から駅の外に誘導されることがあります。そんな時間帯に稲荷山公園駅に着くと臨時改札から、線路を挟んで会場となる滑走路と反対側に出ることになります(*混雑具合と臨時改札の状況によります)。実は駅から外に出てから、会場へ行くために踏切を渡ることにかなり時間がかかります。混雑して踏切の向こう側があまり空かないことと、臨時便もあって数分間隔で電車が通過するために踏切が降りるからです。

このような混雑している時間帯では、一駅先の入間市駅まで行き、上りに乗って稲荷山公園駅まで戻ってきた方が早く会場まで行ける可能性があります。上りで稲荷山公園駅で降りると、会場側の出口から駅の外に出ることになるので、踏切を渡る必要がないためです。そう考えると、S-TRAINで入間市駅まで行ってしまうのも悪くはないでしょう。ただし、入間市駅で一旦改札から外に出て、再度入場して入間市から稲荷山公園間の料金を払う必要があります。

S-TRAINは乗車券の他に指定券が必要です。1か月前から駅および西武鉄道のサイトで購入できます。座席数が限られていますので、早めの購入をおすすめします。

まとめ

入間航空祭へ行く時の電車の混雑を回避する方法について紹介しました。レッドアローとS-TRAINを利用するのがおすすめです。

航空祭に初めて参加される方は、こちらの記事「航空祭の楽しみ方!初めて行く人のためのガイドブック」もご覧ください。

入間基地航空祭についてのいろいろな情報は、こちらの記事「入間基地航空祭のまとめ」をご覧ください。

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