新年の始まる元日の日の出、いわゆる「初日の出」は縁起が良いとされ、多くの人が見に行きます。日本でもっとも多くの人が住んでいる東京でも、毎年多くの人が初日の出参りをします。おすすめのスポットはどこでしょうか?以下に紹介します。
初日の出を東京で見るならおすすめは高い所
初日の出を見る場所としておすすめなのが高くて見晴らしが良い所です。元日の日の出の頃の時間帯は、気温も低いので、屋内から初日の出を見られれば暖かくて良いですね。都心は高層の建物も多いので、できれば非常に高くて、展望台があるような場所が理想的です。またそのような場所は、関東平野が一望できるようなパノラマが楽しめ、日の出を見るとしても、普段の地上から見る光景とは一味違ったもので、新年の清々しい気分となるにはピッタリの場所でしょう。
都心で非常に高く、展望台もあるような場所というと、一番に思い付くのが東京スカイツリーです。日の出の時間帯は、通常は東京スカイツリーは営業時間外です。初日の出を見られるように、元日は「初日の出特別営業」を行っています。2019年1月1日の初日の出営業については、人数限定で11月1日からインターネットの抽選申し込みを受け付けています。人数限定です。
それ以外の、都心の高層の建物で、展望台があるところでも同様に初日の出を見るチャンスがあります。
例えば、池袋のサンシャイン60展望台での初日の出特別営業は、11月22日(木)朝10:00より、前売りチケットが販売されます。東京タワー、六本木ヒルズ、テレコムセンター展望台でも例年は初日の出特別営業があります。
初日の出を東京で見るならおすすめは東京湾
初日の出を見る場所として、高層の建物の展望台の他におすすめなのは海です。遮るものがなく、日の出の方向の水平線が見渡せる場所ならば、海岸からでもよく見えるでしょう。もう一つ人気があるのが、東京湾クルーズです。船で海に出れば、遮るものはありませんので、水平線から昇る初日の出がよく見えます。船の中で美味しい食事や飲み物も楽しむことができます。
東京湾初日の出クルーズはいくつかの旅行会社が企画・販売しています。以下にいくつかピックアップします。
1.「徳川幕府3代家光将軍の御用船「安宅丸」から眺める初日の出クルーズ」
東京湾初日の出クルーズは、船に乗って東京湾に出て、水平線から昇る初日の出を見るという点では、当たり前ですがすべて同じです。そうするとどの点に違いがあって、何を重視して選ぶかというと、船と飲食および出発地・到着地でしょう。船に関しては、乗り心地ということもありますが、ほとんどの場合は湾内クルーズ用のサイズの船ですので、大型豪華客船ほどの乗り心地ではありません。しかし、短時間のクルーズなので問題無いレベルでしょう。むしろ船の内装、テーブル、椅子などが重要です。
この徳川幕府3代家光将軍の御用船「安宅丸」は、クルーズトレイン「ななつ星in九州」などをデザインした水戸岡鋭治氏がデザイン監修している独特の雰囲気の船です。船内ではお正月の特製お節料理・お雑煮が楽しめ、日本酒または甘酒、またはソフトドリンクが付いています。日の出帰港後、浅草行きの乗り継ぎ便には無料で乗船できます。浅草乗船場着後は、雷門・浅草寺まで徒歩3分の立地ですので、初詣で賑わう浅草を楽しめます。
2.「2019年の優雅な幕開け!屋上デッキ付大型船で行く『初日の出クルーズ』&『東京スカイツリー(R)天望デッキ入場(350m)』~お正月特製お弁当付き~」
東京都観光汽船が保有する大型船による初日の出クルーズです。お正月特製お弁当付きで、初日の出を見ながら食べられます。草~羽田沖(初日の出)~日の出~浅草のルートとなり、下船後、浅草でフリータイムがあります。最後に元旦、スカイツリー350mの天望デッキへ特別に案内してもらえます。
初日の出を東京で見る時に電車は?
初日の出を見るためには、当然のことながら日の出前から家を出て、目的地に到着しなければなりません。そんな早朝に電車などで移動することに不安を感じる人もいるかもしれません。そこはさすがに東京の中心部。例年、大晦日から元日は、電車が運行されています。通常ならば終電となる時刻以降でも、電車がストップせずに運行されていますので大丈夫です。ただし、どの路線のどこからどこの範囲で、どのような時刻表で運行されるのかは、年末に発表されますので、必ずそれを確認し、自分の移動に支障がないかどうかを確認しましょう。
まとめ
東京都心で見る初日の出について紹介しました。新年のスタートです!心機一転できるように準備しましょう。
皇居一般参賀についてこちらの記事で紹介しています。
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