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冬の電気代が高いのはなぜ?節約術で抑えるためには?

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東日本大震災以降、日本では節電に対する意識が高まっています。多くの人の努力により、日本の電力需要も減っています。地球環境を考えれば、節電により電力の使用量が減っていることは良いことです。個人レベルで考えても電気代が減らせれば嬉しいですね。特に電気代が高くなる冬について節電方法を紹介します。

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冬の電気代が高いのはなぜ?

一年の中でもっとも電気代が高くなるのは、通常は冬です。夏の猛暑の時はピーク電力が高くなるのですが、1日の電力需要(使用量)は暖房を使い続ける冬の方が高くなります。部屋を暖めるには多くの電力を使用するためです。単純に温度差を見ても、猛暑で気温が35℃の日に部屋の温度を28℃に設定したら7℃下げることになりますが、真冬に気温が3℃の時に部屋の温度を18℃に設定したら15℃上げることになります。つまり、冬の方が温度調整する温度差が大きいと言えるでしょう。

冷房・暖房に使用する機器としてもっとも効率が高いのは、ヒートポンプ式のエアコンです。夏場の冷房にはエアコン以外の機器は考え難いですが、冬場の暖房にはエアコンだけでなく、オイルヒーター、コタツなどの他の暖房機器もあります。エアコン以外の機器で部屋の温度を上げようとすると、一般に消費電力が高いため、冬場の電気代を上昇させる要因となります。もちろんエアコンも使用しない時に比べれば、使用すれば必ず電気代を上げる要因となりますが、その上昇幅が他の暖房器具の方が大きいことが多いという意味です。

冬の電気代の節約術

冬は暖房に電気代がかかるということを前述しました。したがって、暖房の効率を上げることが冬の電気代の節約術の中心となります。また季節にかかわらず、一年中有効な電気代の節約術も組み合わせることができます。以下、それぞれについて紹介します。

冬の暖房効率を上げる節約術

1.家の断熱性を高める

これから家の建てるのであれば、断熱性能に優れた家を建てれば大きな省エネ・電気代節約効果があります。すでにある家の断熱性を高めるためには、窓を複層ガラスや二重窓にリフォームすれば、断熱性が格段に向上します。賃貸住宅などでリフォームすることが難しいようであれば、DIYで内窓を付けることができます(*「簡易内窓 オーダーサイズ完成品[2枚引違い窓]:[幅901〜1800mm×高601〜900mm]【株式会社光】【二重窓】【内窓】【中空ポリカ板】」など)。また内窓が付けられないサイズの場合は中空ポリカの断熱シートを貼り付けることにより断熱性を改善することができます(*「中空ポリカ 4mm厚 【無料カット】面積販売100mm×100mm 単価24円」など)。シートの貼り付けには剥がせる両面テープなどを使えば簡単です(*「ニトムズ はがせる両面テープ 強力接着用 15×10 1巻入り T3830 両面テープ はがせる 強力 作業用品 DIY」など)。これで寒い時期は2〜3℃は違うでしょう。

2.厚手のカーテンの使用

窓に厚手のカーテンを付けるだけでさらに断熱性が高くなりますので、暖房効率が高くなります。

3.太陽光の取り込み

日当たりの良い部屋の場合は、日当たりが良い時間帯に部屋の中にたっぷりと太陽光を取り込むと良いでしょう。断熱性の高い窓でも、透明であれば太陽光は通過してきますので、それにより室内を暖めることができます。太陽光のエネルギーは大きいので、利用できればかなりお得です。

1年中有効な電気代の節約術

1.冷蔵庫を新しいものにする

冷蔵庫が10年以上前のモデルであれば、最新の冷蔵庫に買い換えることで電気代を節約できる可能性が高いです。我が家では15年以上使用していた冷蔵庫を買い替えたら30%以上も電気代が下がりました。冷蔵庫は常に動いているので、省エネ効果が大きいです。冷蔵庫は、小型のものよりも大型のものの方が消費電力が低いという場合が多いです。設置スペースに問題がなければ、大型のものを選んだ方がお得です。特に中に多くのものを入れ過ぎて効率が下がることがあるのですが、大型の冷蔵庫を選べばそのようなことも避けられることが多いでしょう。

2.照明をLED照明に交換する

LED照明はかなり普及し、価格も下がりました。まだLED照明以外の照明を使用している所があれば、積極的にLED照明に交換すれば電気代を節約できます。

3.テレビを省エネ性能の高いものにする

テレビの価格も下がり、複数のメーカーから発売されているために選択肢もあります。できるだけ省エネ性能に優れるものを選べば電気代の節約につながるでしょう。

照明とテレビについては、無駄に点けっぱなしにしないようにすれば、さらに節電できます。冷蔵庫、照明、テレビは、一般家庭で電力使用量が大きな機器のトップ3ですので、これらを実行すればかなり節電できるでしょう。


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冬の電気代を節約する時の注意点

冬の電気代を節約しようとする時に注意すべき点があります。電気代を節約することばかりを最優先にして、部屋や廊下の温度を低くし過ぎないということです。

日本の賃貸アパートなどは、玄関のドアがスチールとガラスなどでできていて、断熱性が極めて低い場合があります。部屋の中は暖房していても、廊下に出て、さらに玄関まで行くと、屋内でも非常に温度が低い場合があります。さらにお風呂場や脱衣所も断熱性が低く、室温がかなり低くなっていることも珍しくありません。これは「ヒートショック」を起こしやすい典型的な状況です。入浴中のヒートショックで急死した人は2011年には約17,000人で、交通事故の死者数(4611人)を大きく上回っています(*東京都健康長寿医療センター研究所の調査による)。つまり暖房代を節約し、家の中の温度、特にお風呂場・脱衣所の温度を下げると命にかかわる危険があるということです。

この問題を根本的に解決しようとすると、家の断熱性を高め、家の中を暖房し、場所による温度差を小さくすることが必要です。そのような観点からも、断熱性を高めるということは必須でしょう。

また暖房についてエアコンが効率が高いことを述べました。しかし、エアコンにも弱点があります。それは温風を吹き出して部屋内を暖める暖房器具であることです。確かに部屋内を短時間で設定温度まで暖めることができるのですが、温風が直接身体に当たると辛いですし、特に顔に当たると喉や鼻、目が辛くなります。その点では、輻射熱で部屋をじんわり暖めるオイルヒーターは身体に優しく、人気があります。オイルヒーターは電気代が高いと言われますが、まず部屋の断熱性を高めておけばより少ない電力で部屋を暖められますので、オイルヒーターの電気代も抑えられます。電気代を節約するために身体への影響を無視しないようにしましょう。

まとめ

冬の電気代の節約術について紹介しました。リフォームほどではなくても、DIYレベルで数万円程度お金をかければ、かなり冬の電気代を節約できます。さらに冷蔵庫、照明、テレビを省エネ性能の高いものにすれば、もっと電気代を下げられるでしょう。

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