良質の睡眠は健康にはとても大切です。同じ睡眠時間でも眠りが浅いと疲れがとれず、それが続けば疲労が身体に蓄積していきます。熟睡してしっかり疲労を取ることが大切です。うっかりやってしまいがちな熟睡を妨げること、「やってはいけない」ことを紹介します。
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睡眠のことがわかるまとめ!健康には大切です!
熟睡するためにやってはいけないこと
熟睡するためには、布団や枕などが自分の身体に合ったものを用意したり、寝室の温度・湿度を快適になるように調節することも重要です。ここでは熟睡するために必要なそれらの環境的なことが整っているとして、「やってはいけない行動」にフォーカスします。それらは以下のような行動です。
1.お酒を飲まない方がよい
2.カフェインを摂らない方がよい
3.直前に食事をしない方がよい
4.直前に運動しない方がよい
5.悩み事を考えない方がよい
いくつか思い当たるものもあるのではないでしょうか?次項からさらに詳しく解説します。
熟睡するためにはお酒を飲まない方がよい
お酒を飲んで酔っ払うと眠くなるのは事実です。しかし、お酒を飲んでから寝ると、眠りが浅くなりやすく、夜中に起きてしまうことが多くなります。夜中に起きてからは覚醒してしまい、寝付けなくなることが多いです。これでは熟睡できず、疲れがとれません。
もっと早い時間にお酒を飲んで酔って、その後に酔いが覚めるまで起きていた場合でも、覚醒して寝付けなくなることがあります。アルコールの摂取量がそれほど多くなく、ある程度アルコールが抜けてしまってからようやく寝付けるようになるようです。
できるだけ就寝時間に近くなったらお酒を飲まないようにした方がよいでしょう。
熟睡するためにはカフェインを摂らない方がよい
カフェインの副作用として「不眠」があることは広く知られています。エナジードリンクなどは大量のカフェインを含んでいることが多く、忙しい時に眠気覚ましに飲む人も多いようです。その他、コーヒー、紅茶、緑茶などにも多く含まれています。それだけに就寝時間に近くなってから、これらのカフェインを多く含む飲料を飲むと寝付きが悪くなってしまうことが多いです。
熟睡するためには直前に食事をしない方がよい
就寝する前に食事をすると眠くなることもあるのですが、胃で消化活動が始まり、身体は睡眠状態になりきれず、熟睡できないことがあります。また食後すぐに横になると逆流性食道炎になり、それが慢性化すると食道がんなどに進展することもあります。いずれにしても就寝前に食事をしない方がよいでしょう。
熟睡するためには直前に運動しない方がよい
就寝の2〜3時間前までに運動を済ませておくことは、身体に疲労を与えます。さらにある程度の負荷の運動であれば、筋肉が分解し、それが睡眠中に再生されるように成長ホルモンが分泌されることにより、熟睡しやすくなります。また就寝前にストレッチやヨガなどの心身がリラックスできるような運動であれば、睡眠にはプラスです。
熟睡を妨げる可能性が高いのが、就寝時間に近くなってから激しい運動をすることです。これでは心身が覚醒してしまい、眠りにつけなくなります。毎日トレーニングを日課にしている人でも、仕事などで帰宅が遅くなってしまった場合は、無理して就寝前に運動するよりは、早起きして朝に運動した方が身体にはよいでしょう。
熟睡するためには悩み事を考えない方がよい
布団に入って眠ろうとする時に、悩み事を考え始めると、悶々と考え続けてしまうことが多くなります。特に深い悩みほどその傾向が強く、眠れなくなってしまうことがあります。悩み事には何らかの原因があると思いますが、ほとんどの場合、一晩ぐらい悩んでも状況は変わりません。むしろ睡眠不足になって心身を蝕んでしまう方が深刻です。悩み事について考えないようにしましょう。気分転換で、何か軽い内容の本などを読んでから眠るようにしてもよいでしょう。
まとめ
熟睡するためにやってはいけないことについて紹介しました。良質な睡眠ができるように注意しましょう。熟睡するために積極的に取り入れたいことについては、こちらの記事「熟睡するために役立つ4つの方法!ぐっすり眠れない方向け!」で紹介していますのでご覧ください。
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