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量子ドットディスプレイのモニターが登場!広色域は魅力?

投稿日:2019年2月14日 更新日:

有機ELのスマホや大型テレビが売れ始めているため、「最先端のディスプレイは有機EL!」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。実は液晶ディスプレイの研究開発もまだまだ継続されており、新しい技術が導入されています。注目されているのが「量子ドット」です。最新のモニターが登場しましたので紹介します。

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量子ドットディスプレイのモニターが登場!

液晶ディスプレイでは、直径数nm~20nmの半導体により、青色LEDからの光を緑と赤の光に波長変換する技術が利用され始めています。このナノサイズの小さな半導体の粒子を「量子ドット」と呼びます。なぜ量子ドットによる波長変換をするのかというと、量子ドットの直径を精密にコントロールすることによって、波長変換後の緑色と赤色の光の波長スペクトルを狭くすることができ、液晶ディスプレイの色域を広げる(表示できる色数を増やす)ことができるからです。

量子ドットを搭載した液晶ディスプレイは、2013年にソニーがテレビとして製品化しました(*ソニーはそれ以降は量子ドットディスプレイは製品化していません)。さらにAmazonのKindle Fire HDX 7などにも搭載され、現在はVIZIO社や中国メーカーがテレビとして販売しています。

そしてついにアイ・オー・データから2019年2月に量子ドットディスプレイのモニターが発売されることとなりました。またHPは2019年1月に、世界で初めて画面ガラスに量子ドット技術を適用した新型液晶ディスプレイ「HP Pavilion 27 Quantum Dot」を発表しています。米国では3月に発売が予定されています。いよいよモニターに量子ドット液晶ディスプレイが利用される時代となりました。

量子ドットディスプレイのモニター:IO DATA LCD-PHQ321XQB

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

IO DATA LCD-PHQ321XQB 「5年保証」31.5型ワイド液晶
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量子ドットディスプレイのモニターである「IO DATA LCD-PHQ321XQB」は、以下のようなスペックです。

色域:Adobe RGBカバー率99%、sRGBカバー率100%
サイズ:31.5型
パネルタイプ:ADS(Advanced super Dimension Switch)
視野角:上下・左右178°
映像入力:HDMI×3、DisplayPort×1
解像度:WQHD 2560×1440ドット

注目すべきは、量子ドットディスプレイですのでもちろん色域です。Adobe RGBカバー率99%というのはかなり広い色域です。前述の「HP Pavilion 27 Quantum Dot」は、「DCI-P3」規格ベースで90%(最低)~93%(通常)とされているので正確に比較することは難しいのですが、「IO DATA LCD-PHQ321XQB」の方が色域が広いかもしれません。ここまで広色域の液晶モニターは珍しいでしょう。


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量子ドットディスプレイのモニターの広色域は魅力?

量子ドットディスプレイのモニターが非常に広い色域を持っていることを紹介しましたが、実際のところ広色域は魅力なのでしょうか?色の話なので言葉で表現することは難しいですし、また画像などをここに載せても、どのモニターに観るかによって色が変わってしまうため、説明としてほとんど意味がありません。直接的には、もちろんIO DATA LCD-PHQ321XQB」の実物を店頭などで見て、確認するのがベストです。

しかし、「色域の違い」「広色域の魅力」という点では、IO DATA LCD-PHQ321XQB」の表示画像だけを見ても「きれいだなあ」と感じるだけでピンとこないかもしれません。もし、通常の広色域ではないモニターとiPhone 8以降の新しいiPhoneを持っていれば、iPhoneで撮影したカラフルな写真をモニターとiPhoneの両方に表示して比べてみることをおすすめします。できればいろいろな色が含まれる複数の写真を比較しましょう。

iPhone 8以降では、デジタルシネマ規格であるDCI-P3の広色域に対応しており、同じ写真を色域の狭いモニターで表示させて比べれば、その違いは一目瞭然です。Adobe RGBカバーとDCI-P3は、色域の違いがあるため、厳密には同じではないですが、狭い色域のモニターと広色域のモニターの違いという点では同様に体感できるでしょう。

実際私も、自分のiPhone 8で撮影した写真を、10年以上前に購入した狭い色域のモニターとiPhone 8の両方に表示して並べて比較したところ、iPhone 8のディスプレイの色鮮やかさに感動しました。やはり広色域のモニターには魅力があります。特に色再現性という点では別次元の魅力でしょう。

まとめ

量子ドットディスプレイのモニターについて紹介しました。広色域のモニターの魅力を是非体験して欲しいです。

量子ドットディスプレイ関連については、こちらの記事「量子ドットディスプレイ・QLEDのまとめ」をご覧ください。

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