赤ちゃんのパスポート申請時の本人確認書類は？写真は？

海外旅行に行く時にはパスポートが必要です。それは小さな赤ちゃんでも例外ではなく、パスポートを申請して作らないければなりません。パスポートを申請するためには、大人の場合でも必要書類や証明写真を用意しなければならず、面倒ですが、赤ちゃんとなるとさらに大変そうな気がしますね。以下に紹介します。

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赤ちゃんのパスポート申請は本人でないとダメ？
赤ちゃんのパスポート申請時の本人確認書類は？
赤ちゃんのパスポート申請時の写真は？
まとめ

赤ちゃんのパスポート申請は本人でないとダメ？

海外へ行くためには赤ちゃんでもパスポートが必要です。実際に生まれた直後の赤ちゃんが海外に行く状況は稀であると思いますが、原則としてどんなに小さな赤ちゃんでもパスポートは必要です。

パスポートの申請は、一般的には本人が申請することとなりますが、申請者本人がパスポートセンターに来られない場合は代理の方が提出できます。特に未成年者（20歳未満の未婚者）が申請する場合は、申請書裏面の「法定代理人署名」欄に親権者（父母又はそのいずれか一方）が署名することで代理申請することができます。代理申請の場合は、赤ちゃんをパスポートセンターに連れて行かなくても大丈夫です。

注意が必要なのが赤ちゃんのパスポートの受け取りです。受け取りは本人でないとできず、小さな赤ちゃんでもパスポートセンターに同行させなければなりません。これは状況によっては大変なのかもしれませんが、そもそも海外へ連れて行こうとしているわけですので、パスポートセンターに連れていくことは可能なのでしょう。

赤ちゃんのパスポート申請時の本人確認書類は？

一般に本人確認書類は、自動車の運転免許証などを持っている人ならば、それを提示すれば済みますので簡単です。しかし、小さな赤ちゃんが運転免許証をもっているはずもないので、何を用意すればよいのか悩むかもしれません。

外務省によれば、以下の「AとBの各1点，またはAから2点を提示」とのことです。

【A】
健康保険証，国民健康保険証，共済組合員証，船員保険証，後期高齢者医療被保険者証，国民年金証書（手帳），厚生年金証書，船員保険年金証書，恩給証書，共済年金証書，印鑑登録証明書（この場合は登録した印鑑も必要です）等

【B】
次の内写真が貼ってあるもの
学生証，会社の身分証明書，公の機関が発行した資格証明書等

しかし、この中では赤ちゃんで使えそうなのは【A】の健康保険証ぐらいですので悩みますよね。神奈川県パスポートセンターの申請時の本人確認書類のページを見ると、さらに詳しく記載されています。その中から【B】で使えそうなものとしては、母子健康手帳があります。ただし、保護者氏名、保護者の生年月日、子の出生届済証明、子の氏名、子の生年月日が記載されていなければなりません。

つまり、一例として、赤ちゃんの健康保険証と母子健康手帳があれば良いことになります。もし赤ちゃんの本人確認書類が揃わない場合は、事前にパスポートセンセーに相談しましょう。また実際に行くパスポートセンターのサイトもよく見てみましょう。

赤ちゃんのパスポート申請時の写真は？

パスポート申請用の証明写真には、写真のサイズだけでなく、本当に細かな多くの規定があります。これらの規定を守らないと、申請時に写真を提出しようとした際に写真の撮り直しを指示されることがあります。

赤ちゃんの首が座っていて、赤ちゃん用の椅子などに座れるようでしたら、パスポートの証明写真などを撮り慣れている写真屋で撮影する方法があります。写真屋に入ってから赤ちゃんがぐずってしまったり、眠ってしまったり、じっとしていられない場合は撮影できないこともありますが、上手く撮影できれば、後は写真屋にまかせてプリントしてもらえれば大丈夫でしょう。

困るのは上で述べたような状況となり、写真撮影できない場合や、赤ちゃんの首がまだ座っていない場合です。パスポートセンターの「乳幼児の撮影について」の項目には以下のように説明されています。

「補助者の身体の一部が写り込んでいる場合や目を閉じている場合は不適当です。
顔の向きや動きによる手ぶれにもご注意ください。
座れない場合は、無地で淡い色のシーツなどに寝かせて真上から撮影した写真でも問題ありません。」

つまり、布団の上に白い無地のシーツを敷いて、その上に仰向けに寝かせ、真上から撮影すれば良いとのことです。実際に撮影する前に、外務省のパスポート用写真の規定に目を通し、それらの規定に注意しながら撮影しましょう。また撮影時に顔などに不自然な影が入らないように注意しましょう。真上から撮影すると変な影が写りやすいからです。