魚の養殖は日本と世界でどうなっているの?自給率は?

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日本では多くの魚介類が食べられています。世界でも人口の増加とともに一人あたりの魚介類の消費量が増えて、世界全体の魚介類の消費量は増え続けています。これに応えるために魚介類の生産量が増えていますが、世界中で魚介類を獲る量が増えても大丈夫なのでしょうか?

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魚の養殖は日本と世界でどうなっているの?

世界中の魚介類の生産量が増えていますが、もちろん漁獲資源は有限です。海洋および内陸の河川等から穫れる魚介類の総量は、最近の20年で減少傾向にあります。魚介類の種類によっては、乱獲などによって資源量が維持できずに減少傾向にあるものもあり、国際的に水産資源を維持・管理する必要があります。

海洋および内陸の河川等から穫れる魚介類が減少しているにもかかわらず、最近の20年で魚介類の生産量を増やすことができているのは養殖によるものです。海で魚介類を養殖する海面養殖業、内陸で養殖される内水面養殖業による生産量が増え続け、総生産量に占める割合は半分弱程度までになっています。

天然の漁獲資源を大幅に増やすことが難しい現在の状況では、養殖による生産量の拡大に期待する部分が大きいです。日本では魚介類の生産量は減少し続けていますが、養殖業による生産量は安定しています。つまり、養殖の比率が高くなっています。

魚の養殖の日本の状況

日本の養殖(海面養殖業)による魚介類の総生産量の内、魚種別の割合はブリ41%、マダイ26%、カンパチ14%、クロマグロ6%、ふぐ類2%となっています。主な魚種の中で養殖の割合は、マダイ81%、ブリ類53%、クロマグロ68%、クルマエビ76%です。トラフグ、カンパチ、シマアジも、養殖の方が多いです。養殖業の生産量は、漁業総生産量の24%です(平成27年)。もはや養殖なしでは、日本の食卓は成り立たないですね。

日本の魚介類の自給率はこの20年間はほぼ横ばいで、約半分です。つまり、残りの半分は輸入しているわけです。今後は養殖業の重要性がますます高くなるでしょう。


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魚の養殖は日本のどこで行っているの?

魚の養殖は日本のどこで行っているのでしょうか?宮城県の銀さけの養殖は有名ですが、それ以外はほとんど日本の南側で行われています。海水温が高い方が魚の成長するスピードが速いことがその理由です。

ヒラメのように陸上の養殖施設内で育てられているものもあります。海の内都道府県でも養殖できますので、今後は陸上での養殖に取り組むところも増える可能性があります。鳥取県では栽培漁業センターでマサバの陸上養殖にも取り組んでいるようです。魚種という点でも陸上養殖が増える可能性があるでしょう。海面養殖は波浪や荒天の影響を受けやすく、陸上で養殖ができるならばいろいろとメリットがありそうです。

まとめ

魚介類の世界および日本の生産量と養殖業の状況について簡単に紹介しました。世界の人々に魚介類を提供していくためには、養殖がますます重要となります。

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