日本では毎年9月の第3月曜日が敬老の日です。高齢の父母がいる方は、敬老の日に何かすべきか悩みますね。どうするのが良いのか、一緒に考えてみましょう。
敬老の日に何する?何もしない?
そもそも「敬老の日」とはどのような意味があるのでしょうか?
日本の祝日は、法律によって定められているのですが、それによれば「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としています。
多くの人々が働いて社会に貢献していることを考えれば、「勤労感謝の日」と趣旨が似ている部分もありますが、「多年にわたり」という点で高齢の方々に対象を絞っていることになります。
一般家庭では、人によっては「老人」扱いされるのを嫌う人もいますので、年齢でというよりは孫が生まれた頃からおじいちゃん・おばあちゃんと呼ぶようになることが多いようです。
そんなおじいちゃん・おばあちゃんのいる家庭では、すでに父の日・母の日、誕生日、さらにはお中元・お歳暮などを贈っている場合があります。その上でさらに「敬老の日に何かすべきなのか?」と思うのも無理もありません。金銭的な負担もあります。
一つの考え方として、これらすべては父母とのコミュニケーション(交流)のためにあるとして良いのではないでしょうか?
極端なことを言えば、もっとも避けたいのは互いに存在を無視し、コミュニケーションが全くなくなってしまうこと。実際、世の中にはそのような状態になってしまう親子関係もあります。
そう考えれば、父の日・母の日、誕生日、さらにはお中元・お歳暮などでのやり取りは、相手のことを思って気持ちを伝えること、コミュニケーションの機会を設けることがもっとも大切なことです。父母の立場になってもそのように受け止める人が多いでしょう。つまり、何もしないのではなく、お金をかけなくても何かするようにして、父母とのふれあいの機会としましょう。
敬老の日のプレゼントにお金をかけない
敬老の日にお金をかけなくてもふれあいの機会を作ることはできます。近所に住んでいれば、父母のところに行って、会い、話をするだけでも十分に価値があります。
離れた場所に住んでいれば電話をして話をするのが良いでしょう。孫がいるのであれば、孫の写真を同封した手紙を送っても良いでしょう。
敬老の日に食べ物・飲み物をプレゼントする
金銭的な負担を考えたとしても、最近はインターネットショッピングが普及しているお陰で、食べ物・飲み物であれば送料込みで3000円以下、さらには2000円以下のものもあります。
誰でも好きな食べ物・飲み物を贈られれば普通は喜びます。準備にかかる手間・時間を考えると案外お手軽かもしれません。
Amazonショッピングアプリのメリット・デメリットについてこちらの記事で紹介しています。
まとめ
敬老の日には何もしないよりは、お金をかけなくても高齢の父母と触れ合う機会を大切にしましょう。そんな機会を提供してくれる日であると捉えれば良いでしょう。
最近は高齢化により、おじいさん・おばあさん(自分から見て「父母」になる場合も含めます)が施設に入っていることも少なくありません。敬老の日に何かをしようとするとしても、おじいさん・おばあさんが施設に居るならば、いくつか配慮すべきこともあります。そのような場合は、こちらの記事「敬老の日のプレゼントを施設にいる父へ贈るには何が良い?」もご覧ください。
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