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Apple Watchのアクティビティのスタンドとは?条件・設定は?意味は?

Apple Watch

Apple Watchの最も基本となるアプリにアクティビティがあります。日々の消費カロリーやエクササイズの時間、歩数などを記録してくれます。Apple Watchを購入する人は、ヘルスケアやエキササイズに関心が高い人が多く、アクティビティを利用することを目的としていることも多いでしょう。

そのアクティビティにスタンドというものがありますが、その意味・価値をご存知でしょうか?以下に解説します。

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Apple Watchのアクティビティのスタンドとは?条件は?

Apple Watchのアクティビティアプリのスタンドについては、Appleのサイトで以下のように説明されています。

スタンド」のリングには、立ち上がって 1 分以上体を動かした時間の合計が、1 時間単位で表示されます。毎日のスタンドゴールは、1 日 12 時間、1 時間あたり 1 分以上立ち上がって少し体を動かせば達成です。一日中立っている場合でも、体を動かす必要があります。

実際にApple Watchを装着して、デスクワークなどで1時間以上座っていると、以下のような通知が軽い振動とともに表示されます。

つまり、1時間ごとに立ち上がって、1分間運動するように促す機能があるわけです。それはすぐに理解できるのですが、それが何の役に立つのでしょうか?

アクティビティのスタンドの意味は?座りすぎ防止に役立つ!

Apple Watchを使い始めた頃は、振動によって画面を見てみるとスタンドからの通知で、「あっそう」的な受け止め方をしていました。場合によってはこのスタンドからの通知をなしにしてしまった方が良いのではないかと思うこともありました。

ところが、長時間座り続けることが健康へのリスクを高めることが最近の研究で明らかになり、そのことが分かりやすくいろいろなメディアで報道されるようになり、私もこのスタンドの価値を再認識しました。

直接的な疾患に比べると、このような生活習慣と健康リスクとの関係性を立証するのは非常に難しいのですが、世界各国での数十万人規模での追跡調査により強い関係性が示されています。例えば、NHKのクローズアップ現代の放送では、オーストラリアでの45歳以上の男女22万人を3年近くにわたって追跡した調査から長く座り続けることへの健康リスクについて紹介されています。

Apple Watchのスタンドも、もちろんこのような医学界の研究成果に基づいて導入された機能です。長時間座り続けることの健康リスクは、短期的にはエコノミー症候群などでも知られています。座っていることで同じ姿勢を取り続けることになり、血栓などができやすくなることが知られています。

睡眠中も、何度が寝返りを打つことが知られていますが、いわゆる寝たきりの状態で自分で寝返りが打てない方は、介護者が定期的に姿勢を変えてあげないと床ずれを起こすなどの健康リスクがあることも知られています。長時間同じ姿勢で座り続けることが健康リスクがあることは間違いないでしょう。

また立っている状態と比べると、脚の筋肉が休んでいる状態となります。立っている状態では、筋肉の細胞内で血液中から糖や中性脂肪が取り込まれ、エネルギーとして消費される「代謝」が盛んに行われます。これが座り続けることで機能しなくなり、血液中の糖や中性脂肪が増えてしまうことが、長期的には狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、さらに糖尿病などのリスクを高めるとされています。

これは仕事後に運動するようにしても取り戻せないようです。1日の中の長時間座り続けると、脚にある大きな筋肉が活動を止めた状態が続き、種々の重要な機能が働かなくなってしまうことが原因とのことです。

このようなスタンドの意味を知ると、この機能の有り難さが分かります。もしかしたら、真面目に活用すれば、自分の健康寿命を伸ばすこととなり、ものすごく価値があるのかもしれません。

アクティビティのスタンドの設定は変更できる

アクティビティのスタンドは、初期設定のまま使い続けて問題ありません。しかし、他のアクティビティと同様にゴールを調節することができます。

Apple Watchでアクティビティのアプリを起動し、一番下までスクロールし、[ゴールを変更]をタップします。

アクティビティ

するとまず「ムーブゴール」の目標設定の画面になりますので、[次へ]をタップします。続いて「エクササイズゴール」の目標設定画面になりますので、ここも「次へ」をタップします。そして以下のような「スタンドゴール」の目標設定画面になりますので、ここで好みのゴールを設定し、[OK]をタップします。

スタンド

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Apple Watchのアクティビティのスタンドを活用する

Apple Watchのスタンドの通知が表示されたらどうしたら良いのでしょうか?可能であれば、立ち上がって、1分間以上歩くと良いでしょう。脚を動かすことで、下半身の血液の循環が良くなります。歩くことで、全身のコリも取れるでしょう。

職場によっては、立った状態で作業ができるような机を導入しているところも増えています。会社としても、社員の健康が増進され、医療費を減らすことができれば大きな価値があります。また立ち上がって、血液の循環を良くすることで、脳の活性化にもつながる可能性があります(*これも科学的に立証するのは難しいかもしれません)。いろいろ机に向かって思い悩んで良い考えが浮かばなかった時に、少し散歩をするとアイデアが思い浮かぶなどということは体験したことがある方も少なくないでしょう。

積極的にスタンドの機能を活用してみましょう!


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Apple Watchのスタンドで通知されても立てない時は?

職場によっては1時間に1回立ち上がって、歩き回ることをし難い場合もあるでしょう。前述のようにすでに多くの職場で立ち作業ができるような環境が導入され始めていますので、職場の理解が得られるようになるのがもっとも望ましいです。

そうは言っても、それもそう簡単ではないかもしれません。どうしても1時間に1回立ち上がれないようでしたら、椅子に座ったままで脚を伸ばしたり、身体を捻ったり、ストレッチをして、身体の血液の循環を促進しましょう。最近は飛行機に搭乗した際にも、エコノミー症候群の予防のためにストレッチのやり方のインストラクションなどを印刷したものが席に置かれていることがあります。

実際に立ち上がる方が望ましいですが、座ったままでもできる限りの努力をして血液の循環を促進しましょう。身体のコリも取れれば、仕事の能率も上がるでしょう。

まとめ

Apple Watchのスタンドの意味について解説しました。非常にシンプルな機能ですが、長い目で見れば非常に価値が高い機能です。

*もっともコスパが高いモデルは、Apple Watch SEです!余裕の高性能ですね!

Apple Watchのアクティビティバッジについてこちらの記事で紹介しています。

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