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テニスのガットのおすすめはナイロン?テンションは?

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テニススクールなどで週に1回程度テニスを楽しんでいる方々は、ラケットのガットに無頓着、あるいは気になるけれどどれを選べば良いのかよく分からないという場合が多いようです。プロのように頻繁にガットを張り替えて試す機会が無い一般の方にガットについて紹介します。

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テニスのガットのおすすめは?

テニスを始める時にラケットを選んで、次にそれに張るガットを選んでショップに注文しますが、はっきり言ってテニスを始める時にどのガットを選べば良いのかは分らないでしょう。さらにテニススクールで数年間レッスンを受けて、中級レベルになってもどのガットを選ぶべきか分からない人がほとんどではないでしょうか?もしかしたら上級レベルでも同様で、なんとなくこれまで使ってきたガットを使い続けている人が多いようです。

テニスのボールの飛びや打球感は、ラケットとガットの両方に関係しますので、ラケットの影響なのかガットの影響なのかもよくわからないでしょう。まずガットの基本的なことから知っておきましょう。

テニスのガットは、素材から主に以下の3つに分類されます。

1.ナチュラルガット
2.ナイロンガット
3.ポリエステルガット

「ガット」とは、英語で「腸」のことです。昔は羊の腸などからテニスのガットが作られていたことに由来しています。日本では慣例で、上記の3種のガットのすべてを「ガット」と呼んでいますが、海外では「ストリングス」と呼んでいることは知っておいた方が良いでしょう。海外でガットと言えば、動物の腸から作った「ナチュラルガット」のみを指します。本記事では、日本の慣例にあわせて、「ガット」で統一します。

ナイロンガットとポリエステルガットは、ナチュラルガットと同等の性能のものを人工的に作り出すことを目指して、合成高分子を用いて開発されたものです。マルチフィラメント構造など、人口のガットならではのいろいろな構造のガットが開発されています。

まず1つ目の結論として、週に1回テニススクールでレッスンを受けるレベルのプレーヤーならば、ナチュラルガットは高価なので、あえて上記の中からナチュラルガットを選ぶ理由はないでしょう。ナイロンガットやポリエステルガットにも非常に多くの種類があり、十分に満足できる性能のものがあるはずです。次項でさらに詳しく解説します。

テニスのガットのおすすめはナイロン?

ナイロンガットと比べた時にポリエステルガットの長所とは、耐久性に優れることです。スイングスピードが速く、強烈なショットを打つ人は、ナイロンガットが切れてしまうことがあり、ポリエステルガットの耐久性が活きてきます。しかし、速いスイングスピードでボールを潰すようなインパクトをしないと、ポリエステルガットの本来の性能が発揮できません。

わかり易い判断基準として、テニススクールでレッスンを受けている時にガットが一度も切れたことが無いならばナイロンガットがおすすめです。

速いスイングスピードとボールを潰すようなインパクトがどのようなものかは、テニスのプロの試合をライブで観戦するとすぐに分かりますが、テニススクールのプロコーチ同士の練習・試合などを見ても分かります。通常の社会人向けのテニススクールの中級&上級クラスの人のショットの比ではありません。またボールを打つ回数にしても、週に1回のレッスンでは比較にならないほど少ないので、ポリエステルガットを選ぶ理由はほとんど無いでしょう。

ナイロンガットは安く、いろいろなタイプのものがあります。現在、自分が使用しているガットのメーカーあるいはシリーズの中でいくつかのものを試してみると違いが分かりやすいでしょう。

もし迷ったら、定番のガットの中で歴史もあってもっとも安い「GOSEN OG-SHEEP® series MICRO SUPER」から試してみましょう。これはモノフィラメント系ガットの基本とも言えるガットです。これと同じGOSENのマルチフィラメント系ガットである「TECGUT series」と比較してみると良いでしょう。モノフィラメント系は、ボールが飛びやすく、楽にボールを飛ばしたい、あるいは鋭い高速のショットを打ちたい人におすすめです。マルチフィラメント系は、マイルドな打球感でインパクト時のホールド感が良く、タッチの感覚でボールをコントロールする人におすすめです。

以上より、2つ目の結論として、ナイロンガットがおすすめです。複数のナイロンガットを試してみて、自分の好みに合うものを探しましょう。


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テニスのガットのおすすめのテンション?

テニスのガットを選んだ後に決めないといけないのがガットのテンションです。テンションで打球感はかなり変わりますが、テンションをどのように決めれば良いのかよく分からない方が多いようです。

いきなり結論から言うと、選んだガットの適正テンションの範囲内、特にこだわりがなければ適正テンションの範囲の中央付近のテンションを選ぶと良いでしょう。

まずガットの性能から考えた理由があります。ガットはそのメーカーが研究開発し、そのガットの性能を最大限に発揮できる適正テンションの範囲を定めています。つまり、適正テンションの範囲外で使用することは想定されて無く、本来の性能が発揮できなくなる可能性があります。通常は適正テンション範囲の中央付近がベストでしょう。

次にプレーヤーから考えた理由についてです。よく耳にする考え方として、「飛び過ぎてバックアウトが多いから高めのテンションにして飛びを抑える」、「あまり力を入れなくてもよく飛ぶように低めのテンションにする」といったものです。

前述のように週に1回テニススクールでレッスンを受けているプレーヤーの場合、プロやトップレベルのアマチュアに比べて練習量が少なく、体力的にも劣ります。スイングスピードもポリエステルガットが必要になるほど速くはないですし、仮に高速のスイング&強烈なインパクトができるとしても、そのペースで10分も練習したらスタミナ切れになってしまうでしょう。

したがって、「できるだけ体力を消耗せずにスピード&回転の良いショットを打つ!」という考え方をした方が上手く行く場合が多いです。特に中級レベルでは、ボールの回転と長さを正確にコントロールする技術が習得できていないことが多く、ガットのテンションを高くしてバックアウトを減らすと考えるよりは、スピンの回転量を調節してバックアウトを防ぐと考える方が良いです。テンションを高く、飛びにくくしてしまうと、スピードボールを打ちたい時に力が入り過ぎて、かえってバックアウトが増えるということにもなりかねません。

テンションを低くする場合も、適正テンションの範囲外まで下げてしまうと、ガットの本来の性能が発揮できません。単純にゆるく張ればボールの飛びが良くなるというものでもありませんので、やはり適正テンションの範囲内で張ることをおすすめします。その上で、技術を磨いて、ボールをコントロールするようにしましょう。

またガットのテンションは、ガットを張り終えた直後から下がり続けます。そのような意味からも、プロのように試合の度に張り替えるようなことができない一般のテニスプレーヤーは、ある程度はその時のテンションに合わせてプレーをするのが普通です。適正テンションの範囲内の多少のテンションの変更で、バックアウトを防ぐような考え方はあまり現実的ではないでしょう。

考えてみれば、テニスのボールにしても、新しいボールは反発力が高いですが、使っている間にどんどん反発力が低下していきます。相手が打って来たボールも、スピード、回転、高低なども意図的に変化させ、打ち返し難くしてきます。それをその時の状況に合わせてスピード、回転量、長さを調節したショットを打たなければならないので、自分のショットを確認しながら調節する能力が必要とされるのでしょう。

このようにガットを張った後に、時間の経過とともに低下していくテンションにある程度対応できなければなりませんが(*意識して無くても実際は自然にそのような調整をしていることになります)、ガットを張った後に4ヶ月以上経つと、ガットのテンションがかなり下がってしまい、本来の性能を発揮できなくなります。少なくとも3ヶ月に1回は張り替えるようにしましょう。また夏場に高温になる車内にラケットを放置すると、テンションの低下が短時間で進みますので注意が必要です。

まとめ

テニスのガットのおすすめについて紹介しました。ガットやラケット、シューズなどの道具の知識も増えていけば、着実にテニスの上達に役立つでしょう。いくつか試してみて、自分の好みに合うものを選びましょう。

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