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生分解性プラスチック製品を選んだ方が良い用途は?

投稿日:2019年6月8日 更新日:

海に流れ込んだプラスチック製品が、海洋生物の命を奪ったり、深刻なダメージを与えるなどの被害が明らかになっています。さらにプラスチックが細かく崩壊したマイクロプラスチックが海洋生物の体内に蓄積し、最終的にそれを食べた人間にも影響を与えることが懸念されています。そのため環境中で微生物によって分解する生分解性プラスチックに期待が寄せられています。

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生分解性プラスチックとその問題点・メーカーなどのまとめ

生分解性プラスチック製品を選んだ方が良い用途もある!

生分解性プラスチックとは、基本的には環境中で微生物によって分解され、無害な炭酸ガスと水などになるプラスチックのことです。プラスチックメーカーが、独自の基準で生分解性プラスチックと認定してしまうと基準が曖昧になりますので、グリーンプラ識別表示制度というものがあります。この制度で定められた試験で、生分解性が確認された製品にだけ「グリーンプラ」の識別表示を付けることができます。

したがって、「グリーンプラ」の表示があるプラスチック製品は、生分解性プラスチック製品であることは間違いあります。しかし、ここに注意すべき点があります。生分解性を評価する試験は複数のものがあり、それらは「水中」、「コンポスト中」、「土壌中」、「嫌気中」などのある条件下(温度など)で行われます。そしてこれらの中のいずれかの条件下で生分解性が確認されれば、「グリーンプラ」表示できることになります。

つまり、生分解性プラスチックと言っても、冒頭で述べたような海に流れ込んだ時に必ずしも分解されるとは限らないということです。海に流れ込んで生分解することを期待するならば、そのような条件下で分解することを確認したものでなければなりません。

ウミガメの鼻に刺さったプラスチックストローの映像のインパクトが強かったために、プラスチックストローを生分解性プラスチックのストローに替える動きもあります。その中にはポリ乳酸のストローもありますが、これについては海洋中で短期間では分解しません。本当に効果のある生分解性プラスチックの使い方を考えなければなりません。

現時点でも、明らかに生分解性プラスチックを使用した方が良い用途もあります。以下に紹介します。

生分解性プラスチック製品を選ぶ:農業用・園芸用資材

農業用・園芸用資材として生分解性プラスチックを選べば、設置してから回収せずそのまま土壌中で分解しますので、非常に便利です。

例えば、以下のようなマルチフィルムはその典型例です。通常のプラスチックを使用すると汚れたフィルムを後で回収しなければならず、それをプラスチックゴミとして出さなければなりません。使用面積が大きいほど量が増え、大変な作業になります。

その他にも苗木ポットや様々な資材として生分解性プラスチックのものを選べば、そのまま土壌中に残しても大丈夫ですので便利です。


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生分解性プラスチック製品を選ぶ:ゴルフのティー・BB弾

ゴルフのティーやサバイバルゲームで使うBB弾は、環境中に残してしまうことが多いため、生分解性プラスチック製品を選ぶのがおすすめです。

生分解性プラスチック製品を選ぶ:コンポスト資材

生ゴミを堆肥化するなどのコンポストを使っているところでは、生分解性プラスチックの袋を使用すると、袋ごとコンポストへ入れれば良いので便利です。

生分解性プラスチック製品を選ぶ:漁業・釣り用資材

漁網や釣り糸は水中に残ってしまうことが多く、生分解性プラスチック製品を使用すると安心です。

生分解性プラスチック製品を選ぶ:医療用資材

医療用資材としても生分解性プラスチックが利用されています。これは自分で選ぶものではないのですが、生分解性縫合糸や生分解性骨片接合用スクリューなどが使われています。縫合糸は、使用後に体内で分解されますので、抜糸する必要がなく便利です。骨を接合するために使用するスクリューも同様で、後で抜く必要がないので非常に便利です。

まとめ

生分解性プラスチックと言っても万能ではありませんので、使い方をよく考えなければなりません。それでも生分解性プラスチックが非常に便利が用途はいくつかありますので、そのような用途では積極的に利用した方が良いでしょう。

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