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有機ELと液晶はソニーのブラビアならばどれを選ぶ?

投稿日:2019年6月18日 更新日:

有機ELテレビと液晶テレビが、家電量販店に行けば多数並んでいます。画質がかなり良くなって、ある程度成熟した商品と考えられていますが、どれを買っても同じでしょうか?そんなことはありません。見比べて見れば違いが分かります。人気の高いソニーのブラビアについて紹介します。

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有機ELと液晶はどっちがいい?徹底比較のまとめ!

有機ELと液晶はソニーのブラビアならばどれを選ぶ?

2018年12月1日から新4K8K衛星放送が始まりました。この内の4K放送を視聴するためには4Kテレビと4Kチューナーが必要です。そのためいくつかのメーカーが4Kチューナー内臓の4Kテレビを2018年から発売開始していました。しかし、ソニーはしばらく4Kチューナー内臓の4Kテレビを発売していませんでした。2019年夏モデルから、満を持して4Kチューナー内臓の4Kテレビが発売開始となりました。

4Kチューナーは別体のものが販売されていますので、それを購入して使用することはできるのですが、テレビ周辺に4Kチューナーを収納する場所を用意しないといけませんので、やはり内蔵モデルがおすすめです。テレビとの相性や操作性という点でも内蔵モデルならば安心です。

現在販売中のブラビアは、4Kチューナー内蔵モデルとそうではないモデルが両方ありますが、以下は内蔵モデルに注目していきます。まずそれぞれの機種を見ていく前に、見落とされがちな重要ポイントについて述べます。それはテレビのサイズです。

テレビ売り場に行くと分かりますが、最近のテレビは大型化しています。機種によっては最少インチサイズが65インチあるいは55インチの機種もあります。10年ぐらい前の機種に比べると狭額縁化(*画面の周辺の枠部分が細い)したので、同じインチサイズでも少々小さくなっています。それでも現在、40インチ未満のテレビを使用している場合は、テレビが大きくなっているので置き場所のスペースをよく確認しておきましょう。

もう一つは視聴距離です。現在フルハイビジョンのテレビを使用しているのであれば、4Kテレビになるとかなり高精細になります。それでも65インチに以上になるとかなり大きく、テレビからある程度離れて視聴しないと画面が見難いでしょう。部屋に設置した時に大き過ぎないかどうかをよく確認しておきましょう。

それではさらに詳しく見ていきましょう。

有機ELのソニーのブラビアはおすすめ?

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ソニーのブラビアの有機ELテレビの4Kチューナー内蔵モデルは、A9Gシリーズです。新規開発の次世代高画質プロセッサー「X1 Ultimate」が搭載されています。リアルタイム処理能力がこれまでの「X1 Extreme」に比べて約2倍になりました。高精細・豊かな色・高コントラストの特性が見比べれば分かるほど向上しています。

A9Gは、77Vインチ、65Vインチ、55Vインチの3つのサイズがあります。もっとも小型でも55Vインチですので、設置場所と視聴距離を確認しておきましょう。

有機ELならではの圧倒的な黒の表現力は、暗い画面が多い映画やデモ映像などを表示してみればすぐに分かります。液晶テレビでは実現できない高コントラストを実現しています。「ピクセルコントラストブースター」機能により、画面の一部だけが明るくなるような映像も美しく表示できます。

大きな画面そのものから高音質の音が出てきますので、映像と音の一体感を楽しめます。

A9GはブラビアのMASTER Seriesであり、ソニーのテレビの最高峰ですので、やはり画質は最高です。同じくMASTER Seriesの液晶テレビZ9Fも優れた画質ですが、黒の表現という点では有機ELが有利です。したがって、画質にこだわるならばA9Gシリーズの有機ELテレビが一押しでしょう!唯一の難点は、価格ももっとも高いということ。良いものが高いのは止むを得ない気もします。

価格重視であれば、現時点では液晶テレビの方がおすすめです。「価格重視」と言っても、液晶テレビの画質が著しく劣るわけではありません。以下でさらに詳しく解説します。

有機ELテレビは画面の焼き付きが心配という方は、こちらの記事「有機ELテレビは焼き付きが起こるのか?対策は?保証は?」をご覧ください。


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液晶テレビのソニーのブラビアはおすすめ?

1.Z9Fシリーズ

4K液晶テレビのフラッグシップは、前述のZ9Fシリーズです。これは75Vインチと65Vインチの2つのサイズしかありません。ソニーの液晶テレビの中では画質は文句なく最高峰なのですが、残念ながら4Kチューナーが内蔵されていません。そのため現時点ではおすすめし難いのですが、VAの液晶パネルのメリハリの効いた画質と、VAの弱点であった斜め方向からの画質を独自のX-Wide Angle技術で克服した逸品です。「真っ黒」の表示はさすがに有機ELテレビに譲るものの、それほど黒が浮くことはなく、照明の点いた室内で視聴するならば映り込みなどの影響も考慮すると有機ELテレビとの差は小さいです。この液晶テレビを見て、画質に不満を感じる人はほとんどいないのではないでしょうか?

4Kチューナーを別体で外付けすると割り切れるならば、画質・機能面で一押しの液晶テレビです。

ちなみにZ9Fの後継機種あるいはさらに上位機種として「Z9G」という8K液晶テレビが発表されています。98インチと85インチのみの大型で、日本で発売されるのか、発売する場合はいつなのかは公表されていません。日本の一般家庭で視聴するにはさすがに大き過ぎるかもしれません。

2.X9500Gシリーズ

X9500Gシリーズは、Z9Fシリーズの次のランクのシリーズです。4Kチューナー内蔵で、Z9Fと同じ高画質プロセッサーX1 Ultimate、X-Wide Angle技術などを搭載しており、画質という点ではかなりZ9Fに近いです。Z9Fとの画質面での違いは、X-tended Dynamic Range PROというコントラスト拡張技術のレベルが異なる点です。両機種とも搭載しているのですが、Z9Fが12倍、X9500Gが6倍です。実際、この差が視聴していて分かるかというと、通常のテレビ番組のような表示画面ではほとんどわかりません。映画のような暗い部分が多い映像でよく見るとわかるというレベルです。

逆にZ9Fに無くてX9500Gにあるのが、新開発のアコースティックマルチオーディオ機能です(*X9500の49インチモデルは除く)。コンサートや映画を視聴する時は、その差を感じるかもしれません。

Z9Fよりも価格はかなり安いので、ソニーの4K液晶テレビを欲しいならば一押しです。

3.X8550Gシリーズ/X8500Gシリーズ

X8550GシリーズとX8500Gシリーズの主な違いは、インチサイズとアコースティックマルチオーディオ機能の有無です。X8550Gシリーズは75Vインチ、65Vインチ、55Vインチでアコースティックマルチオーディオ機能が搭載されており、X8500Gシリーズは49Vインチ、43Vインチアコースティックマルチオーディオ機能無しです。

X9500シリーズとの画質に関する違いはいろいろありますが、主要な点では高画質プロセッサーがワンランク下のHDR X1が搭載されている点と、バックライトがエッジライト式で部分駆動(ローカルディミングできない方式)であること、X-Wide Angle技術が搭載されていないことが大きな違いです。

Z9FやX9500Gと売り場で見比べてみれば、比較的簡単にその差がわかります。特に画面内に明るい部分と非常に暗い部分がある高コントラストの映像を見ると大きな差がありますし、斜めから見た時の画質の変化にも気が付きやすいです。

これらの違いがわかる人にはX9500Gをおすすめしますし、その違いがわからないあるいは気にならないという人にはより低価格のX8550Gシリーズ/X8500Gシリーズをおすすめします。

まとめ

ソニーのテレビのブラビアについて紹介しました。有機ELを選ぶかそれとも液晶テレビを選ぶかという点については、もっとも大きなポイントは価格でしょう。A9Gの価格が負担にならないという方には有機ELをおすすめします。さすがに高すぎると感じる方には液晶テレビをおすすめします。真っ黒の表示については有機ELの方が勝りますが、通常の映像ではあまり真っ黒の映像はありませんし、室内照明が映り込むようならばその差は小さくなりますので。つまり、液晶テレビの画質も優れているということです。

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