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テニスのスライスを極めよう!バックとフォアハンド!

投稿日:2019年7月7日 更新日:

ウインブルドンの錦織圭選手と大坂なおみ選手の試合がテレビで放送されていました。トッププロはエースが獲れる強力なショットを持っていますが、それだけでは勝てません。スライスを上手く使い、時間を稼ぎ、相手のペースを乱し、時にはドロップショットにつなげるということも必要です。そんなスライスの重要性がよく分かる試合でした。これは週に1回テニススクールでレッスンを受けている中級レベルの人にも言えるることです。以下に紹介します。

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テニスのスライスを極めよう!

テニススクールでレッスンを受ける中級レベルの人は、まずはフォアハンドとバックハンドのスピンとスライス、ボレー、スライスサーブ、スピンサーブなど、一通りのショットの打ち方を学ぶべきでしょう。実際、そのようにレッスンメニューが組まれていて、それぞれのショットを習得していく人が多いです。

そして威力のあるスピン系のショットの魅力によって、少しでも威力の高いスピンのショットの練習に重点を置くようになってしまう傾向があります。練習の時もスピードと回転数の高いスピン系のショットを打つ人の方が上手く見えますし、自分で打っても快感ですので、その気持も分かります。

しかし、試合に出場すると、思い切りスピン系のショットを打てるようなチャンスが常にあるわけではなく、さらに緊張してスムーズにスイングできなかったりするとミスショットが多くなって自滅することもありがちです。またいつもスピン系のショットばかり打っていると、相手もそのリズムに慣れてきて、簡単に決まらなくなります。

そんな時に役立つのはスライス系のショットです。スピン系のショットにスライスを混ぜるだけで、バウンドの仕方がかなり違いますので、相手のリズムが乱れやすくなります。また守備にも有効で、相手の厳しいショットをスライスでゆっくり返してしのぎ、時間を稼いで態勢を整えることができます。同じようなフォームで同じスライスでも回転量を変化させて弾み方を変えたり、ロブやドロップショットを打つこともできます。より高度になるとサイドスピンを混ぜることもできます。

スライスが得意な相手で打ち合うと分かりますが、非常にリズムがつかみにくく、ボールの軌道も予測しにくいため、打ち損じることが多くなります。テニススクールの中級レベルならばスライス主体でもかなり戦えるでしょう。

さらに実感できるのは、体力をあまり消耗せずに打てるショットなので、テニス大会などで1日に何試合化しないといけない場合には、体力を温存できてかなり価値があるショットです。スピンが得意で、力を入れてスイングしていると、1試合だけでも後半はかなり疲労が蓄積してくるものです。テニスは生涯スポーツですが、年齢が高くなるほどこの体力の問題は重要で、できるだけ省エネな打ち方でポイントを獲ることを追求しようとした時に、多くの人がスライスの活用に行き着いてます。トッププロよりも、むしろアマチュアのプレーヤーほどスライスの重要度が高いと言えるかもしれません。

テニスのスライスの質を高める!

これはスライスに限りませんが、中級レベルの人が上級レベル以上の人と試合をする機会があると、まずはショットの質の違いに気が付きます。つまり、バックハンドのスライスがとりあえず打てる中級レベルの人が多いですが、やはり上級者のバックハンドスライスとは、アンダースピンの回転量の制御、スピード、コースの精度などにおいて大きな差があります。

私もプロのコーチが本当に低く滑ってくるスライスを打ってもらった時に、そのようなボールの軌道に慣れていなかったので、振り遅れてネットしてしまいました。また再度スピンを加えたスライスを初めて打たれた時は、軌道が予測できず空振りしてしまいました。中級レベルではこのような質の高いスライスを打つ人がほとんどいないため、質の高いスライスを体験する機会がないのです。

つまり、中級レベルの人のスライスは、ほとんどの場合、さらに質を高めることができます。もう一度基本から点検し、丁寧にスライスの練習をすると良いでしょう。


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テニスのスライスの基本を確認しよう!

まずスライスのグリップを確認しましょう。基本的にはコンチネンタルグリップです。好みによって多少厚くしたり、薄くしたりすることはありますが、コンチネンタルグリップを基準として、あまりに大きく変えない方が良いでしょう。重要なことはコンチネンタルグリップの打点を確認すること。ちょうど良い打点よりも前になっていると、面が上を向いてしまいますし、後ろになり過ぎると力が入らなくなります。丁度よい打点を確認しましょう。グリップをコンチネンタルグリップから厚い方向にずらした場合は打点が前に移動しますし、薄い方向にずらしたら後ろに移動します。

テイクバックは腕を引くのではなく、体幹を捻るようにしてラケットを引き、腕が身体に巻き付かないようにして、腕と身体の間の空間を確保しましょう。

スイングは上から下へ切るようなスイングにならないようにしましょう。滑るスライスというととにかく強くアンダースピンをかけようと考えがちですが、そうすると上に上がりやすくなり、コースが乱れやすくなってしまいます。回転を強くかけるよりは、厚い当たりでスピードを上げた方がバウンド後に低く伸びる、いわゆる「低く滑るスライス」になります。

厚いインパクトにするためには、打点に合わせて振り出しの高さを変える必要があります。高いテイクバックの位置から腰ぐらいや低い打点で打とうとすると、当然のことながら上から下へのスイングになりやすいです。そのため、打点よりも少し上ぐらいの高さから振り出すようにしましょう。

スイングで身体の軸が回って、身体が開かないように注意しましょう。打った方向へ進むような形にすると方向が安定するでしょう。また手首の角度を変えずにインパクト時にラケットヘッドが下がらないように打つことも重要です。

大切なのはスライスを打つ時の考え方です。「スライスはエースを獲るためのショットではない!」ということを忘れないようにしましょう。たまたまエースになることはあったとしても、スライスで決めようとして速すぎるショットを打たないことです。アンダースピンがかかっていますので、ボールが伸びやすく、アウトしやすくなりますし、アウトしないようにネットギリギリを狙うとネットにかかる確率が高くなります。スピードを抑えて、狙った所に行くように丁寧に練習しましょう。

相手の嫌がる所、例えばバック側の低い打点で打たせることを目指し、そこに確実にボールを打つことが大切です。したがって、相手が打ち難い打点で打つことを想定していますので、スライスを打った後に相手からの返球を予測して準備しなければなりません。これはそもそもテニスの試合であれば、次のボールに備えるのは常に必要なのですが、中級レベルではそのような意識が低く、特に良いショットを打とうとするとゴルフの打ちっ放しの練習のように、打った後にボールの軌道を眺めて足が止まってしまうことがよくあります。特に練習ではそのようなことが多いので注意しましょう。

スライスを打つ時に、インパクトの厚さを意識し、自分で少しずつ調整して、その時のどのようにボールの軌道・質が変わるのか確認してみましょう。試合では同じスライスでも、このように質を変えることで相手のリズムを狂わせることができます。

まとめ

テニスのスライスの活用について紹介しました。何となくスライスを打てる人は多くても、質の高いスライスを安定して打てる人は中級者には少ないです。練習をして上級を目指しましょう。

難易度が高い片手バックハンドの打ち方については、こちらの記事「テニスの片手バックハンドの打ち方!苦手な人は必見!」にまとめましたのでご覧ください。

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