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テニスのダブルスの前衛の役割を果たしていますか?

投稿日:2019年7月17日 更新日:

テニススクールの中級レベルの人が、上級者とダブルスの試合をすると、前衛がほとんどボールを打つことができず、ポイントに絡めないことがあります。こうなると前衛としてもほとんど居るだけで、戦力になっていないですね。その原因はポジションと意識にあることがあります。以下に紹介します。

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テニスのダブルスの前衛の役割を果たしていますか?

中級者と上級者の違いは、ダブルスでのフォーメーションを理解し、どこにボールが来たら前衛と後衛のどちらがカバーすべきか分かっていることです。さらに相手がボールを打つ時、味方後衛がボールを打つ時に、それぞれ前衛がどのポジションに移動し、どのような意識でボールを狙うか理解していることです。

ダブルスでは、基本的には後衛は粘ってボールをつなぎ、前衛が決めに行きます。そのため前衛がボールにほとんど触れることもできないようであれば、相手にプレッシャーさえかけることもできず、ダブルスの試合で勝つことは相当難しくなります。

中級者でも上級者でも「用意!スタート!」でダッシュして3歩程度動くのはそれほど大きな差はありません。それなのになぜ上級者はボレーやスマッシュが打てて、中級者はボールに触ることもできないのでしょうか?まずポジションが悪いことが多いです。さらに相手の動きに合わせて動き出す1歩目が遅いことがほとんどです。

つまり上級者から見ればポジションが悪いので、コート上が隙だらけに見えますし、1歩目が遅いので前衛がボールに触れる気がしませんのでプレッシャーを感じません。これらは身体能力の差というよりは、知識の差ですので、正しい知識を学び、練習すれば着実にレベルアップできます。むしろポジションと動きを理解することで、身体能力的に上の相手にも勝てる可能性が出てくるでしょう。

以下にさらに詳しく解説します。

テニスのダブルスの前衛のポジションと動き:ポーチとストレートケア

テニスのダブルスのフォーメーションも、状況に応じてバリエーションがあります。いきなりそのすべてを学んで習得するのは難しいので、まずはもっとも多くある状況から学び、練習していきましょう。もっとも多いのは味方後衛がサービスあるいはストロークなどでクロスコートへボールを打った後の前衛のポジションと動きです。

まず前衛の基本的なポジションは、サービスボックス内の中央付近です。横方向はシングルスのサイドラインとセンターラインの真ん中です。この位置に立つとコート外側のアレイ部分がガラ空きのように感じますが、基本ポジションとしてはこれで大丈夫です。

味方後衛が打ったボールが、どこに入って、相手がどのように返球しようとしているのかによって、ポジションを調整します。角度がついて、ストレートを狙われそうであれば少し外側にポジションを移動し、ストレートをケアします。この時にアレイの外側半分は捨てる意識で、むしろセンター側に隙ができないようにすることが重要です。

練習で、プレッシャーがかからないような状況であれば、ストレートのギリギリへどんどん打ち込んでくることがありますが、プレッシャーのかかる試合ではそう簡単に繰り返し際どい所に打ち込めるものではありません。さらに試合では当然のことながら相手が次のどこへ打ってくるのか分かりませんので、十分な態勢で打てないことも多く、リスクが高くなります。たまたま際どい所へ打てたとしても、相手が繰り返し際どいコースを狙うようになれば、むしろミスショットが増えて有利になるでしょう。したがって、アレイ部分の外側半分に決められたら止むを得ないと諦めて、もっと確率の高いエリアをカバーし、相手にリスクの高いショットを打たせるようにしましょう。

もう1つ注意すべきはロブで頭上を抜かれること。ロブで頭上を抜かれると、形勢逆転してしまいますし、エースになってしまうこともあります。相手の動きをよく観察し、ロブを打ってきそうであれば、少し後ろにポジションを調整しましょう。

一番多いのは相手がクロスコートに返球してくるパターンです。この時にポーチできそうなら積極的にポーチしなければなりません。何度もポーチできそうなボールを逃してしまったら、相手はプレッシャーを感じなくなりますし、パートナーからの信頼も下がってしまうでしょう。

ポーチするために必要なことは、前に踏み込んでスプリットステップをすることです。この1歩があるかどうかで、ボールに届くかどうかの差が出てきます。さらに相手後衛の打つ位置がセンター寄りであれば、センター側に1歩詰めるようにすればポーチを成功させられる確率が上がるでしょう。相手側が反面の左右中央付近にいても、そこからアレイコートに打つのはかなりリスクの高いショットになります。センターを抜かれないようにする意識が重要です。


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テニスのダブルスの前衛のポジションと動き:相手ボレーのケア

上級者のダブルスを見ていると、ボレーが1発で決まらず、ボレーボレーのボレー戦になることがあります。ところが中級者ではボレーが決まってしまうことが多く、ボレー戦となることが少ないようです。その原因の1つは、味方後衛の打ったボールを相手前衛がボレーした状況を前衛がケアし、適切なポジションを取れていないことがあります。またボレーを打つ方もそれで決まってしまうことが多く、さらにボレーで返球されて来ることに慣れてないため、ボレー戦にならないようです。

前衛が相手ボレーをケアしてやるべきことは、センター寄りのポジションに移動することです。味方後衛がワイドに振られた時は当然なのですが、それほどワイドに振られていない場合でも、相手がボレーをしそうならばセンターをケアすべきです。

そうすると前衛の側の外側にオープンコートができるのですが、角度をつけたボレーでそこに決められたなら止むを得ません。相手前衛としては、コートのセンター方向へ打つ方がリスクが少なく、前衛の届かないさらに外側に角度をつけて打つ方がリスクが高いです。テニスの試合では、確率の高いコースをしっかりケアし、相手にリスクの高いコースへ打たせることが勝つためのポイントです。相手がそんなリスクの高いコースでもミスせずにバシバシ決めてくるようであれば、それは相手の実力が相当高いので、相手を称えましょう。

中級者は、ダブルスの試合でとにかくセンターに決められないようにケアしましょう。ストロークでセンターを抜かれたり、ボレーでセンターに決められたら、ポジションが良くない可能性が高いので、確認してみましょう。特に中級者の前衛は、自分のサイド側を守れば良いという意識が強く、センターが抜かれることが多いです。反対に、相手のペアの実力を確かめるためには、センターにボールを打ち込んでみると良いでしょう。簡単にセンターに決められるようであれば、リスクを取って最初から角度をつける必要はありません。

前衛が試合中にこのような動きをするためには、相手前衛の動きを見なければなりません。ボールの行方だけではなく、常に相手前衛の動きを観察し、早めの対応をしましょう。また相手前衛がボレーできずに後衛に取らせた場合は、前述のように味方前衛がボレーをするためのポジションに素早く移動しなければなりません。その動きの1歩目をどれだけ早くできるかで、大きな差がつきます。

まとめ

中級者のテニスのダブルスにおける前衛のポジションと動きについて解説しました。ポジションと動きを理解し、練習しましょう。

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