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有機ELと液晶はどっちがいい?徹底比較のまとめ!

投稿日:2019年9月4日 更新日:

液晶は本当に高画質になりました。テレビやスマホなど、美しい映像が楽しめます。そして高コントラストの息をのむような映像を楽しめる有機ELも普及し始めています。どちらを選べば良いのか悩みますね。以下に有機ELと液晶の比較についてまとめましたのでご覧ください。

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有機ELテレビと液晶テレビの比較 買うならどっちがいい?

家電量販店に行くと、高画質の大型有機ELテレビと液晶テレビが並べられています。それぞれの特徴を理解せずに売り場に行ってしまうと、その場の雰囲気と印象だけで選んでしまうかもしれません。満足できればそれでも良いのですが、基本的な特徴だけでも理解してから選べば後悔する可能性は低くなるでしょう。

テレビの画質を決める主な要素は、精細度(解像度)、応答速度、コントラスト、色域です。さらに視野角、アップコンバート、反射防止なども機能も重要です。精細度は4Kテレビならば、有機ELと液晶の差はなく同じです。応答速度も倍速駆動ならばほぼ同じと考えて良いでしょう。一番差があるのがコントラストです。

有機ELテレビの最大の長所は、黒が「真っ黒」に表示できることで高いコントラストが知られています。これは売り場で映画などを表示しているのを観ればすぐにわかります。そして最大の短所は、液晶テレビに比べて価格が高いことです。

しかし、最近の液晶テレビも上位機種の画質はかなり高く、画面の多くの領域に「真っ黒」を表示しない限りはそれほど黒表示の差は感じません。最大輝度については液晶テレビの方が高いことが多いです。したがって、画面中の最大輝度が高い画像や、テレビを視聴する環境が明るい場合には、液晶テレビの方がメリハリの効いた画像表示ができることもあります。

それ以外にも両者に共通して重要なスペックがあり、機種ごとにチェックすることも必要です。詳細は以下の記事で紹介しています。

関連記事:有機ELテレビと液晶テレビの比較 買うならどっちがいい?

有機ELと液晶はソニーのブラビアならばどれを選ぶ?

以前は多くの日本の電機メーカーの経営危機が報道されたため、イメージダウンにつながっていますが、有機ELテレビと液晶テレビの上位機種の画質は間違いなく世界最高峰です。それぞれの好みもありますが、ソニーファンは多く、それはソニーのテレビの画質への信頼も貢献しているでしょう。

実際、家電量販店でソニーの上位機種を観て、画質に不満を持つ人はほとんどいないでしょう。それだけにその中から有機ELテレビを選ぶのか、それとも液晶テレビを選ぶのかについて迷う人もいます。正直なところ、いずれかを選んだからと言って「失敗」ということはないでしょう。

有機ELは55インチ以上のモデルしかありませんので、もしそれよりも小さなサイズが欲しい場合は、液晶テレビを選ぶことになります。有機ELテレビはかなり価格が下がったとは言え、液晶テレビと比べるとかなり高価なので、安さを重視するならば液晶テレビを選んでも良いでしょう。

ソニーのブラビアのラインアップからいくつかをピックアップし、おすすめの機種を簡単に以下の記事で解説しています。

関連記事:有機ELと液晶はソニーのブラビアならばどれを選ぶ?


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有機ELと液晶は東芝のレグザならばどれを選ぶ?

東芝は不祥事と経営危機が発覚してから大きくイメージがダウンしてしまいました。東芝レグザを開発・製造する東芝映像ソリューションが、中国のハイセンスに買収されたこともあり(*発行済み株式の95%を取得)、東芝レグザを選ぶことに不安を感じている人もいるようです。

ハイセンスは、日本のテレビ市場で「ハイセンス」ブランドのテレビも販売していますが、東芝映像ソリューションを買収した後に「ハイセンス」のテレビの画質が格段に良くなったことからも、東芝の技術力の高さが証明されました。またハイセンスは、手に入れた「東芝レグザ」ブランドを活用するために、日本のテレビ市場で「東芝レグザ」のテレビをこれまでと同様に販売し、アフターサービスを継続します。

韓国サムスンが世界トップシェアのテレビメーカーでありながら、日本のテレビ市場に参入できないことから考えても、日本人に受け入れられるブランドというものは重要です。その点からも「東芝レグザ」ブランドのテレビは、特に購入に際して問題はないでしょう。

東芝レグザは、「超解像」と呼ばれるアップコンバート技術に以前から定評があります。これは地デジなどのフルハイビジョン映像を4Kにアップコンバートするもので、4Kコンテンツが少ない現状では、テレビの視聴においてもっとも重要な技術の1つと言えます。これは有機ELテレビと液晶テレビの両方に役立つ技術で、この点だけで東芝レグザを選んでも良いような気がします。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:有機ELと液晶は東芝のレグザならばどれを選ぶ?

有機ELと液晶はパナソニックのビエラならばどれを選ぶ?

パナソニックは、ソニーとともに日本を代表するテレビメーカーです(*もちろんテレビ以外も製造・販売しています)。パナソニックは「ビエラ」ブランドでテレビを販売しており、有機ELテレビと液晶テレビをラインアップしています。

有機ELテレビも、最初の機種が発売されてから時間が経ち、モデルチェンジも行われてきたので、有機ELパネルの使いこなし方も成熟し、かなり完成度が高くなっています。現在販売されている他社製品と比べてみても、ビエラの有機ELテレビの画質に不満を感じることはほとんどないでしょう。

ビエラの液晶テレビは、IPS液晶パネルを使用しています。これは視野角が広く、斜めから見ても色変化がほとんどない優れた液晶パネルなのですが、VA液晶パネルに比べるとコントラストが劣る点が弱点でした。しかし、上位機種ではバックライトのローカルディミングと組み合わせて、かなりコントラストを改善しています。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:有機ELと液晶はパナソニックのビエラならばどれを選ぶ?

液晶と有機ELの消費電力を比較!どっちが高い?

有機ELテレビと液晶テレビの消費電力はどちらが高いのでしょうか?一般的には有機ELテレビの方が高いです。比較をする時には、テレビのインチサイズが同じもので比較しなければ意味が無いですし、チューナー内蔵やその他の機能についてもおおよそ同じもので比較すべきです。

原理的には有機ELの方が液晶よりも低消費電力になるように思うかもしれませんが、現在の大型テレビに使用されている有機ELパネルが、有機ELとしては究極のものではないため、有機ELの方が液晶よりも消費電力が高くなってしまうのです。理想的な有機ELは画素がRGBそれぞれの色で自ら発光するものですが、現在のテレビ用有機ELは白色に発光する有機ELパネル上部にカラーフィルターを配置し、フルカラーにする仕組みであるからです。また偏光板が使用されていることも大きく効率を下げる要因となっています。詳細は以下の記事で紹介しています。

関連記事:液晶と有機ELの消費電力を比較!どっちが高い?

まとめ

有機ELと液晶について紹介しました。実際に売り場に行く前に、基本的なことを把握しておくと理解が深まるでしょう。

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