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歯周病と糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞は関係がある?リスクは?

投稿日:2017年7月19日 更新日:

日本では歯磨きなどの虫歯予防の啓蒙により、子供の虫歯が大きく減少しています。また虫歯になっても早めに治療を受けることにより、抜歯する本数を減らすことに成功しています。生活の質(クオリティオブライフ)を考えれば、できるだけ歯を失わないようにしたいものです。最近注意を促されているのが歯周病。歯周病は歯を失うリスクだけでなく、その他の病気との関係も明らかになりつつあります。

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歯周病の人の割合は?

歯周病の日本人は、20歳代で約7割、30-50歳代は約8割、60歳代は約9割です(参考:一般社団法人日本生活習慣病予防協会)。歯周病は適切な治療を受けなければ治らず、放置して自然に治癒することはありません。年齢とともに割合が増えて行くのは、そのような特徴も関係しているのでしょう。

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もはや国民病とも言える歯周病ですが、初期段階ではほとんど痛みもないため、歯周病になっていることに気がついていない人も少なくありません。歯周病であることを自覚しない間に病状が進行して、歯を失うことになるケースもあります。最近は歯周病と他の病気との関連性についても明らかにされつつあります。以下に紹介します。

歯周病と糖尿病の関係

歯周病と糖尿病が相互に影響を及ぼし合っていることが明らかになっています。糖尿病になると歯周病になりやすくなること、重度の歯周病を放置すると糖尿病になりやすくなることが指摘されています。(参考:特定非営利活動法人日本歯周病学会編「糖尿病患者に対する歯周治療ガイド」)

歯周病菌が歯の根元の毛細血管から入って、全身に回ってしまいます。血中に入った歯周病菌によってインスリン抵抗性が高まるなどにより、インスリンの分泌に影響を与えます。そのため糖尿病を治療するには、歯周病の治療も並行して進めると、血糖値の管理もやりやすくなるそうです。


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歯周病と脳梗塞、狭心症・心筋梗塞

歯周病菌が血流に乗って全身を巡ることによって、いろいろな病気を引き起こしている可能性があります。歯周病の人はそうでない人の2.8倍脳梗塞になり易いと言われています。また狭心症・心筋梗塞の要因としてクローズアップされています。(参考:特定非営利活動法人日本臨床歯周病学会)脳梗塞と狭心症・心筋梗塞のいずれも、発症したら重大な事態になる可能性がありますので、しっかり歯周病を治療しましょう。

まとめ

歯周病は他の病気と同様に検診を受けて早期発見に努め、早期に治療することが必要です。ここで紹介しましたように、歯周病菌がいろいろな病気と関連していることが徐々に明らかになっています。菌がどのように病気を引き起こすかはまだまだわからないことがあります。リスクを抑えるために病気をしっかり治すことが大切です。

歯周病治療のための歯科医院の選び方については、こちらの記事「歯周病治療の歯科医院の選び方 治療方法は?痛い?実際に体験!」をご覧ください。

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