
海外出張では緊張することも多く、時差もあり、気候も異なるので、体調を崩しやすくなります。重要な仕事のために費用をかけて海外まで行くわけですので、体調が悪くなって仕事に差し障りがあると大変です。海外出張での体調管理のポイントを紹介します。
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海外出張に役立つノウハウ!知っていると便利なことまとめ
海外出張時に気温差・湿度差から対処する
海外出張では、移動中、現地に着いた後など、いろいろな場面で気温差・湿度差に直面します。
まずは飛行機の中が、乾燥していて大変です。
乾燥していると目や鼻、喉の粘膜を痛めやすくなります。目薬をさす、マスクをするなどして防御しましょう。
また水分を失って脱水症状になり易いので、積極的にミネラルウォーターを飲むようにしましょう。
特にお酒・コーヒー・紅茶・緑茶を飲むと利尿作用により水分を失いやすくなるので、注意しましょう。
また上空では案外寒くなります。備え付けられている毛布を使って、身体を冷やし過ぎないようにしましょう。
すぐに寝て、気がついたら寒くて凍えていたなんてパターンは危険です。
目的地に着くと、ほとんどの場合、日本とは気候が異なっています。
日本よりも寒いところに行く時は、到着してから防寒用に着る物を用意しましょう。
到着してすぐに、空港で着込んでしまった方が安心です。
日本よりも気温が高いところに行く時は、気温に合わせて服を脱げば良いので比較的楽なのですが、クーラーに注意です。
暑いところほど、クーラーを効かせるのが「おもてなし」との考えがあるのか、クーラーが効き過ぎて寒い思いをすることがよくあります。
夏場でも、クーラーが効いているところへ行く時は、アンダータイツや長袖の肌着などを下に着込んで行くと、見た目にはそれほど厚着しているように見えないので良いでしょう。
私は、以前、国際会議へ参加した時に、会場のクーラーが効き過ぎていて、あまりの寒さに耐えられず、街のスポーツ用品店でアンダータイツを買って着込みました。
寒ければ防寒用に着込むというのが夏場でも基本です。
ホテルの客室は、一人であれば自分の好みに調節できると思いますので、快適な温度にエアコンを設定しましょう。
海外出張時に食べ物・飲み物に注意する
海外出張では、普段食べ慣れていないものを食べたり、いつもと違う時間に食べたりすることもあり、胃腸に負担がかかりやすくなります。
新興国では、レストランで出された水や氷さえ危険な場合が多いのですが、ここではアメリカのようにある程度衛生状態のよい国について記します。
飛行機の中では、一斉に食事が出されます。日本からアメリカに行くフライトであれば2食は出てくるでしょう。
その前後に飲み物も提供されるのが普通です。
私も貧乏性なのか、もったいないと思って、出されたものは全て食べようとしてしまいますし、飲み物が配られれば飲もうとしてしまいます。
そのため、少々無理して食べてしまったり、飲み過ぎたりすることもあり、胃腸の調子が悪くなることもあります。
気圧が低いので、アルコールも回りやすく、胃腸の調子を崩し易くなります。
アメリカ西海岸へのフライトでは、夕方に日本を出発し、現地時間の朝に到着するパターンがよくあります。
そうすると日本に居たらいつもは寝ている時間に食事を摂ることとなり、これも胃腸の調子を乱す原因になる場合があります。
あまり気にし過ぎてもいけないのですが、とにかく「無理に食べたり、飲んだりしない」ようにしましょう。
食べたくなければ食べなければ良いですし、多ければ残して良いです。
現地では、水はペットボトルに入ったミネラルウォーターを買って飲むようにしましょう。
衛生状態が良さそうなレストランを選べば、アメリカの場合は水と氷は大丈夫でしょう。
とにかく衛生状態が悪そうなレストランを避けましょう。
私は、小腹が空いた時のために、素焼きのミックスナッツを持ち歩いています。栄養価が高く、あまりかさばらないので、胃がもたれている時などでも食べて、エネルギーを補えます。移動中などにも便利です。
海外出張時にリラックスして自分のペースを作る
海外出張中は知らないうちに緊張しているものです。住み慣れたところから長旅を経て外国に行くわけで、さらにはそこで仕事をするとなると、緊張しても無理はありません。
緊張すると寝つきも悪くなりますし、身体の調子も崩し易くなります。
リラックスして、自分のペースを作る方法を習得すると良いでしょう。
現地では時差の影響もあり、夜、眠れなくなることがあります。
日中にホテルのジムでランニング、水泳をするなどして、身体を動かし、汗を書いておくと、適度な疲労感も出て、夜、眠り易くなるでしょう。
ベットでは、ヒーリング系の音楽を聴いたり、ストレッチ、ヨガなどで身体をほぐし、できるだけ脱力してリラックスすると眠り易くなります。
朝はシャワーを浴びて、軽くストレッチなどをすると寝覚めが良くなります。
朝に合わせた自分の好きな曲などをスマホでかけても良いでしょう。
そんな自分のルーティンを作り上げると、どこに行ってもそのルーティンを行うことで自分のペースを作ることができるようになるでしょう。
また軽い頭痛になることもよくあります。いつも使っている頭痛薬などの常備薬も持っていけば安心でしょう。
冬場などは早めにインフルエンザの予防接種をしておいた方が良いことはいうまでもありません。
まとめ
海外出張時に賢く体調管理するための3つのポイントを以下にまとめます。
1.海外出張時には気温差・湿度差についての対策をする。
2.海外出張時は無理に食べたり飲んだりしない。
3.リラックスし、自分のペースを作る。
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