地震・台風・豪雨などへの防災対策まとめ!

防災

日本には毎年多くの台風が来襲しますし、地震大国でもあります。近年は地球温暖化の影響なのか、豪雨も増えています。「天災は忘れた頃にやってくる」と言われるように、大きな自然災害に遭遇せずに平穏な日常が続いていると備えが疎かになりやすいです。自然災害について知ることから始め、いざという時に被害を減らす努力をしましょう。以下に紹介します。

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実際にあった台風の被害を知っておきましょう

台風は熱帯低気圧ですが、その最大風速が約17m/s以上のものを指します。つまり、台風と呼ばれるものは最大風速が約17m/s以上であります。

気象庁では、台風の強さについては、「強い」「非常に強い」「猛烈な」の3段階に分類しており、それぞれ以下のような最大風速です。

1.強い: 33m/s以上~44m/s未満
2.非常に強い: 44m/s以上~54m/s未満
3.猛烈な: 54m/s以上

2018年の台風21号は、8月28日午前9時、南鳥島近海で発生しました。その後、日本に来襲し、9月4日正午ごろに「非常に強い」勢力で徳島県に上陸、午後2時頃には兵庫県神戸市に再上陸しました。

最大瞬間風速は、大阪府の関西国際空港で58.1m/s、大阪市で47.4m/sを記録しています。この暴風により、建物の屋根、建設現場の足場等が飛ばされ、クレーンが折れるなどの被害が出ています。トラックや軽自動車、小型車などが横転する、飛ばされるところを撮影した動画もニュースで何度も流されました。街路樹や電柱も暴風により折れたり、根こそぎ倒れたりしています。またタンカーも風に流されて関西国際空港の橋に衝突し、空港が孤立する事態となりました。

このように非常に大きなものが暴風により被害を受けていますので見落とされがちですが、当然のことながらもっと小さなものはたくさん飛ばされているようです。報道によれば、暴風で飛ばされたクーラーボックスが頭部に当たり、命を落とした方がいます。大阪市港区では、マンションの8階に飛来したスレート材が窓ガラスを突き破り、破片などが部屋内にいた70代の女性に当たり、死亡したとのことです。

このような台風の恐ろしさを認識することが第1歩です。具体的な対策・備えについては以下の記事で紹介しています。

関連記事:台風による被害を過去の事例から学ぶ!被害を防止するために

窓ガラスを台風から守る!

台風が来ると強い風が吹きます。最近の建物の窓ガラスの品質から言えば、風の強さだけで窓ガラスが割れることは考えにくいです。車のフロントガラスも、時速100km以上で走行しても風圧だけで割れることはまずありません。それだけの強度があるガラスがなぜ台風の来襲時に割れることがあるのかというと、何らかのものが強風に飛ばされ、窓ガラスに衝突するためです。

通常の建物のガラスは、強風で飛ばされたものが衝突すると比較的簡単に割れます。したがって、家の周囲に置いてあるものが強風で飛ばされにないようにすることが重要です。簡単に飛ばされそうなものは、台風の来襲前に家の中に入れておきましょう。

窓に雨戸やシャッターをつけるなど、窓ガラスの外側に何らかの防御するものを設置することも有効です。どうしてもそのような措置が講じられない場合は、窓ガラスが割れることを前提として飛散防止フィルムを窓に貼るなどした方が良いでしょう。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:台風から窓ガラスを守る対策!割れるとどうなる?原因は?


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海から離れていても台風による塩害は起こる!

台風24号は、2018年9月30日20時頃に和歌山県に上陸し、日本を縦断しました。非常に強い勢力の台風で、各地に大きな被害をもたらしました。台風が去った後も、電線から出火するなどの塩害が発生し、ニュース等で報道されました。塩害は車にもダメージを与えます。台風といえば、強い風と短時間に降水量が多いことが知られています。しかし、台風が過ぎ去った後に塩害が発生することを想定していない方も多いのではないでしょうか?

塩害とは、海水中に含まれる塩分が付着することで発生する被害のことです。恐ろしいのは電線などに塩分が付着することで漏電し、出荷する可能性があること。車に付着した場合も電気系統から出火する危険性がありますし、金属部分に付着した場合は腐食が進む可能性があります。ボディ表面からの腐食は、車の買取価格を下げることになりますが、車の内部や下側の腐食は走行中にタイヤが外れるなどの重大事故の原因になる可能性がありますので、軽く考えるわけにはいきません。

電線などは海に近いエリアであれば通常は塩害対策が施されています。盲点になりやすのは、台風が来襲すると、埼玉県のような海の無い内陸部の地域でも海水に由来する塩分が運ばれて、塩害が発生する可能性があることです。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:車の塩害は台風でも起こる!海から離れていても油断禁物!

ゲリラ豪雨とは?備えは?

ゲリラ豪雨とは、大気が不安定になり、突発的に局地的な大雨が短時間降る現象で、正確な予測が困難なものを言います。

局所的という点では、約10km四方の範囲で、雨量としては1時間当たり100 mmを超えることがあります。雨量100 mmというと、1m四方の場所にバケツ100杯分の水が降ること、36秒ごとにバケツ1杯の水が降ることに相当します。その結果、降った水をそのまま貯めると、100 mmの水深になるので「1時間当たり100 mm」という表現になります。100 mm=10 cmになります。

ゲリラ豪雨は、短時間に多量の雨が降ることが特徴で、どちらかと言えば降った雨が地面に染み込みにくい都市部で被害が大きくなることが多いです。都市部では舗装されている部分が多く、大量の雨がすぐに下水道に流れ込みます。下水道の許容できる流量を超えてしまうと、マンホールから水が溢れ出ることがあり、溢れ出た水が低い場所に流れ、行き場を失って水位が高まります。実際、過去の東京都心のゲリラ豪雨でも多くの家屋・店舗が浸水被害に遭いました。

このような浸水被害を防ぐためには、ゲリラ豪雨が発生しやすい時期には前述のように天気予報・雨雲レーダーなどを必ずチェックし、ゲリラ豪雨の発生を出来るだけ早く予想しましょう。雨雲や雨の状況を観察し、実際にゲリラ豪雨が発生するようであれば、家屋・店舗内に水が侵入して来ないように土のうなどを積むなどの対策が必要です。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:ゲリラ豪雨の雨量は?発生しやすい時期と対策は?

防災の日とは?

9月1日は「防災の日」です。日本中でこの時期に防災訓練等が行われます。「防災の日」は、台風、高潮、津波、地震等の災害への認識を深め、災害への備えと心構えをするために、昭和35年(1960年)に内閣の閣議了解により制定されました。9月1日が選ばれたのは、10万人以上の死者・行方不明者を出した「関東大震災」が発生した1923年(大正12年)9月1日にちなんだものです。

今住んでいる所にこれまでどのような災害があったかは、自治体によっては記録を公開しています。「(住んでいる場所の地名)〇〇 災害」などと検索してみれば、公開されている場合はヒットするでしょう。その土地に長く住んでいる人に聞いてみるのも良いでしょう。国土交通省ではハザードマップを公開しています。一度は自分の住んでいる地域を確認しておきましょう。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:防災の日の意味は?災害のリスクをハザードマップで確認!

家具の転倒防止

日本に住んでいれば、いつ大きな地震が発生しても不思議ではありません。地震による被害は、建物の倒壊や土砂崩れ、火災などが大きく報道されます。もちろんそれらは大変なことですが、建物内の家具の転倒・落下による被害が多い割には、あまり報道されていないような印象を受けます。

地震への備えとして、家具の転倒防止対策を行った場合と行わなかった場合の差はかなり大きいと思われます。対策を行うことで被害を軽減できますので、自分のため、家族や周囲の人々のために、しっかり対策を行いましょう。

家具の転倒防止で理想的な方法は、矛盾するようですが家具を無くすことでしょう。しかし、まったく家具がなければ不便ですので、棚や収納スペースなどが、独立した家具ではなく、部屋に造り付けになっているのが便利です。その場合は、棚などに置いてあるものの落下防止対策をすれば良いことになります。

このことから考えると、最強の家具の転倒防止方法は、背の高いタンスや本棚などを家の壁などに固定してしまう方法であることが分かるでしょう。よく用いられる方法としては、転倒防止のL字金具で家具を壁に固定する方法です。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:家具の転倒防止で効果があるのはどれ?地震に備えましょう!

地震で停電になったら注意すべきこと

地震によって大規模な停電になることがあります。電力会社は停電の復旧に全力を挙げますので、比較的短時間で復旧することもありますが、被害状況によっては停電が長期化することもあります。現代の社会は、多くのものが電気によって稼働していますので、停電した場合の不便さは耐え難いものがあります。

必死の努力によって電力の供給が再開し、停電が解消する時に火災になる危険があることが過去の事例から明らかになっています。大地震の激しい揺れにより家具が転倒し、電気製品がその下敷きになると、再び通電した時にそれらの電気製品から出火することがあります。これを「通電火災」と呼びます。通電火災が頻発したのが阪神淡路大震災で、実に建物火災の6割が通電火災であったと言われています。

通電火災を防止するためには、大地震の後に建物を離れる際には「ブレーカーを落とす」ことです。これならば通電が再開した時にも電気製品が通電せず、通電火災を防ぐことができます。転倒した家具などを片付け、下敷きなった電気製品がないかどうか確認し、注意しながら電源を入れましょう。本体だけではなく、電源ケーブルとコンセントに差し込むプラグ部分にもダメージが無いか確認しましょう。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:地震で停電になったら復旧時の火災を防ぐ!あると便利なもの

防災セットを用意しよう!

東日本大震災や熊本地震などのように日本では大きな地震が発生します。大地震はいつ、どこで発生するか正確に予測することは難しく、常に備えをしておくことが大切です。それではどのような備えをすれば良いのでしょうか?

大地震などに備えるには何を用意すれば良いかを、一から考えるのは案外大変ですね。市販の防災セットの中で、売れ筋のものをチェックして検討してみるのが良いでしょう。大地震などでは建物が倒壊することもありますので、いざという時に用意した防災セットを持って避難できるように、まずは必要なものがリュックに入っている防災セットが便利です。

ほとんどの防災セットがリュックに入っています。それ以外のものは、例えば断水した家のトイレなどで使用するようなグッズなどで、基本的には家が倒壊せずに残っている状況を想定してのものです。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:防災セットのおすすめ!3日間生き残るために

スーパームーンと地震と関係

月は地球の周囲を回っています。その軌道は楕円形で、最も近づいた時は約35万7000km、最も離れた時が約40万6000kmです。当然のことながら、最も近づいた時が月が大きく見えます。最も遠い距離にある満月を基準にすると、最も近い時の満月は近点の満月は、約14%大きく、約30%明るくなります。

月が最も地球に近づく時と満月および新月が重なる時を「スーパームーン」と呼んでいます。この時は太陽・地球・月がおおよそ一直線に並びます(*完全に一直線上に並ぶと月食および日食になります)。「スーパームーン」という言葉は、天文学的に正式な用語ではなく、占星術に由来する言葉です。

月は前述のように約35万7000kmから約40万6000kmも離れているのですが、地球に対してその重力が影響を及ぼし、潮の満ち引きを引き起こします。地球の海の満ち引きを引き起こすなんて、ものすごい影響ですね。

このように月の重力の影響が地球にあることは明らかです。そのためスーパームーンのように地球に月が接近した時には、月の重力の影響が大きくなります。重力の大きさは距離の2乗に反比例しますので、最も遠い時よりもスーパームーンの時はかなり重力の影響が大きくなることは間違いありません。

そのため、地球の大地震と月の重力、特にスーパームーンとの関連を指摘する研究があります。しかし、これに反論する主張もあり、現時点ではまだ結論は出ていません。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:スーパームーンとは何?いつ?地震と関係があるの?

まとめ

日本では台風・地震・豪雨などの自然災害が発生します。災害に対して適切に備えることで被害を減らしましょう。

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