歯について役立つ情報!歯周病・歯ぎしり・歯磨きなど

健康的で快適な生活を送るためには歯は大切です。それは歯を失ってみるとよく分かることです。最近はクオリティ・オブ・ライフ(QOL)という概念も広く理解されるようになっています。日本人の平均寿命が伸びているのは喜ばしいことですが、健康的に生きる単純に長生きするというよりも、健康的に長生きをすることが理想です。そのためにも自分の歯で食べ物を噛んで食べられるということは重要なのです。以下に歯について紹介します。

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炭酸飲料で歯が溶けるのは本当?

「炭酸飲料を飲むと歯が溶ける!」と言われるとドキッとする人も多いのではないでしょうか?私もコーラが好きでよく飲んでいますのでドキッとしました。本当に炭酸飲料を飲むと歯が溶けるのでしょうか?

単純に炭酸飲料に歯を浸けるとほとんどのもので歯が溶けます。歯は酸性が強い液体に浸けると、歯の最表面のエナメル質が溶けます。炭酸飲料の種類によって酸性の度合い(pH)が異なりますので、一概には言い難いですが、炭酸ガスを水に溶かすことにより酸性になります。コカ・コーラの場合はpH2.2と非常に酸性が強く、エナメル質が溶け始めるpH5.5を大きく下回り、非常に酸性が強いです。(*pHは数値が小さいほど酸性が強い)

しかし、炭酸飲料を口の中に入れても飲み込んでもっと酸性の強い胃に入りますし、口の中には唾液があり、酸性になっても中性に戻そうという作用があります。したがって、炭酸飲料に歯を浸ける実験とはかなり状況が異なります。炭酸飲料を飲んだらすぐに歯が溶けて無くなってしまうと考えるのは極端ですが、歯が酸性が強い条件下にある時間が長くなるほどダメージをうけることは間違いないでしょう。

このように炭酸飲料による歯へのダメージを気にするならば、酸性の強いものが炭酸飲料だけではないことを認識しておいた方が良いでしょう。ワインや日本酒、スポーツドリンク、果汁ジュースの酸性が強いですし、レモン、梅干し、りんご、お酢などの食品も酸性が強いです。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:炭酸飲料を飲むと歯が溶けるのか?酸性で歯が溶ける食品は?

歯周病治療の歯医者の選ぶ時のチェックポイント

日本では歯磨きの啓蒙活動により、虫歯が減っています。自分の歯をできるだけ長く残して行くことは、「生活の質」に大きく関わることですので極めて重要です。虫歯が減っていることは良いことなのですが、虫歯に比べて「歯周病」の予防・治療についての啓蒙はまだまだのように感じます。

歯周病は、かつては歯槽膿漏と呼ばれていた時代もありました。歯の土台がダメになり、根こそぎ多くの歯を抜くことになる可能性がある病気です。日本では多くの人が歯周病になっています。症状が悪化する前に治療を受けましょう。

歯周病の診察・治療は歯科医院で受けることになります。現実的な問題として、歯周病治療が得意な歯科医院と得意ではない歯科医院があります。後者の歯科医院では、歯のメンテナンスや虫歯チェックを受けても、歯周病のチェックさえしないことさえあります。

歯周病の検査をしっかり受けて、重症化する前に治療をしたいと望むのであれば、歯周病の専門医・学会の認定医のいる歯科医院を選ぶべきです。特定非営利活動法人日本歯周病学会のホームページには、歯周病の専門医・学会の認定医の名簿があり、近くの歯科医院を検索できるようになっているので、調べてみると良いでしょう。

私も実際に歯周病専門医のいる歯科医院で検査と治療を受けました。体験談等を以下の記事で紹介しています。

関連記事:歯周病治療の歯科医院の選び方!治療方法は?痛い?実際に体験!


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歯ぎしりで歯が折れるのは本当?

会社の研修で同期の人と相部屋になった時に、その人の歯ぎしりが酷くて夜中に眠れなくなったことがあります。それから自分が歯ぎしりをしていないか気になりました。自分が寝ている間に歯ぎしりしているかどうかわかるでしょうか?家族など同居している人が居たら尋ねてみた方が良いでしょう。歯ぎしりも音が出るだけではなく、繰り返すと歯が欠ける、ヒビが入る、折れる可能性があります。歯ぎしりをしていることがわかったら、早めに対策をとった方が良いでしょう。

歯ぎしりがひどい場合の原因としては、以下のようなことが考えられます。

1.強いストレス・怒り

2.歯並びが悪い

3.逆流性食道炎

したがって、歯ぎしりを防止するためには、これらの歯ぎしりの原因を解消する方法を実践することになります。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:歯ぎしりで歯が折れる?ひどい場合の原因と防止する方法

歯ぎしりから歯を守るマウスピースを作る!

自分が歯ぎしりをしているのかどうかは気がつき難いものです。家族などの同居している人が居るならば、歯ぎしりをしているのかどうか尋ねてみると良いでしょう。就寝中に歯ぎしりをしている場合は、起床時に顎が疲れていることがあります。起きている時に歯を食いしばってみればわかりますが、歯ぎしりの音がするほど歯を食いしばって動かすには、非常に強い力が必要です。そのため顎が疲れてしまうわけです。

非常に強い力が歯にかかることによって歯ぎしりをすると、怖いのは歯がかけてしまったり、ヒビが入ることがあるということ。歯ぎしりをする原因を考えて、根本的に解消するように努力した方が良いですが、すぐに歯ぎしりを止めることは難しいです。歯を損傷する前にマウスピースを装着することをおすすめします。マウスピースを装着しておけば、就寝中に歯を食いしばってしまっても歯を守ることができます。

もっとも良いのは歯科医院で自分の口に合ったマウスピースを作ってもらうことです。歯科医が診察し、必要と認められれば保険適用になります。通常は3割負担で5,000円程度です。さらに治療が必要な場合は、その費用が加算されます。

市販のマウスピースならば、装着感は歯科医院で作成したものに劣りますが、安価ですぐに入手できます。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:歯ぎしり用のマウスピースは歯科で作る!費用は?

電動歯ブラシはおすすめなのか?

通常の歯ブラシは、ホテルなどでに宿泊すると無料でもらえますし、ドラッグストアで購入してもかなり安いです。それに比べると電動歯ブラシは、10〜100倍以上の価格です。本当にこれほどのお金を払って購入するほどの価値・効果があるのでしょうか?

まず最初に理解しておいた方が良い点があります。優れた歯ブラシを使ったとしても、家庭で自分で歯を磨いた場合、必ず磨き残しがあるということ。これはまずブラッシングのテクニックによるものもありますが、歯ブラシではどんなに頑張っても物理的に磨けないところがあります。

分かりやすいのは歯と歯の間。これは歯ブラシで頑張っても磨けず、歯間ブラシやフロスを使って掃除し、磨くのが合理的です。それでも完璧に磨くことは現実問題として無理で、定期的に歯科医院に行って歯石・歯垢除去をしてもらうようにしましょう。

以上のことを理解した上で、電動歯ブラシの効果を通常の歯ブラシと比較してみます。明らかなことは、通常の歯ブラシでも、前述のような歯ブラシでできるレベルの歯磨きは可能ということ。昔は電動歯ブラシが無い時代もありましたし、高価でそれほど普及していない時代もありました。それでも全国的に学校などで歯磨きの指導を行うことで、子供の虫歯は大きく減少してきた実績があります。また歯科医院に行って歯磨きの方法の指導を受けても、基本的には通常の歯ブラシで磨く方法を教えてくれますので、通常の歯ブラシでも十分に歯磨きができます。

それでは「電動歯ブラシの効果が無いのか?」というと、そうではありません。電動歯ブラシもいろいろな製品がありますので、一言では言い難いですが、優れた製品であれば歯磨きが楽になります。歯ブラシで歯を磨くということは、ブラシ部分で歯の表面を擦ることですが、下記で説明しますように細かく小刻みに動かす必要があります。そのような動きを手で行うよりも電動でやってしまう方が楽なことは言うまでもないでしょう。ハイエンドの製品では毎分約3万回以上の微小な磨きをしてくれますので、手磨きの比ではありません。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:電動歯ブラシは効果があるの?正しい使い方とおすすめは?

歯周病と糖尿病は関係がある?

歯周病の日本人は、20歳代で約7割、30-50歳代は約8割、60歳代は約9割です(参考:一般社団法人日本生活習慣病予防協会)。歯周病は適切な治療を受けなければ治らず、放置して自然に治癒することはありません。年齢とともに割合が増えて行くのは、そのような特徴も関係しているのでしょう。

もはや国民病とも言える歯周病ですが、初期段階ではほとんど痛みもないため、歯周病になっていることに気がついていない人も少なくありません。歯周病であることを自覚しない間に病状が進行して、歯を失うことになるケースもあります。最近は歯周病と他の病気との関連性についても明らかにされつつあります。

歯周病と糖尿病が相互に影響を及ぼし合っていることが明らかになっています。糖尿病になると歯周病になりやすくなること、重度の歯周病を放置すると糖尿病になりやすくなることが指摘されています。(参考:特定非営利活動法人日本歯周病学会編「糖尿病患者に対する歯周治療ガイド」)

歯周病菌が歯の根元の毛細血管から入って、全身に回ってしまいます。血中に入った歯周病菌によってインスリン抵抗性が高まるなどにより、インスリンの分泌に影響を与えます。また狭心症・心筋梗塞の要因としてクローズアップされています。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:歯周病と糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞は関係がある?リスクは?

歯ブラシの選び方!えずく人はこれをチェック!

日本では30年ぐらい前から年々虫歯が減っています。それは、虫歯予防のための歯磨きについての啓蒙・教育、虫歯の早期発見・早期治療が地道に普及してきた成果と考えられます。歯磨きの基本的なことについて改めて確認してみましょう。

虫歯は、歯の表面に付着した歯垢(プラーク、バイオフィルム)に虫歯菌(ミュータンス菌など)が棲みつき、酸を出します。この酸が歯を溶かすことで虫歯になります。

生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には通常は虫歯菌がいません。ところが、ほとんどの人が保護者等の唾液などから感染するそうです。離乳食などがあまり手軽に手に入らなかった50年ぐらい前は、親が噛んでから子供に与えると言うようなこともよく行われていたようです。

虫歯菌のことが広く知られるようになった現在では、このようなことは論外ですが、高齢の方々の中には最新の虫歯菌についての知識を十分に持っていない方もいらっしゃいますので、注意が必要です。

歯の表面に付着した歯垢は、口をすすいだだけでは落とすことができず、また歯垢の中にいる虫歯菌は、殺菌効果のあるマウスウォッシュなどを使っても歯垢に保護されて殺菌することができません。

歯垢を落とす効果的な方法が歯磨きで、つまり、ブラシなどで物理的に擦り落とさないと歯垢を除去できないのです。虫歯予防のために歯磨きが重要である理由がよくわかるでしょう。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:歯磨きは虫歯予防の基本!歯ブラシの選び方とえずく人の克服方法

歯間ブラシは使った方がいい

30年ぐらい前と比べると、歯磨きや虫歯予防の啓蒙活動等により、日本人の虫歯は減っているのですが、それでも「虫歯が全くない」「虫歯を治療したこともない」という人はほとんどいません。その理由の一つは、通常の歯磨きだけでは完全に虫歯を予防できないからです。もし、いつも歯間ブラシを使用していないならば要注意です。

私は、子供の頃に、奥歯が虫歯になって治療したことがあります。その頃はあまり深く考えていませんでしたが、大人になってから治療した奥歯の詰め物を新しくしたりした時に、歯と歯の間が虫歯になって治療した跡があることに改めて気がつきました。

歯ブラシを使って歯磨きしても、歯と歯の間は上手く磨けないんです。「だから歯と歯の間が虫歯になりやすいのか!」と今更ながら理解しました。

ドラッグストアに行くと「歯間ブラシ」が売っていましたので、とりあえず買って試してみました。食事後にいつものように歯を磨き、そして歯間ブラシを使ってみてすぐに納得しました。歯ブラシで歯磨きをした後なのに、歯間ブラシを使うと歯と歯の間にあった食べカスが出てきたのです!

しっかり歯ブラシで歯磨きしたのに食べかすが出てきたことと、それが簡単に歯間ブラシで取り除けたことに驚きました。歯間ブラシは虫歯予防に効果あることは間違い無いでしょう。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:歯間ブラシは虫歯予防に効果がある?ワイヤー入りと使い捨てタイプ

歯列矯正を始めるべき年齢は?

おすすめの歯列矯正とはどのような方法でしょうか?

歯列矯正は、子供だけでなく、大人になってからでも不可能ではありません。しかし、子供の頃から歯列矯正を始めた場合と大人になってから始めた場合の決定的な差は、「顎の大きさを整える」ことが可能か否かです。

成長期の小さな子供は、これから全身の成長とともに顎も大きくなっていきますので、全ての歯に十分な土台になるように広げ、さらには上下のバランスを整えることが可能です(*個人による程度の違いはあります)。歯並びが悪くなる原因の一つに、「顎が小さい」ということが考えられます。全ての歯を並べた時に、それらが美しく並べるだけの土台となる顎のスペースが無ければ物理的に無理があります。そのため大人になってから歯列矯正をしようとすると、健康な歯を抜いて矯正するケースがあります。

そのような意味で、大人になってからも歯列矯正が不可能なわけではないですが、小さな子供の頃から始めて顎の大きさから整えられれば理想的ですし、おすすめです。詳しくは以下の記事で紹介しています。

関連記事:歯列矯正の年齢は?子供の場合のおすすめの方法は?痛い?

まとめ

生活の質を考えれば、歯の健康は非常に大切なことがわかります。歯を大切にするための努力を日々実践することで大きな差がつきます。

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