不織布?ヤマシンナノフィルタはマスク用インナーシート

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不織布マスクが不足した頃から、手作りで布製マスクを作る方々が増え、工夫を凝らしたマスクがインターネット上で見かけることも増えました。

医療用ではない一般の使い捨て不織布マスクでは、不織布を3枚重ねた構造となっていて、その中心部分が目の細かいフィルター状になっていて飛沫を捕集する能力が高いと説明されています。

手作りの布製マスクでは、目の荒い布だけで作るよりも、内部あるいは装着時の内側(顔側)にマスク用の不織布を取り付ける使い方があります。このマスク用インナーシートとして、ヤマシンナノフィルタという最先端の技術で作られたフィルターの販売が始まりました。以下に紹介します。

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不織布?ヤマシンナノフィルタはマスク用インナーシート

ヤマシンナノフィルターとは、フィルター専門メーカーのヤマシンフィルタ株式会社が開発・販売するマスク用フィルターです。現在、同社の販売サイトとユザワヤの店舗・販売サイトのみで購入できます。

同社のサイトの説明によれば、シートを構成するプラスチック製の繊維の太さが一般化学繊維の10分の1以下、平均繊維径約500㎚という点が、通常のマスク用不織布を大きく異なる点です。

独自に開発した「改良型メルトブロー法」で製造しています。従来のメルトブロー法で製造しているマスク用不織布フィルターでは、繊維の太さが最小でも800nm程度で、平均繊維径はもっと大きくなります。これにより高い捕集能力が実現しています。同社のサイト内に他のマスクとの比較や布マスクにこのヤマシンナノフィルタを組み合わせた場合の実験結果も公表されています。

注目すべき点は、一般的な布マスクでも、ヤマシンナノフィルタを組み合わせれば、非常に高い効果が発揮されるということです。手作りでマスクを作って使用する人には、おすすめしたいですね。

ちなみに同社のサイトには、このフィルターのことを不織布とは記載していません。従来から使われている不織布と違うものということを伝えやすくするために、あえて不織布という言葉を避けているのかもしれません。フィルター専門メーカーでもありますので、「フィルタ」という言葉にこだわりがあるのかもしれません。

基本的にはプラスチックを細い繊維状にし、それをランダムに積み重ね、化学的あるいは物理的に接着したり、絡み合わせたりしてシート状にしたものを「不織布」と呼んでいますので、その定義に従えば「不織布」と呼んでも間違いないですが、同社のサイトでは「不織布」という言葉を使っていないので、以降もフィルタと呼ぶこととします。

関連記事:不織布とは?読み方と素材!マスクはアイロンかけても大丈夫?

ヤマシンナノフィルタはマスク用インナーシートとして優秀

そもそもマスクがウイルス性の感染症の予防に効果があるのかどうかは議論が続いています。科学的に膨大な実験・調査を行って十分な立証ができないと(エビデンスが得られないと)、その効果を証明したことにはなりません。そのためWHOも「エビデンスがない」とのみコメントしていますし、海外でも同様の考えを主張するところがあります。

それほど難しい問題をこのブログの記事内で議論するわけではありませんが、未知のウイルスの感染が拡大し、それを抑えようとする段階では現実問題として科学的に立証されていないことばかりです。それでも英知と多くの人の努力を結集し、感染拡大を抑えなければならないわけです。

現状では、少なくともマスクを着用した方が飛沫が周囲に飛び散ることを防ぐ効果があると考える人が増えており、日本以外でもマスクの着用を促す国が増えています。感染しても無症状の人も多いようですので、基本的に全員がマスクを着用すれば、感染拡大防止に役立つとの考え方に基づいているようです。

マスクにもいろいろな種類があり、使い捨ての不織布のものがもっとも多く、手作りのものは布製が多いです。これまでに花粉やPM2.5などを吸い込まないようにマスクが使われてきましたが、それらを捕集する試験で従来の不織布マスクに使われている不織布フィルターは、目が細かいため、かなりの捕集効果があるとされています。布製は、もっと目が粗いので捕集効果が下がるようです。

前述のようにヤマシンナノフィルタは、従来の不織布よりもさらに目が細かいので、より優れた捕集効果があると紹介されています。そして布製マスクにインナーシートとして組み合わせればその優れた性能を活用できます。


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ヤマシンナノフィルタを使えば完全なのか?

ここまでヤマシンナノフィルタの優れた性能を紹介してきました。それではこれを組み合わせたマスクを使えば、完全に感染を防ぐことができるのでしょうか?

誤解があるといけませんので明記しますが、「完全に感染を防ぐことはできません」。もっとも高性能と言われる医療用のN95を使用しても完全ではないとされていますので、それよりも性能の劣る一般のマスクで完全に感染を防ぐことはできません。つまり、医療従事者の方々は、完全に防御できるわけではない防護具で感染のリスクを下げながら仕事をされているわけですので、非常に大変な思いをされているわけです。

もう一つ忘れてはいけないのは、フィルターの性能が高くても、通常のマスクでは顔とマスクの隙間から空気が出入りしてしまうということです。使い捨てマスクでもノーズフィッターなどをつけて顔とマスクの隙間を少なくする工夫がされていますが、N95のように強く顔に押し付けるような固定の仕方をしていません。フィルターの性能が高くなるほど、フィルターを息が通過する抵抗が大きくなるので、ますます隙間を通る空気の量が増えます。

それでもN95のように強く顔に押し付けようとすると、長時間装着するほど苦痛になりますので、多くの人にはできません。できるだけ顔とマスクの隙間が小さくなるように装着し、使用しましょう。また手指を石鹸をつけて洗ったり、消毒用エタノールなどで消毒することも合わせて行いましょう。

まとめ

ヤマシンナノフィルタという、最先端技術で製造したマスク用インナーシートについて紹介しました。手作りマスクを使用している方は試してみると良いでしょう。

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