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ヒートショックの死亡数は交通事故より多い!入浴時の対策は? 

投稿日:2017年8月13日 更新日:

冬になると気温が下がり、日本では多くの地域で氷点下まで冷え込むようです。それでも暖房をして、防寒すれば良いのですが、日本ではヒートショックによる犠牲者が毎年数多く発生しています。ヒートショックについて理解し、しっかり対策を施しましょう。ヒートショックの死亡者数と入浴時の対策について紹介します。

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ヒートショックの死亡数は交通事故より多い

ヒートショックとは、一般に屋内での温度差によって身体に大きな負荷がかかることを指します。特に冬場に比較的暖かいリビングから温度が低い浴室、脱衣所、トイレに行く時に、温度差によって血圧が急変し、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすリスクが高くなります。

東京都健康長寿医療センター研究所の調査によれば、2011年の1年間に全国で約17,000人がヒートショックに関連した「入浴中急死」に至ったと推計されています。2016年中の交通事故死亡者数が3,904人であったことと比較しても、ヒートショックによる死亡者数が非常に多いことがわかります。またヒートショックの死亡者数約17,000人の内、高齢者は14,000人と大多数を占めていることも注目すべき点です。

日本の入浴中のヒートショックによる死者数は諸外国に比べても多いとされ、その原因は日本の断熱性の低い住宅にあると考えられています。交通事故を減らすために多くの努力がなされていることと比べると、ヒートショックによる犠牲者を減らす努力をもっとするべきでしょう。

ヒートショックを予防するには断熱性の高い家

ベストセラー「いい家が欲しい」などによって家の断熱性について、注目する人が増えてきました。同書中でも、ヒートショックについて触れられていたと思います。

寒い時期に家の中を暖かくするには、断熱性に優れた家の方が有利で、省エネルギーの観点でも望ましいです。問題なのは、「リビングは温かいけれども、風呂場やトイレば寒い」といった状況です。古い日本の住宅ではそのようなタイプが少なくありませんでした。

家の断熱性を高めるような取り組みが進められ、家の中での温度差も小さくするような工夫をしている住宅が増えてきました。これから家を建てたり、リフォームするなどの機会がある方は、冬場のヒートショックに配慮して、浴室・脱衣所、トイレなどの暖房ができるような構造にするのが一番のヒートショック対策になります。住宅メーカー、リフォーム会社に相談してみましょう。


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ヒートショックの入浴時の対策

前述のように温度差が小さくなるような住宅の構造にすることが一番のヒートショック対策ですが、予算がなかったり、賃貸住宅に住んでいるなどの事情により、このような対策が採れない方もいらっしゃるでしょう。実際、我が家も賃貸住宅に住んでいるため、リフォームすることができません。

そんな方々でもできるヒートショックを予防するための対策を以下に紹介します。

1.脱衣所・トイレに暖房器具を設置して暖める

入浴時だけでも脱衣所を暖められれば温度差が小さくなるので効果的です。トイレは狭いので暖房器具を設置することが難しいかもしれませんが、設置できれば狭いだけにすぐに暖まるでしょう。最近はトイレ用のセンサー付暖房器具もあります。

2.シャワーで入浴前に浴室を暖める

ヒートショックのリスクが最も高いのが冷えた浴室です。浴槽のお湯の温度が40℃程度、浴室内が8℃程度といったパターンがよくあります。服を脱ぐ前にシャワーで高い位置から浴槽へお湯を張ることで、浴室を暖めることができます。

3.浴槽のお湯の温度を41℃以下にする

寒い時期ほど熱いお湯に浸かって暖まりたくなりますが、熱めのお湯は身体に負担がかかります。体感でわかりますが、40℃と41℃ではかなり差があります。熱いお湯に浸かった後に寒い脱衣所に出ると非常に危険です。あまり湯温を熱くしすぎないようにしましょう。

4.簡易内窓や断熱材を窓に取り付ける

DIYで簡単に取り付けられる内窓キット(【 送料無料 代引不可 】二重窓 エコな簡易内窓キット L W1800xH1400ミリ以内 7161-7260【 省エネ 防音 断熱 結露 防犯 エコ内窓 二重窓 アクリサンデー 】)があります。中空ポリカーボネートでできた簡易内窓で、軽く、両面テープで取り付けられます。剥がせる両面テープを使えば、賃貸住宅でも取り付けられる場合が多いです。またここで使用されている中空ポリカーボネート(ツインポリカ – 中空ポリカーボネートボード 6mm クリアフロスト/幅 900mm x 長さ 2300mmまで 1枚あたり)だけを窓に剥がせる両面テープで取り付けることも可能です。これらを使えば、かなりの防寒効果があります。

まとめ

ヒートショックについて説明し、予防するための入浴時の対策について紹介しました。ヒートショックによる多くの犠牲者が発生していることを述べましたが、死亡に至らなくても重篤な障害が残ってしまうこともありますので、ヒートショックを軽く考えず、しっかり対策を施しましょう。

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