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8Kテレビの販売はいつから?価格は?必要は?買い時は?

投稿日:2017年9月2日 更新日:

いよいよ4K/8K実用放送が始まろうとしています。地デジのハイビジョンに比べて4Kになるだけでもかなりの高画質ですが、ついに8K、スーパーハイビジョン放送が始まるなんて夢のようです。

4K/8K実用放送の開始に間に合うように、8Kテレビの開発も進められています。テレビの最高峰とも言える8Kテレビについて紹介します。

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8Kテレビの画質は?必要?

テレビの画面は、非常に多くの画素を並べて表示されています。画素が多いほど緻密で高精細な画像表示が可能です。それは画素が感じられるような荒い画像と、緻密で高精細な画像を見比べてみれば一目瞭然です。

現在放送されている地デジのハイビジョン放送は、解像度 縦1,920×横1,080=2,073,600(約200万画素)で2Kとも呼ばれます。これに対し4Kのテレビは解像度 縦3,840×横2,160=8,294,400(約800万画素)、8Kのテレビは縦 7,680×横4,320=33,177,600(約3,300万画素)です。

家電量販店で40インチ以上のテレビを見比べると、ハイビジョン(2K)では画素のザラツキが分かると思います。同じ画像を4Kテレビで見ると画素が分かりにくく、リアルな画像になっています。これと同じことがさらに大きな画面になると4Kテレビでも言えます。画面を見る距離にもよりますが、60インチ以上では画素が感じられるでしょう。

テレビは、一般に画面が大きくなるほど離れて見ることを前提としています。あまり離れると画面全体が見にくくなるからです。

しかし、展示会などで8Kテレビのデモを見た多くの人が、不思議な行動を取ります。誰かに指示された訳でもなく、画面にすごく近づいて見るんです。

テレビ画面などで見たいものが表示されて、画面に近づいて行った時に、画素の荒さが感じられるようになると、普通はそれ以上近づきたくはなくなります。ところが8Kテレビの場合、これまで発表・展示されている液晶ディスプレイを用いたものは85インチと70インチで、かなり画面に近づいても画素が感じられません。

ほとんどの人が常に画面全体を見ていたいわけではなく、画面に興味があるものが写っていると、近づいてよく見たくなるものです。それほどの「実物のように見える」画像なのです。

それでは、実際のところ8Kテレビは必要なのでしょうか?

これまでもハイビジョン放送(地デジ放送)が始まる時にも、「そんな高画質なテレビは必要ない!」という意見はありました。私は、ハイビジョン放送を始めて見た時の感動は今でも忘れませんが、そもそも画像・画質にほとんど興味がない方々がいらっしゃるのも事実です。

そのため「必要か?」「必要ないか?」を議論すると、すべての人に必要なものではないと言わざるを得ませんが、相当数の方が違いが分かるものでしょう。そもそも「必要か?」「必要ないか?」という議論をすれば、ほとんどのものが同じような結論になると思うので、不毛でしょう。気に入った人が楽しめば良いわけですから。

8Kテレビをおすすめしたいのは以下のようなテレビの使い方をする方です。

1.60インチ以上の大型のテレビを使用している方

画面が大きくなると画素の荒さが目立つようになります。60インチ以上では、4Kでも分かるでしょう。そんな大画面テレビならば8Kの価値は際立ちます。

8K(スーパーハイビジョン)は、NHKが中心となり推進してきた究極のテレビです。人間が画面を見て感じる臨場感・リアリティなどについても深く研究され、まるで実物のように見えるように開発されています。その効果は大画面になるほど顕著で、スポーツやコンサートなどの映像もライブのように感じられます。

2.高性能な一眼レフでの写真撮影が趣味の方

高性能の一眼レフで撮影される画像データの画素数は、4Kの画素数よりも多いです。つまり、4Kテレビで撮影した画像を写しても、本来の画質よりも落として表示しているわけです。8Kテレビならば、ほとんどの高画質カメラで撮影した画像を、本来の画素数で表示することができます。

8Kテレビの販売はいつから?価格は?

ついにシャープから8Kテレビを2017年12月1日から販売開始すると発表されました!テレビの歴史に残る出来事となるでしょう。

価格は「オープン」とされていますが、店頭価格は100万円前後と予想されています。すでに販売されている同社の8Kモニターの価格から考えると、かなりのコストダウンが達成されたようです。かつて大型液晶テレビが初めて販売された頃の価格と比較して見ても、8Kテレビで100万円前後というのは、将来に普及していく希望が感じられる価格です。

注意すべきは、8K放送対応受信機(チューナー)が未搭載で、地上・BS・110度CSデジタル放送チューナーが搭載されているということ。つまり、この8Kテレビを買っても、8K実用放送をそのままでは受信して見ることができません。8K実用放送の規格がまだ固まっていないためです。

このようなことをやっていると誤解を生じる可能性が高いのですが、現在販売されている4Kテレビでも同じ状況です。

8K放送対応受信機(チューナー)は、8K実用放送開始時に別売りで発売される予定です。これを接続すれば8K実用放送を見ることができるようですが、価格はまだ分かりません。

「8K放送対応受信機(チューナー)が無いならば、8Kの意味があるのか?」と思われる方が多いと思いますが、販売中の4Kテレビと同様に、地デジのハイビジョン放送を受診してアップコンバートできます。4Kテレビがハイビジョンを4Kにアップコンバートできるのに対し、もちろん8Kテレビでは8Kにアップコンバートできます。

まだ4Kのコンテンツさえ少ないので、ほとんどの視聴はハイビジョンから8Kへのアップコンバートになるでしょう。


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8Kテレビの買い時は?

8Kテレビの買い時はいつでしょうか?もちろん「買いたい時に買えば良い!」ということに尽きるのですが、それでは身も蓋も無いので、もう少し掘り下げて考えて見たいと思います。

まず価格。100万円前後もするテレビを買えるのは、富裕層ですよね。これまでの家電製品の価格の下落スピードを考えても、複数のメーカーから製品が販売されて、手の届く価格まで下がるまで待った方が良いでしょう。

(*8Kテレビの価格の最新動向については、こちらの記事「8Kテレビの価格は?シャープとパナソニックの場合」をご覧ください)

ほとんどの視聴時間は、当面は地デジのハイビジョン放送をアップコンバートして見ることになるでしょう。そうなるとアップコンバートの実力を、実際に売り場でよく確認する必要があります。アップコンバートについては、シャープ、ソニー、東芝、パナソニックのテレビでも差がありますので、他社が仮にシャープから8Kの液晶パネルを購入して8Kテレビを販売するとしても、画質に違いが生じます。比較して、好みに合うものを選ぶ方が良いでしょう。

8K放送対応受信機(チューナー)を別売りで買わないといけないのも少々面倒ですね。テレビ本体の他にチューナーを設置する必要もありますので場所を取ります。近い将来は、テレビに8K放送対応受信機(チューナー)が内蔵された8Kテレビが販売されるのではないでしょうか?そのようなタイプが欲しければ、それまで待つ方が良いでしょう。

まとめ

8Kテレビはきっと見れば感動するような高画質テレビです。画質を言葉で説明するのは、かなり難しく、正直なところ伝えきれていないでしょう。8Kを見るチャンスがあれば、是非自分の目で見て感じて見ましょう!これまでになかった驚きの映像体験になると思います。

8Kテレビのまとめについては、こちらの記事「8Kテレビのまとめ」をご覧ください。

4Kテレビ、8Kテレビなどの関連記事のまとめは、記事「4Kテレビ・コンテンツ・ビデオカメラと有機EL・液晶・8K放送のまとめ」をご覧ください。

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