
年齢を重ねると次第に白髪が増える方がいらっしゃいます。実は私もそうです。もし白髪染めを使わなければ、3ヶ月もすれば髪の毛は真っ白で、見かけ年齢は10歳ぐらいアップしそうです。
ナチュラルに白髪染めを使わずに白髪のままが良いか、それとも白髪染めを使って若々しく、黒々した髪が良いかは好みの分かれるところです。一般に50歳台では、まだ白髪染めを使う方が良いと判断する人が多いように感じます。
私も、月に1回以上の頻度で白髪染めを自宅でしています。
白髪染めで頭皮にかゆみが出る!頭皮に悪い?
白髪染めによるトラブルも案外多いようです。もっともひどいのは白髪染めによるアレルギー反応が出てしまうことです。やはり安全を考えれば、面倒でもパッチテストをした方が良いようです。
次に多いのが白髪染めを使うことによる頭皮のかゆみです。白髪染めをつけている間から頭皮がかゆくなる・熱くなるなどの症状があったら、すぐに白髪染めを洗い流すようにした方が良いでしょう。
もっとも多いのが白髪染めを終え、染髪料を洗い流し、翌日になった頃に頭皮が乾燥し、かゆくなって、場合によっては頭皮が剥けてしまうことです。白髪染めは頭皮に負担がかかり、少量でも洗い残しが頭皮に残っていたら、このような症状が起こる可能性があります。
白髪染めは美容院でやれば頭皮にやさしい?
よく聞く話は、「美容院ならば市販の自宅用白髪染めに比べて、頭皮にやさしい白髪染めを使って、プロが染めてくれるので、頭皮にやさしい」というもの。これは必ずしも間違っていないですが、私自身の体験から言えば「絶対正しい」というわけではありません。
私は、自宅ではメンズビゲンを使って白髪染めをしていますが、これまでにアレルギー反応や染めている間に頭皮がかゆくなる・熱くなるなどのトラブルはありません。ところが、美容院では染めている間に頭皮が熱くなり、そのまま我慢して白髪染めをしてしまったのですが、翌日に頭皮がボロボロと剥けてしまったことがあります。「ハゲなくて良かった・・・」と心の底から思いました。
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つまり、美容院で使用している白髪染めの染料にも種類があり、それが身体に合うか合わないかも個人差があり、さらに言えばそれを使用する美容師の技術にも優劣があるということです。
また美容院で白髪染めをすると料金も高いので、自宅で自分で白髪染めをしたいと思う人も少なくないでしょう。実際私は前述のように自分で染めています。
何れにしても、自分の身体に合った白髪染めを探し、それを使用するようにすれば良いでしょう。
白髪染めで頭皮にかゆみが出るのを防ぐ方法
白髪染めをしている間に頭皮がかゆくならなくても、染髪料を洗い流して、翌日になって頭皮がかゆくなることがよくあります。これは多くの場合、微量の染髪料が頭皮に残っていて、それがかゆみの原因となっています。
したがって、かゆみが出るのを防ぐ方法は明らかで、「染髪料をしっかり洗い流すこと」に尽きます。私の場合、経験上、お湯でしっかり洗い流し、その後にシャンプーを使って洗い流しても、まだ染髪料が残ってしまっています。そのため、シャンプーを2回使って流します。
もちろんシャンプーが2回よりも3回の方がさらに染髪料を流せることは間違いないですが、シャンプーの回数が多くなるほど、頭皮にある皮脂を取り過ぎてしまい、頭皮が乾燥しやすくなり、かえって頭皮がかゆくなります。シャンプーを2回でもそれなりに負担がかかっています。
望ましくは、しっかりお湯ですすぎ、その後に2回のシャンプーで流し、さらにシャンプーが残らないようにしっかりお湯で流した上で、頭皮に潤いを与える薬用スカルプトニックなどをつけると良いでしょう。
私は資生堂プロサイエンス薬用スカルプトニック(乾燥肌用のDr-7N)を使用しています。
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まとめ
白髪染めによる頭皮のかゆみに悩む方のために、実体験に基づく対策をご紹介いたしました。ご参考になれば幸いです。
湿度が高い梅雨から夏は問題ないのに、空気が乾燥してくると頭皮が乾燥し、フケが増えてくることがあります。それはシャンプーが原因かもしれません。こちらの記事「頭皮が乾燥して痒い・フケが増える シャンプーに注意!」をご覧ください。
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