ぐっすり寝て朝起きたら、同じ部屋の人に「いびきがうるさくてよく眠れなかったよー」と言われてショックを受けることがあります。自分がいびきをかくことを知っていれば、どうにかしていびきを防止したいものです。また普段はいびきをかかないのに、旅行や出張などで他の人と相部屋で寝た時に急にいびきをかいてしまうこともあります。
いびきで他の人に迷惑をかけないように、いびきの原因を知り、いびきを防止しましょう。
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いびきの原因をチェックしましょう
いびきとは、上気道が狭くなった状態で呼吸をした時に、出入りする空気により上気道などが振動して出る音のことを言います。一般に睡眠時にいびきをかいてしまい、それを悩んでいる人が多いようです。
いびきの原因としては以下のようなものがあります。
1.鼻が詰まって口呼吸になっている
花粉症や風邪などいろいろな原因で鼻が詰まってしまうことがあります。そうなると寝ている間に口が開き、舌が落ち込みやすく、上気道が狭くなり、いびきをかくことが多くなります。
2.疲れがひどい
スポーツや仕事で疲れがひどい場合は、舌の筋力が落ちて上気道が狭くなり、いびきをかくことがあります。
3.飲酒
飲酒により酔いが回って眠ると、舌や喉まわりの筋肉が弛緩し、上気道が狭くなり、いびきをかくことがあります。
4.肥満
肥満により喉まわりに脂肪がつくと、上気道が狭くなり、いびきをかきやすくなります。肥満はいびきだけでなく、様々な疾患の原因になります。
5.形態的なもの
人それぞれ顔や身長、形が異なるように、上気道まわりの形も人それぞれです。そのため、いびきをかきやすい構造になっている人もいらっしゃいます。
いびきを防止する方法は?
前述のいびきの原因を理解し、まず自分がどれに該当するのかチェックしてみましょう。それぞれの原因を解消できるように対策をとりましょう。
1.鼻詰まりに対しては、花粉症、風邪などの鼻詰まりの原因を解決しましょう。
2.疲労に対しては、十分な栄養と休養をとることが最も重要です。
3.飲酒は、量が多くならないようにし、さらに飲酒する時間を就寝する時間よりもできるだけ早くし、飲んですぐに眠ることがないようにすると良いでしょう。
4.肥満については、糖質制限ダイエットなどで体脂肪率を下げることが必要です。ダイエットは多くの人が挫折しますが、強い意志があれば必ず成功します。
5.形態的なものが原因であるか否かは、病院で診察を受けて、医師の意見を聞きましょう。
またこれらの根本的な防止方法とは別に、枕の高さを変える、横向きに寝るなどの方法も試してみる価値がありそうです。
いびきを急にかくようになるケース
日常的にいびきをかいている人は、家族などの指摘によって自覚することが多いでしょう。しかし、飲酒によっていびきをかくかどうかは、自宅で晩酌として飲まないと気がつかないこともあります。
また疲労困憊して、外出先で相部屋で眠った場合は、いびきをかいてしまうこともあるかもしれません。
一番注意したいのは、脳梗塞などによる意識障害になった時のいびきです。もっとも意識障害になってしまうと自分自身ではどうにもならないですが、誰かがいびきをかいて寝ている場合、いつもはいびきをかかない人の場合は要注意です。
まとめ
いびきで悩んでいる人は少なくありません。原因を調べて、防止方法を実践してみましょう。
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