最大瞬間風速とは?風速を目安に危険を想定!時速に換算する方法も紹介!

風速アプリ 天気・気象

毎年、日本には台風が来襲し、強風による被害が発生します。風の力は恐ろしいですね。風の強さについては一般に風速で表しますが、「風速20m/s」と言われてもわかりにくいですね。実はこれは時速に換算するとその強さがもっとイメージしやすくなりますので、以下に紹介します。

特に台風の平均風速と最大瞬間風速がどのレベルになるのかによって、被害の状況が変わってきます。これらを目安に危険を想定しておきましょう。

また風は日本でも毎日場所によって強さが変わりますし、時間によっても変わります。特定の場所の風の強さを簡単に調べられる風速アプリについても紹介します。

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風速と最大瞬間風速とは?

風速とは、文字通り風の速さです。風とは空気が移動する現象ですので、空気が移動する速度ということです。日本では一般に秒速(m/s)という単位で表します。国際的にはノット(kt)が用いられています。

風速は通常は風速計という計測器で測ります。測り方は、地上約10mに設置して計測します。都市部などで地上10mに風速計を設置できない場合は、数10mに設置して測定することもあります。

風の強さは時々刻々と変化しますので、気象観測では風速計で測定した10分間の平均風速を「風速」としています。3秒間の平均を瞬間風速、平均風速の最大値を最大風速、瞬間風速の最大値を最大瞬間風速と言います。

一般に最大瞬間風速は、(平均)風速の1.5倍程度になることがあります。

風速を時速に換算する

風速がわかり難い原因の1つは、秒速で表されているためです。風速を時速に換算するとずっとイメージしやすくなります。

時速は1時間に進む距離、1時間は60分✕60秒=3,600秒、1kmは1,000mですので、以下のようになります。

[時速(km/h)]=[風速(m/s)]✕3600(s)÷1000(m)=[風速(m/s)]✕3.6

つまり、風速を3.6倍すると時速になります

例えば、風速20m/sならば72km/hということになります。これは風が吹いていない時に、自動車で高速道路を72km/hで走行した時に受ける風の強さです。非常に強い風であることがすぐにイメージできるでしょう。


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風速を目安に危険を想定する

それでは平均風速(m/s)と目安に風の強さをいくつかに分けて説明します。以下、平均風速の単位は(m/s)ですので省略します。平均風速を1.5倍すればおおよその最大瞬間風速も予想できます。

平均風速1〜5未満

前述の換算式から、時速3.6〜18km/hに相当しますので、歩いたり走ったりした時に顔に受ける程度の風の強さです。心地よい程度のそよ風と言ってよいでしょう。

平均風速5〜10未満

時速18〜36km/hに相当しますので、自転車で普通に走っているスピードからかなりスピードを出している程度のスピードです。強い風と感じ始める程度の強さです。

平均風速10〜15未満

時速36〜54km/hに相当しますので、自動車で一般道を走行する程度の風です。
ここまで強くなると風に向かって歩き難くなり、傘はさせません。
樹木全体が揺れ、電線が揺れ始めます。
屋根瓦などがはがれるものがあります。

平均風速15〜20未満

時速54〜72km/hに相当しますので、一般道の制限速度を超える程度のスピードで自動車で走行するイメージです。
風に向かって歩くことはできなくなり、転倒する人も出ます。高所での作業は危険です。
電線は鳴り始め、看板やトタン板が外れ始めます。
自動車で高速運転中に横風と受けると大きく流される感覚が大きくなります。

平均風速20〜30未満

時速72〜108km/hに相当しますので、高速道路を走行する車のスピードのイメージです。
何かにつかまっていないと立っていられません。
飛んできたものがぶつかって怪我をする危険があります。
自動車は通常の速度で運転するのが困難になります。
平均風速25以上では走行中のトラックが横転する可能性があります。
木が倒れたり、看板が落下・飛散する恐れがあります。
屋外に出ることは危険です。

平均風速30以上

時速108km/h以上に相当しますので、非常に危険です。
35以上になると多くの樹木や電柱・街灯が倒れることがあります。
ブロック塀も倒壊するものがあります。

ここまで来ると、想像することも難しいほどの風の威力です。
これらは平均風速ですので、最大瞬間風速はもっと大きな数値になります。

実際の台風でどのぐらいの強さの風が吹き、どのような被害が出ているのかを知るために、2018年の台風21号の例についてこちらの記事「台風による被害を過去の事例から学ぶ!被害を防止するために」で紹介していますのでご覧ください。この時は、関西国際空港で58.1m/sを記録しています。時速に換算すると209km/h以上ですので、極めて危険な状態です。

風速アプリを活用しよう!

全国の風速を知ることができるアプリとしては、メジャーな「Yahoo!天気」アプリがおすすめです。これは雨雲レーダーなどの便利な機能もありますし、天気予報全般の情報をチェックできますし、無料なのでインストールしておいて損はないでしょう。

スマホで「Yahoo!天気」アプリを起動すると、以下のような画面になります。

風速アプリ
画面右下の[メニュー]ボタンをタップすると以下のような画面になります。

風速アプリ
このメニューの中から[アメダス]をタップします。すると以下のような画面になりますので、画面上部のタブの中から[風]をタップします。

風速アプリ
このままではほぼ日本の広域の地図ですので、地図の左上にある[+]ぼたんを数回タップして確認したい地域を拡大します。地図の下に風速を色分けしているチャートが表示されていますので、この色と地図上の矢印の色で各地域の風速を確認できます。また矢印の向きで風向きを確認できます。

風速アプリ
前述の風速の目安から、風の強さをイメージできるでしょう。

まとめ

風速と最大瞬間風速の意味、風速を目安として風の強さを解説しました。風が強くなる日には参考にするとよいでしょう。

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