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Apple Watchの充電が80で止まる!100にならない!途中で止まる原因は?バッテリーを長持ちさせるには?

Apple Watch

Apple Watchを使い始めてしばらくすると、使用状況によっては、フル充電しようとしても80%程度までしか充電できなくなることがあります。

これはなぜでしょうか?

「アップルウォッチがフル充電されない!充電できない」と慌てないように、以下にその仕組とフル充電できるようにする方法を紹介します!

これは「バッテリー充電の最適化」という機能によるもので、Apple Watchのバッテリーを長持ちさせる(寿命を伸ばす)ための仕組みです。

そのため、少しでもApple Watchのバッテリーの消耗を防ぎ、長く使えるようにするためのコツについても紹介します!

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Apple Watchの充電が80で止まる!100にならない!途中で止まる原因は?

Apple Watchは賢いので、フル充電してから次に充電をするまでの間のバッテリー残量の変化を記録しています。

この記録から、同様の使い方をした場合に、必ずしもバッテリーを100%までフル充電しなくても大丈夫と判断したら、最大充電量を75-80%程度に制限します。

これが「バッテリー充電の最適化」という機能です。

Apple Watchを購入し、通常の手順でセットアップすると、この「バッテリー充電の最適化」機能はオンになっているため、自分で設定した記憶がなくても、自動的に最大充電量が制限されます。

最大充電量が制限されている状態では、Apple Watchの充電時に上の写真のように、画面に80%程度までしか充電されないというイメージのインジケーターが表示されます

このインジケーターが表示されている状態では、Apple Watchを充電器にセットし続けても、80%程度以上には充電できません。

フル充電する!バッテリー充電の最適化の解除

普段の生活パターンで、Apple Watchのどれぐらいの電力を消費するのかは、人それぞれです。

しかし、その日の予定によっては、いつもよりも電力を消費する可能性が高く、80%程度しか充電できていないと不安に感じることもあるでしょう。

例えば、出張などでいつもよりも早い時間に家を出て、かなり遅い時間に帰宅し、その間、どこかで充電することも難しいというケース。こんな日は、念のために100%のフル充電をしてから家を出たいですね。

こんな時に使える「バッテリー充電の最適化」を解除する方法を2つ紹介します!

【充電器にセットした状態での解除方法】

Apple Watchを充電器セットして充電を開始すると、充電リングのインジケーターが表示されます。

「バッテリー充電の最適化」が設定されている状態では、80%付近までしかインジケーターがありません。

このインジケーターの中にある「稲妻マーク」をタップすると、[今すぐフル充電]をタップできるようになり、これをタップすると100%まで充電できるようになります

もちろん、100%に達する前に充電器から外してしまえば、その時点までの充電量になります。

【充電器にセットする前の状態での解除方法】

Apple Watchの設定アプリから、[バッテリー]>[バッテリーの状態]>「バッテリー充電の最適化」と進んでボタンをオフにすることで、「バッテリー充電の最適化」機能をオフにすることができます

[明日までオフにする]と[オフにする]から選択することができます。

特に問題なければ、[明日までオフにする]を選びましょう。

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「バッテリー充電の最適化」でバッテリーを長持ちさせる

冒頭で述べましたように、「バッテリー充電の最適化」機能は、Apple Watchのバッテリーを長持ちさせるためにあります

Apple Watchのバッテリーは、リチウムイオン電池というタイプのバッテリー(電池)を搭載しているのですが、リチウムイオン電池の特性として、100%まで充電すると劣化が促進されます。

つまり、100%まで充電せずに、80%ぐらいまでの充電にとどめておいた方が、バッテリーが長持ちするということです。

また完全放電(充電率0%)にしてしまうと、著しくリチウムイオン電池が劣化することも知られています。そのため、あまりに充電の残量が少なくなるところまで使用しないで、充電した方がバッテリーが長持ちします。

Apple Watchの場合、電池残量が10%になると低電力モードに移行し、機能が制限されます。

低電力モードになると不便ということもありますが、バッテリーの寿命を縮めないようにするためにも、そこまでバッテリー残量を減らさない方が良いということになります。


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Apple Watchのバッテリーの劣化を防いで寿命を伸ばすコツ

リチウムイオン電池の特性として、使用して充放電を繰り返せば、必ず劣化します。これはリチウムイオン電池に限らず、ほぼすべての充電式電池に共通した特性です。

したがって、永遠に使い続けることはできません。一般的には3年ぐらいがバッテリー交換のタイミングの目安とされているようです。

実は、年々リチウムイオン電池の性能も向上し、耐久性も高くなり、新しいモデルに搭載される電池ほど容量にも余裕があるようです。

つまり、「3年が交換の目安」と言っても、最新のモデルほど1日1回の充電で無理なく使える期間は延びている印象があります。

それでも、前述のようなリチウムイオン電池の劣化を促進するような使い方と、以下に述べるような劣化を防ぐコツを意識した使い方ではかなりの違いが出るはずです。

私もこれまでに3回Apple Watchを買い替えて使い続けていますが、買い替えたくなるもっとも大きな理由がバッテリーの劣化です。

1日2回充電しないとバッテリー残量が心配になる程度に劣化すると、費用をかけてバッテリー交換するよりは、下取りを利用して新しいApple Watchに買い替えました。

したがって、バッテリー寿命を伸ばす丁寧な使い方をして、バッテリー交換のタイミングを3年から4年あるいは5年に伸ばすことができれば、大きな意味を持つことになるでしょう!

以下、Apple Watchのバッテリーの劣化を防いで寿命を伸ばすコツを記します!

100%まで充電しない&10%以下まで放電させない

すでに上で述べたことですが、Apple Watchのバッテリーを100%まで充電しないこと、10%以下まで放電させないことが極めて重要です。

「バッテリー充電の最適化」機能はオンにしておきましょう。

また低電力モードに移行したら、できるだけ電源をオフにして、それ以上バッテリー残量を減らさないようにしましょう。

高温になるところに放置しない

Apple Watchのリチウムイオン電池は、高温の場所に放置すると著しく劣化します。

自動車のダッシュボードなどや、真夏のエアコンが入っていない車内は、かなり高温になります。そのような場所にうっかりApple Watchを放置しないようにしましょう。

通知を減らす

80%程度の充電では、1日バッテリーを持たせることに不安を感じるようでしたら、iPhoneのいろいろなアプリからの通知を減らしましょう

本当に必要な通知はオンにしておいた方が良いですが、必ずしも必要でなかったり、むしろ邪魔に感じるような通知も何となくオンのままになっていることが多いです。

通知の度に画面が点灯し、振動で知らせてくれますので、案外電力を消費します

アプリのバックグラウンド更新をオフにする

アプリのバックグラウンド更新」がオンになったまま使っている人が多いです。

本当に必要なアプリだけオンにして、必ずしも必要でないアプリはオフにするとバッテリーの駆動時間を節約できる場合があります。

表示画面の明るさを落とす

表示画面の明るさの設定は、消費電力に直接関係してきますので、少しでも明るさを落とすことができれば、バッテリーの持ちを長くすることができます。

もちろん、使いにくくなるほど暗くしてしまったら、何のために使っているのかわからなくなりますので、無理のない範囲で明るさを調節しましょう。

上位機種なら「常にオン」機能をオフにする

Apple Watch 10などの上位機種には、画面を真っ暗にせず、常に時刻等を読み取れるようにする「常にオン」機能があります。

この機能により、通常の腕時計のように常に文字盤の時刻を読み取れますので、私はこの機能が気に入っています。

そのため、私は「オン」にしていますが、これを「オフ」にすると、かなり消費電力は節約できます

数年使用してバッテリーの劣化が進んできた場合は、これを「オフ」にすればかなりバッテリーの持ちが良くなるでしょう。

私は、これを「オフ」にするくらいならば、買い替えを考えますが・・・

*Apple Watch 10は、高性能&高機能で魅力的です!


最安モデルはApple Watch SEです!


Apple Watchの充電・低電力モードについて知っておきたいことをこちらの記事で紹介しています!

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