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ESTAのグループ申請のデメリットは?個人の違いは?ありがちな間違いは?

ESTA

米国に旅行に行くためにはESTAの申請をする必要があります。申請はインターネット経由でESTA申請公式サイトから簡単にできます。

その申請方法には「グループ申請・家族申請」と「個人申請」があります。その違いは何でしょうか?どちらで申請すれば良いのでしょうか?以下に紹介します。

▼ESTAの疑問についてはこちら▼
ESTAの申請・有効期限などの疑問について解説します!

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ESTAの申請でグループと個人の違いは?

ESTAの公式サイトから申請をする際に、「グループ申請・家族申請」と「個人申請」の違いは、前者の方がまとめて申請できるという点が違います。

このように書くと、例えば家族全員の分などをまとめて申請する際に、「グループ申請・家族申請」の方が非常に便利と考えがちですが、実は「費用を一括決済できる」程度のメリットしかありません。

これはよく考えるとある意味当たり前です。なぜならESTAは米国に入国する際に必要な公式なシステム(ビザ免除プログラムを利用して渡米する旅行者の適格性を判断する電子システム)であり、申請時にパスポートに記載の情報や適格性に関する質問に正確に答える必要があります。

これはESTAを申請する人の全員が正確に入力する必要があるため、それらの作業を省略することはできないからです。

「個人申請」の場合は、必要事項を入力し、費用をクレジットカードでそれぞれ支払うことになりますが、グループ申請の場合は代表者が一括して費用を決済すれば済みます。つまり、クレジットカード情報を人数分入力するよりも、一括して決済すれば1回入力すれば良いので、それだけ手間が減るということになります。

また「グループ申請・家族申請」では、全員の申請を同時に行わなければなりません。同時申請する人の全員が、必ずしも同じ旅行日程である必要はありません。

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ESTAの申請でグループより個人の方が良い?

前述のように「グループ申請・家族申請」では、全員分の費用を一括決済すれば良いので、カード情報を入力する手間が1回で済むというメリットがあります。

しかし、実際にESTAの申請をやってみると分かりますが、自分のクレジットカード情報を入力することはネットショッピングなどでも何度も経験しているので、それほど大変ではありません。むしろクレジットカード情報以外の入力項目を正確に入力する方が神経を使います。

また初めてESTAを申請する時は、必要事項を入力する作業に案外時間がかかります。パスポート番号など重要事項を誤入力して申請してしまうと、後で修正できずに、再度、費用を支払って申請しなければならず、慎重になるからです。

2人目や3人目を入力する時には徐々に慣れてきますが、全員分入力しないと「グループ申請・家族申請」できませんので3人以上になるとかなり疲れます。

ESTA申請の公式サイトには、「ESTA申請書の記入にかかる平均時間は約23分です」と記載されています。これが例えば3人分となると、約1時間9分ということになります。その間にずっと画面に向かって入力作業をしなければなりませんし、万が一インターネットの接続が切れてしまってもやり直しになりますので、3人以上のグループ申請はかなり大変な作業であるということもがわかるのではないでしょうか?

その点、個人申請であれば、1人分の情報を入力し、申請すれば、一旦、そこで作業を中断し、場合によっては翌日以降に2人目以降の申請をしてもまったく問題ありません。

したがって、個人申請の方が案外楽な印象があります。家族など、複数の人の申請をしなければならないとしても、必ずしも「グループ申請・家族申請」をしなければならないということはなく、個人申請をそれぞれ行えば良いでしょう。

ESTAグループ申請のデメリットまとめ

以上のようにESTAグループ申請にはデメリットもあり、まとめると次のようになります。

1.申請時にグループ全員の入力を完了するまでオンラインで手続きを行わなければならず、人数が多いほど時間がかかる。目安は「23分×人数」で、かなり大変。

2.「費用を一括決済できる」程度のメリットしか無い。

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ESTAの申請をグループで行った時にありがちな間違いは?

グループ申請については、以下のような事例がよくあります。

1.全員分を入力し終わらないでグループ申請してしまった。

ESTAの申請を初めて行う時は、申請画面の操作もよくわからないことも多いでしょう。そのため、最初の1人分を入力しただけで誤ってグループ申請してしまうこともあります。それでも申請内容に問題がなければ、その1人分は承認されます。つまり、1人分でもグループ申請できます。残りの人の分は、別途申請すれば問題ありません。

2.申請結果の通知先をそれぞれのメールアドレスにしてしまった。

グループ申請の場合にも、それぞれの申請結果の連絡先としてメールアドレスを登録します。これはグループ申請ならば、申請を行った代表者のメールアドレスに統一することが推奨されています

それぞれ別のメールアドレスに連絡が行くようにしてしまうと、申請結果の確認に手間とタイムラグが生じるので面倒になりますし、いずれかのメールアドレスに迷惑メール対策のフィルタリングがされていて、メールが届かない場合はトラブルとなりやすいです。

申請状況は、公式サイトで申請番号から照合することができますので、必ず控えておくようにしましょう。承認後は公式サイトでパスポート情報を入力すれば確認できます。

まとめ

ESTAのグループ申請と個人申請の違い、グループ申請でありがちなトラブルについて紹介しました。米国入国に必要な重要な手続きですので、ミスの無いように、慎重に行いましょう。

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