東京駅から出発する房総特急列車「わかしお」。初めて乗車する方は、もしかしたら少々戸惑うかもしれません。
ホームはかなり離れた場所にありますし、在来線と同じホームから出発する特急列車なので乗り方も知らないと分かりにくいためです。
わかしおに乗る時に知っておくと便利なポイントを紹介します。
東京駅のわかしおのホームは?
房総特急列車「わかしお」は、ホームは東京駅の「地下京葉線のりば」にあります。京葉線は、東京駅から千葉県の蘇我駅を結ぶ路線で、ディズニーランドのある舞浜駅を通過するため、多くの人が利用しています(*舞浜駅には停車しません)。
この京葉線のホームが、他の路線のホームからはかなり離れたところにあり、動く歩道などを使用しても比較的速く歩いて10分程度かかると考えておいた方が良いでしょう。特に総武線・横須賀線のホームがもっとも離れており、注意が必要です。
京葉線のホームエリアに行くと、電車の出発ホームの案内が電光掲示板で表示されます。
東京駅でのわかしおの乗り方は?Suicaは使える?
私は首都圏に住んでいますので、通常はSuicaでJR東日本の電車に乗ります。山手線などで東京駅に着くと、歩いて京葉線のホームまで行き、わかしおに乗ります。
わかしおは、普通の在来線の電車と同じホームから出ますので、そのまま車両に乗り込めてしまいます。
特急券などをどうすれば良いのか心配になりますが、車内を車掌が検札に回ってきますので、その時に目的地を伝え、Suicaで車掌の持っている機器にタッチすれば支払いが簡単にできますので心配いりません。
東京駅内では「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)があるので、ビューカード付Suica(ビュー・スイカやJALカードSUICAなど)を持っていると便利ですね!
もちろん現金でも支払うことは可能です。ちなみにホームより2つ上の階にある券売機で特急券のみを事前に購入しておくことも可能です。
始発駅ということもあり、出発の10分ぐらい前から車内に入れますので、その前から並んでいた方が良いでしょう。
特急わかしおのトイレとコンセントは?
車内は中央の通路を挟んで両側に2列ずつのシートになっています。トイレ、洗面所、ゴミ箱が装備されている車両ですので快適です。残念ながらシートの周辺に電源コンセントはありませんので、車内でスマホの充電などはできません。
特急わかしおの車内で快適にスマホを使うには、モバイルバッテリーを持っていくと安心ですね!
東京駅からのわかしおにお得な料金で乗る方法
東京駅から出発するわかしおにお得な料金で乗車する方法は、少なくとも2つあります。
一つはJR東日本の「えきねっと」を利用して、インターネット経由で指定席特急券を買う方法です。利用日の1ヶ月前の10:00から予約可能で、何と発車の6分前まで予約できます。
予約は指定席特急券のみなのですが、「えきねっと トクだ値」が適用されれば自由席特急券よりもお得です。スマホでインターネット接続すれば、乗車する時間に近くなってからでも十分に間に合うでしょう。
ただし、予約した指定席特急券を受け取るには、駅の券売機で受け取らなければならないのでホームに行く前に忘れないようにしましょう。
東京駅からのわかしおで弁当を食べる
私は、東京駅から11:00発の「わかしお7号」に乗る時は、いつも東京駅の有名な駅弁のお店「祭」でお弁当を買います。日本中の有名な駅弁を販売している魅力的なお店です。
毎回違う駅弁を買って、地道に日本制覇を目指しています。この駅弁屋についてこちらの記事で紹介しています。
わかしおでは車内販売が無く、弁当だけでなく、飲み物が欲しい場合でも、乗車前に駅で買う必要があります。
「おーいお茶」や「コカ・コーラ」などのいくつかのメジャーな飲み物は、実は東京駅の自動販売機やKIOSKで買うよりも、京葉線の乗り場の近くにある「成城石井」で買うと少しだけ安いです。もちろん飲み物だけでなく、いろいろなものが売られています。
しかし、各車両の先頭部分のシートは、前席がありませんので、テーブルが遠く、お弁当を食べる場合にはテーブルを使い難いでしょう。
車内でお弁当を食べるならば2列目以降のシートをおすすめします。
わかしおで鴨川シーワールドへ行く
千葉の房総エリアで有名&人気の観光スポットと言えば、トップは鴨川シーワールドでしょう!
鴨川シーワールドへ行くのも「わかしお」は便利です。東京駅から「わかしお」で最寄り駅の安房鴨川駅まで行けます。安房鴨川駅からは無料送迎バスで約10分で鴨川シーワールドまで行けます。東京駅からの所要時間は約2時間です。
千葉・房総の観光スポットについてはこちらをご覧ください!
国内旅行に安く行く方法についてこちらの記事で紹介しています。
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