iPadに映画をダウンロードして、飛行機や新幹線などでの移動中に楽しむ人も多くなっています。
飛行機の座席に付いているモニターに比べて、iPadの方が画質が良いこともあり、魅力的です。iPadに映画をダウンロード&保存して、オフライン&外出先で見る方法について紹介します。
最近は、Amazonプライムビデオのように月額数百円程度で映画が見放題の動画配信サービスもあり、外出中に映画などを鑑賞したい方々に人気となっています。
映画をスマホで観るのもよいのですが、iPadならばiPad、iPad mini、iPad Air、iPad Proなどのラインアップがあり、もっと大きな画面で楽しめます。
大きな画面のiPadほど映画鑑賞では迫力があり、見やすいですが、大きく、重くなるので、どのぐらいのサイズが気に入るのかは好みが分かれるところです。
映画や動画をダウンロード&保存して外出中に鑑賞するためのiPadのおすすめについても紹介します!
*2024/8/9時点で、もっとも安くておすすめのiPadは、いわゆる「ノーマルiPad(第10世代)」です!
モデルチェンジしたばかりですので、価格の割に高性能です!
1つ前のモデル「ノーマルiPad(第9世代)」もAmazonなどで販売中です。
とにかく大きく、最高画質でハイスペックなiPadが欲しいという方には、2024 11インチ iPad Pro M4があります!
iPadで初めて有機EL(OLED)を搭載した注目モデルです!
iPadに映画をダウンロードして飛行機内で鑑賞する
先日、米国出張する時に、機内で隣の席の人がiPadで映画を楽しんでいました。
国際線ですので、飛行機の中で映画を視聴するサービスが利用できるのですが、それを利用せずに自分で持ち込んだiPadで映画を観ていました。
iPadはIPS液晶を使っていて、非常に視野角が広いのですので、隣の席からでもよく見えました。
iPadとiPad Airは10.9インチ、iPad Proは11インチと12.9インチですので、通常の飛行機のシートに装備されているディスプレイよりも大きく、高精細で画質も優れています(*飛行機のエコノミー、ビジネスなどのクラスにもよります)。
飛行機で利用できるサービスに比べると、用意されたタイトルの中から選ばなければならないという制約はなく、自分で観たい映画を予め選んでiPadにダウンロードして持って行けますし、ディスプレイの画質も良いので魅力的です。
最近は、このように自分のiPadに映画をダウンロードして、オフラインの機内で楽しむ人が増えています。
これは飛行機内だけでなく、新幹線や在来線の電車などでも使えますし、もちろん、移動中だけでなく、それ以外の空き時間などにiPadで映画を鑑賞するという楽しみ方はアリです。
AmazonプライムビデオからiPadに映画をダウンロードする方法!
iPadに映画をダウンロード&保存するためには、映像配信サービスを利用する方法が便利です。DVDやブルーレイなどと異なり、インターネット経由で簡単にiPadにダウンロードして視聴できるからです!
映画などをダウンロードするとそれなりの容量がありますので、パケット代が心配になるかもしれませんが、自宅のWiFiを利用してダウンロードすれば通常はパケット代がかかりません(*インターネット回線の契約条件によります)。
Amazonプライムビデオは断然お得!
現在、複数の動画配信サービスがありますが、断然おすすめなのはAmazonプライムビデオです!
Amazonプライムビデオ(Prime Video)は、プライム会員特典として利用できるサービスです。プライム会員の会費は、年間プラン5,900円(税込)または月間プラン600円(税込)です(*2024年1月12日時点の情報)。
プライム会員になると、プライムビデオが利用できるだけでなく、アマゾンでのショッピングでいろいろな優遇制度がありますし、書籍、マンガ、雑誌が読めるプライムリーディング(Prime Reading)、音楽が聴けるAmazon Music Primeなども利用できます。
動画配信サービスで月額プラン600円と考えても最安レベルですし、その他の特典も考えれば衝撃の安さです!
最近は、プライムビデオ独占配信のボクシング中継やオリジナルのコンテンツもありますので、まず最初に利用してみたい動画配信サービスですね!
Amazonプライムビデオで無料でダウンロード!容量は?保存できる?
Amazonのプライム会員には、「30日間無料体験」というサービスがあります(*2024/1/12時点の情報です)。これに申し込めば、30日間はプライム会員特典がタダで利用できますので、プライムビデオも利用できます。
実際に申し込んでプライムビデオのサイトに行くと、会員特典で無料で見放題の映画などのコンテンツが多数あります。好きな映画を観てみましょう!
無料で見放題の映画を選んでクリックすると、その映画を「今すぐ観る」の再生開始ボタンがあるページが開きます。その再生ボタンの右側にダウンロードアイコンがある映画は、それをクリックすることでiPadへダウンロードできます。
実際に映画をiPadにダウンロードする前に、Prime VideoアプリをApp Storeからダウンロードしてインストールしておくと良いでしょう。
無料ではない映画は、それぞれの映画の再生ボタンの右側にある「その他の購入オプション」ボタンからレンタルや購入ができます。レンタルや購入した映画も、同様にダウンロード&保存できます。
iPadにダウンロードするためには、ストレージにその分の空き容量が必要になります。ほとんどの映画が複数の種類の画質で提供されていて、ほとんどがHD(高画質)とSD(標準画質)です。コンテンツによってはUHD画質のものもあります。高画質になるほど容量が大きくなります。
また映画の長さによって容量も異なるので一概には言えませんが、1つの目安として以下の映画のダウンロード後の容量について記しておきます(*Prime Videoアプリで確認できます)。
映画「余命10年」:2時間5分、HDは2.3GB、SDは495.5MBです。
実感としては、iPadの画面サイズならばSDでもかなりきれいに観られます。容量に余裕がなければ、SDでダウンロードしても良いでしょう。
ただし、購入し、テレビやパソコンなどのより大きな画面で観る可能性があるならば、断然HD以上の画質がおすすめです。
プライムビデオの画質が悪い!画質設定は?
アマプラで観たい映画などをダウンロードし、Prime Videoアプリで視聴した時に、画質が悪くでガッカリすることがあります。
ダウンロードする際の設定で画質をHDなどの高画質にすることができるのですが、やり方がわかりにくくて、「HDにならない!」なんて怒ってしまうことも。
Prime Videoアプリの[設定]>[ストリーミング再生・ダウンロード]>[ダウンロード品質]と進んで、画質を[高]あるいは[最高]とすれば高画質で楽しめます。
何でやり方がわかりにくいのかというと、[設定]アイコンが普段は隠れているためです。
ダウンロードしたいコンテンツを選び、タップしてダウンロードできる画面を開いたら、右上の人の絵のアイコンをタップします。すると2つ左側のところに[設定]アイコンが表示されます。ここからは、上記のような手順でダウンロードの画質を設定できます!
Amazonプライムビデオを飛行機内で見る
iPadにダウンロード後は、もちろんオフラインでPrime Videoアプリで観ることができます!
前述しましたように、実際に映画をiPadにダウンロードする前に、Prime VideoアプリをApp Storeからダウンロードしてインストールしておくと良いでしょう。
Prime Videoアプリを起動すると、画面下右側に「ダウンロード」アイコンがありますので、これをタップすると、ダウンロードした映画などのコンテンツを一覧できます。
WiFi環境下で、ダウンロードしたコンテンツが問題なく見れることを、最初の部分を少し見て確認しておくと安心できます。旅行に出た後に見れなかったりするとガッカリしますので。
ただし、レンタルの場合は、視聴開始から返却までの期間が決められているものがありますので、そのようなコンテンツは視聴開始のタイミングに注意しましょう。
海外出張で日本以外の国に行く場合は、日本で無料でダウンロード&視聴できたコンテンツが、同じような条件でダウンロード&視聴できないことがあります。
2023年米国に言った時も、無料で視聴できた邦画が、米国内では無料でダウンロードできなかったことがありました。行きの飛行機内だけでなく、帰りの飛行機内で観る映画までダウンロードしておくと安心です。
ただし、海外でiPadをインターネットに接続すると、その際のIPアドレスから海外に居ることが検知されてしまうので、日本国内で事前にダウンロードしておいた邦画も制限がかかってしまい、観られなくなることがあります。
U-NEXT・NetflixからiPadに映画をダウンロードする方法!
Amazonプライムビデオ以外のサービスとしては、以下のようなものがあります。
dTV
NTTドコモが提供する動画配信サービス。NTTドコモユーザー以外でも利用できます。月額500円(税抜)で見放題です。
Netflix
月額800円のプランからあります。NETFLIXオリジナル作品もあり、ここでしか観られないコンテンツもあります。
U-NEXT
まずは「31日間無料トライアル」というものすごくお得なサービスがありますので、これに申し込んでみると良いでしょう。実際に利用してみればメリットとデメリットもすぐにわかります!
*本ページの情報は2024年1月12日時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
便利なサービスが多くなりましたね。
iPad!映画・動画を見るためのおすすめの機種は?
どのiPadが良いでしょうか?チェックポイントは以下です。
1. 画質
2. ストレージ
3. サイズと価格
最初に結論を書くと、価格が高いiPadほどスペックが優れています。したがって、画質・ストレージなどの点で優れたiPadが欲しければ、予算の許す範囲内で上位機種を選ぶということになります。
しかし、ハイエンドモデルのiPad Proは11万円以上しますし、またサイズも大きくなりますので、好みに合わせて手頃なものを選ぶと良いでしょう。
最安モデルのiPadでも十分に高画質な映像が楽しめます!
前述の主なチェックポイントについて解説します。
iPadでは映画の暗いシーンが見えない?画質の違いは?
かなり真剣に映画を鑑賞する方の中には、「iPadでは映画の暗いシーンがよく見えない」と感じる方もいるようです。
iPad Proを除けば、現在販売中のすべてのiPadは、エッジライト式のバックライトが搭載されています。
この方式では、液晶パネルの背面側からバックライトが一様な明るさで照らしていて、液晶の画素の透過率を調整して映像を表示しています。
そのため、映画の最後のエンドロールのように、真っ暗な背景の中に出演者の名前だけ明るく表示されているような映像でも、画面の全体を明るい文字の明るさに合わせてバックライトで照らすことになります。
その結果、真っ暗な部分からわずかに光が漏れて真っ黒ではなく、グレーになってしまいます。これがコントラストを低下させ、暗いシーンの表現力を低下させることになります。
2024年に発売されたiPad Pro M4の11モデルと13インチモデルには、高画質の有機EL(OLED)が搭載されています。他のiPadと一線を画する高いコントラストですので、映画などの暗いシーンの多いコンテンツを視聴するならば最高のモデルです!
1つ前の2022年モデルの12.9インチのiPad Proにのみ、最新のミニLEDバックライト搭載されています。これは1万個以上のミニLEDが液晶パネルの直下に並べられていて、映像の各部分の明るさに合わせてミニLEDの光強度を調節する仕組みです。
映像の真っ暗な部分ではミニLEDを消灯することもできるので、光漏れが無くなり、高いコントラストが実現します。
このようにiPad Proだけワンランク上の高画質です。このように書くと、iPad Pro以外の機種の画質が低いように感じるかもしれませんが、他社のタブレットと比較してもトップレベルの画質であることは間違いありません。
普通に移動中に映画を見るのであれば、満足できる画質でしょう。
参考までにiPadとiPad Air、iPad miniを比較すると、いずれもIPS液晶なので広視野角で、斜めから見ても色がほとんど変化せず、きれいに見れます。
違いは、iPad AirとiPad miniはP3の色域で、iPadはsRGBの色域よりも広色域です。色鮮やかな映像を見るとこの色域の違いがわかります。
また画面表面の反射防止コーティングが、iPad AirとiPad miniの方がiPadよりも優れています。明るい場所で画面を見ると違いがわかるでしょう。
iPadの容量は映画をダウンロードするのに十分?64GBで足りる?
現在販売中のiPadのストレージ容量は、64GB、256GBなどがあります。旧型のモデルでは32GBモデルもあります。
もし現在すでにiPadや他社のタブレット、iPhoneなどを使っているようでしたら、ストレージの使用状況をチェックしてみましょう。自分の使い方では、どのぐらいのストレージを使っているのか、どのぐらいの空きストレージが残っているのかがわかれば、ストレージサイズを決めるのに参考になります。
iOSやiPadの基本アプリなどの容量もありますので、32GBは小さすぎます。それ故に現在は32GBモデルはラインアップされていないのでしょう。整備済み品や中古のiPadを買う時には注意しましょう。
64GBならSD画質の映画を2〜4本ダウンロードして持ち歩くことはできると思いますが、定期的に使わないアプリを削除するなどのメンテナンスをして、空き容量が少なくなりすぎないようにする必要があります。
ある程度以上の空き容量が残っていないと、動作も遅くなる可能性があります。
そう考えると、128GBモデルが欲しいのですが、現在のラインアップにはなく、64GBの次は256GBとなるようです(*iPad Proには128GBモデルがあります)。こんなところにもAppleの商売の上手さを感じますね!
iPadに外付けSSD!データ移行する!
iPadのストレージに余裕があればよいのですが、64GBモデルと256GBモデルでかなり価格差があるなど、126GBモデルが選べない機種もあるので悩ましいですね。
またすでにiPadを使用しているならば、新型のiPadはかなり高額ですので簡単には買い替えられないということもあるでしょう。
1つの解決策は外付けのSSDを使用する方法です!これならば、将来iPadを買い替えるようなことがあっても、そのまま外付けSSDとして利用できます。
外付けSSDもかなり安くなっていて、例えば以下のSanDiskの製品ならば1TBも容量があって1万5千円以下です。iPadの64GBモデルと256GBモデルで悩むのが時間のムダのような気もします。
これを使ってiPad中の写真や撮影したビデオ映像など、容量の大きなデータを外付けSSDに移し、iPadから削除してしまえばかなり容量に余裕ができるでしょう!
iPadから外付けSSDへのデータの移し方などは、以下の動画で紹介されています。
iPadのサイズと価格
大きさは、iPad Proがもっとも大きく、11インチ(446g)と13インチ(582g)です。これだけを持ち歩くならば問題ないのですが、他のいろいろな荷物と一緒にかばんに入れて持ち歩くならば、大きすぎると感じる方も多いでしょう。また価格も168,800円(税込)からと高額です。
iPad Airは、11インチ(462g)で98,800円(税込)から、iPadは、10.9インチ(477g)で58,800円(税込)から、iPad miniは、8.3インチ(293g)で84,800円(税込)からです。
コンパクト&軽量を優先するなら、iPad miniということになります。しかし、映画を観る時の迫力は画面が大きい方が上ということは間違いありません。持ち運べるなら10.9インチの方が映画を観るにはおすすめです。
iPad Airは、サイズとスペック的にはもっともおすすめなのですが、残念なことに以前のモデルに比べてかなり値上がりしました。この価格でも問題ないという方にはおすすめです。
やはり価格を考慮すると、手頃なのは「ノーマルiPad(第10世代)」でしょうか?
1つ前のモデル「ノーマルiPad(第9世代)」も販売中です。
まとめ
iPadで移動中の機内などで映画を視聴する方法について紹介しました。手軽な料金で楽しめますので、利用してみると良いでしょう。
AmazonのKindleの購入履歴・閲覧履歴を削除する方法についてこちらの記事で紹介しています。
PS5でAmazonプライムビデオを観る方法についてこちらの記事で紹介しています。
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