Apple Watch(アップルウォッチ)には「低電力モード」というモードがあります。以前は「省電力モード」という名称でした(*厳密には同じではなく、低電力モードの方ができることが多くなっています)。
これはバッテリー残量が少なくなってしまった場合に便利なのですが、「省電力モードを解除できない!」と慌てる人が少なくありません。
Apple WatchにSuicaを取り込んで利用している人の場合は、Suicaの機能が使えなくなりますので、かなり困ることになるかもしれません・・・。
バッテリー残量が11%以上あれば、サイドボタンを長押しすることで省電力モードから復帰できます。しかし、バッテリー残量が不足していたら、まず11%を余裕で上回る程度まで充電する必要があります。
そんな緊急事態でも困らないように、Apple WatchとiPhoneが両方とも充電できるモバイルバッテリーを持っていると便利です!
さらに詳しく以下で解説します!
*最新のApple Watch 10は、ダブルタップが使えるので便利ですよー!
Apple Watchの充電・低電力モードについて知っておきたいことをこちらの記事で紹介しています!
Apple Watchの省電力モードが解除できない?解除するには?
Apple Watchでは自分で省電力モードに設定することもできます。自分で省電力モードに設定した場合でも、解除の仕方がわからなくて困ることもあります。
しかし、もっとも多いのが自動で省電力モードになってしまい、解除できなくなってしまうパターンです。まずこの場合の解除方法について紹介します。
Apple Watchの省電力モードの解除方法
Apple Watchはバッテリー残量が10%以下になると自動的に省電力モードに移行します。完全にバッテリー切れになってしまうことを防ぐために、このような設定になっています。
したがって、バッテリー残量が10%以下ではすぐに省電力モードに戻せません。まずはApple Watchを充電器にセットして充電しましょう。
10%を少し上回る程度では使っている間にすぐに10%以下になってしまいますので、十分に充電しましょう。
十分に充電した後にサイドボタンを長押しします。しっかり長押しできていれば、Apple Watchの画面にAppleのリンゴマークが表示されて、省電力モードが解除され、通常モードになります。
バッテリー残量が十分にある状態に省電力モードに設定した場合は、サイドボタンを長押しするだけで省電力モードを解除できます。
Apple Watchの省電力モードでできることは?Suicaは?
外出中にバッテリー残量が10%以下になってしまっても、少なくとも腕時計としてしばらく使用できます。
バッテリー残量10%からどれぐらいの時間使用できるのか明確な説明はAppleの公式サイトにもありませんが、実際に体験したところ少なくとも3時間以上は使えました(*諸条件によると考えられますのであくまでも参考までに)。
しかし、残念ながらデジタル時計としての機能以外のその他の機能は使用できません!
Apple Watchをいつも何に利用しているのかにもよりますが、自動的に省電力モードに移行してしまった場合は注意が必要です。
もっとも困るのはApple Watchに取り込んだSuicaなどでしょう。Suicaが使えるつもりでいたら、急に使えなくなっていたら焦りますね。
またカバンの中にiPhoneを入れていて、いつも電話の着信時にApple Watchで気がつくことができたのに、省電力モードではApple Watchに通知が来ないので気がつかない可能性があります。
アラームなどをセットして利用している場合も、アラームが使えなくなるので、大事な用事を忘れてしまうこともあるでしょう。
Apple WatchにSuicaを取り込まない方がいい?Suica付クレジットカードが安全?
Suicaは便利なので、使えなくなると困りますね。上記のように何らかのApple Watchのトラブルがあると、Apple WatchにSuicaを取り込んでいる場合は使えなくなるリスクがあります。
もちろん、そのリスクを理解し合う上で使うことはまったく問題ありません。しかし、そのリスクが怖いと感じる方は、Apple WatchにSuicaを取り込まない方が無難でしょう。
またSuicaは、ビュー・スイカカード、JALカード(SUICA)など、Viewカードとセットになったクレジットカードがあり、これらはJR東日本管内の駅のATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)を利用できるので便利です。提携カードによってはポイント移行などもできますので、これらのクレジットカードとしてSuicaを持っておくのも良い考えでしょう!
Apple Watchの省電力モードの設定方法と活用
Apple Watchの省電力モードでは、前述のようにデジタル時計以外の他の機能が使えなくなるので不便です。
それだけにバッテリー残量に不安があり、しばらく充電ができそうもない時などには、大事な場面で必要な機能が使えるようにまずはバッテリー残量を極力減らさないようにするために利用したいです。つまり、節電モードとして利用するということです。
例えば外出中、バッテリー残量が減ってきて、帰宅後に充電できるようになる前に残量が10%以下になりそうな場合、Suicaなどが使えなくなりますので困ります。
すぐに省電力モードに設定すればバッテリー残量の減少を極力抑えられます。そうすれば実際にSuicaを使う直前に省電力モードを解除し、通常モードに戻せば問題なく使える可能性が高いです(*バッテリー残量によります)。
Apple Watchの省電力モードの設定方法
Apple Watchの文字盤を下から上にスワイプしてコントロールセンターを表示します。次にバッテリー残量のところをタップします。
Apple Watch用の充電器を持ち歩く
前述のようにApple Watchのバッテリー残量が少なくなって省電力モードになってしまうと、機能が制限されてしまいますので困ります。
バッテリー残量が少なくなったら外出中でもすぐに充電できるように、充電器をカバンに入れておくと安心できますね。
ノートパソコンやUSB-C対応のモバイルバッテリーなどを持ち歩いているならば、ケーブルレスのコンパクトな充電器が便利です。
モバイルバッテリー内蔵タイプならば、それだけですぐに充電できます。
まとめ
Apple Watchが省電力モードになってしまうと不便なのですが、バッテリー残量が完全に無くなってしまうことを防ぐためには役に立つモードです。上手に使いこなしましょう!
Apple Watchの充電を忘れた場合の対処方法についてこちらの記事で紹介しています。
*最新のApple Watch 10は、ダブルタップが使えるので便利ですよー!
Apple Watchの充電・低電力モードについて知っておきたいことをこちらの記事で紹介しています!
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